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#068|頭痛が痛い

どうも、コッチーです。
本日も張り切って綴ります。


『頭痛が痛い』という言葉は「二重表現」や「重複表現」の悪い例として度々登場する。

この言葉は本当に間違いなのか。僕はこの言葉が間違いと決めつけられていることにモヤっとした。

実は昨日、ひどい頭痛に苛まれながらも、この文を書きたくなったのでこう呟いた。


『頭が痛い』と言いたい時の『頭痛が痛い』は確かに二重表現であり、間違いだ。人間に『頭痛』という部位は無い。

しかし『この頭痛は酷い』と言いたい時の『頭痛が痛い』は間違っていないと思う。「頭痛」の酷さを「痛い」という言葉で表現するのは自然なことだ。

だから『頭痛が痛い』という言葉を頭ごなしに間違いと決めつけるのは言葉が可哀想だ。

この言葉は使い方によっては間違っていないはずだ。是非とも、あなたの中の二重表現の例文から外すことを検討していただきたい。

というかまず二重表現なんて気にし出したらキリがない沼のような世界なのであんまり気にしないようにしたい。これを見るだけでゾッとする。

いちいち指摘していたら周りから人がいなくなるか、重箱系の人だけが残るかの二択になるだろう。「正しく使えるように意識する」程度の感覚が望ましいのかもしれない。


ちなみに、未だ『ギガが減る』は認められていない。許せていない。流行に乗れないおっさんである。



以上、コッチーでした。

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