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【船旅準備13】祝 118回クルーズ出発!世界一周の船旅 117回乗船者より最新情報!

2023年春クルーズ北回り(114回)
2013年秋クルーズ南回り(81回)
ピースボートクルーズに乗船しました。
世界一周「船旅の準備」「自由行動のヒント」と
YouTubeでは「旅vlog動画」も発信しています!

この記事の動画 ↓

こんにちは!クルーズ船チャンネル Sallyです
2024年8月ピースボートクルーズ118回が16日横浜、17日神戸を出発します。出発をあと2週間後に控えた乗船予定の皆さんに今からでも間に合う準備の動画をお届けします。乗船がまだ先の人も、これまでの動画でお届けしていない内容ばかりですのでぜひご覧ください。


1 お部屋でのこと

<洗濯について>

過去の動画では主に手洗いのご案内をしましたが、ランドリーサービスやコインランドリーを利用されて良かったという声もありました。
今回それらをまとめました。

・ランドリーサービスについて
部屋に用意された袋に衣類を入れて依頼するもの。ホテルなどでよく見かけるのと同じです。昔のより袋は少し小さくなりましたが、衣類をきちんと畳んで詰めれば4日前後の分量は入るようです。
いいのはアイロンが必要なものはかけてくれること。なんと破れたところを縫ってあったという声もありました。
4日で800円、1日200円
毎日の手洗いの作業とどちらが自分に適しているか。

・コインランドリーについて
ランドリー室は各階に1ヶ所あります。洗濯機は大変大きいので相部屋の場合は一緒にまとめて利用していたようです。
洗濯機と乾燥機合わせて700円です。
量の目安ですが、2人分でおよそ週に1回3~4人で4,5日に1回の頻度です。
洗濯機は各階に1つしかかないので利用の順番は、利用中の洗濯機に「次、◯◯号室使います」とメモを貼って予約をします。洗濯機は終了予定時間より7,8分前に止まるそうなのでそのくらいを目安に行くといいとのこと。洗濯機は自動なので終了まで開けることはできませんが、終了してから放置しないよう終了前に必ず取りに行きましょう。過去には盗難の事例もありましたので。また予約のメモを貼っておいてもその人が来ない場合は、順番を抜かしてもよいようです。
*以上の値段は2024年7月現在です。値上がりする可能性もあるのでご注意ください。


・手洗いについて
1日分と言っても、手洗いするのに洗面所を占領します。それに気を使って3、4人部屋で手洗いは極力せず、まとめてコインランドリーを利用した、という声もありました。その場合、百均などで丈夫な大きな袋が売っているのでそれを持って行くといいとのこと。確かに、3,4人部屋で窓なしだと部屋に洗濯物が溢れてしまいそうですね。割り切ってコインランドリーを利用する選択もありですね。
 手洗い方法については、以前の動画で詳しく説明しましたのでここでは簡単に。①洗面所にお湯を溜め石鹸を溶かす。石鹸を使うのは手が荒れないためです。②その日着たものを少し押し洗いし5分程度放置すると汚れが浮き出てきます③それらを2回ほど水で軽くすすぎ絞ってタオルドライして干します
補足
ホテルでもらった小さい石鹸などがあれば持っていきましょう。石鹸を入れるネットもぜひ一緒に。
シャワー室に干すのは相部屋の場合、合意が必要です。できれば他の公共スペースに干すほうが無難です。壁はマグネットが使えるのでフック付きを数個と小物干しは持っていきましょう。

<その他>

・ベッドのマットレスが柔らかいという問題
実は私もクルーズ開始しばらくはちょっと腰が痛くなりました。そのうちに慣れてきましたが、今回改めてそういう声を聞き、調べてみてできそうな対策をお伝えします。自宅の場合は硬めのマットレスを上に敷くといいですがまさかクルーズ船に持って行くには大きすぎます。そこで以下の2つを試してみてください。
マットレスをひっくり返す です。マットが古い場合腰の部分が最も弱くなっているので、ひっくり返して解決する場合があるそうです。ぜひお掃除のクルーに頼んでひっくり返してもらいましょう!
②それでも解決しない場合は、バスタオルを何枚か腰の部分に敷くというもの。旅先ではこの方法ぐらいしかないのが現状です。マットレスの硬さは好みもありますが、ピースボートの部屋のマットは全般的に柔らかいようです。他にどの様な対策があるか、お持ちの人はぜひコメント欄で教えてください。

・収納について
部屋の収納キャビネットの他に、ベッドの下に収納することもできます。
高さは31cmまで
。段ボールで送る人はりんご箱がちょうどだそうです。
私のオススメは「観音開き」するタイプの旅行用スーツケースです。スーツケースの大きさについては、「準備編06」のパッキングのところで詳しくお話しています。

 

・部屋のルールについて
相部屋の人は乗船してすぐ、ルームメイトと一定のルールを決めましょうということを過去の動画「準備編10」でお話しましたが、メンバーによってはそれほど色々決めなくてもスムーズに行く場合もあるようです。
「あまり色々決めないでやりましょう、でも気になったら我慢せず伝え合いましょう」という合意をすればいいですね。合意も何もせずに互いに我慢するというのが最も険悪になるパターンですので、決めるのも、決めないのも、これでひとまず行きましょうと、一度は話し合ってください。
これは私も受けたリピーターさんからの最も重要なアドバイスです。

2 船内生活

<やりたいことをやってみる>

クルーズ船と言っても、海外の他の客船と大きく違うところは、乗客が主体の船であるということです。本来乗客がサービスを受ける側ですが、乗客同士でできることを与え合うというのが最も他のクルーズ船と違うところです。特技や仲間を集めて何かやりたいアイディアがある人は「自主企画」という場があります。
詳しくは「ピースボートは貧乏人の船?」をよかったらご覧ください。
 今回117回の乗客の皆さんが帰国して情報交換をしたところ出てきたのが、「やってみたい興味があることに挑戦してみること」です。
プールにジャグジー、サウナ、ヨガやジムなど日頃、わざわざ通っていってやることが船内ではすぐ歩いて行け、気軽にすることができます。シャワー室やタオルなども揃っているので手ぶらで利用できます。
 他にも自主企画や無料で教えてもらえるダンスや絵画などもありますが、
麻雀などを勧める声もありました。ピースボートにはゲーム室があり、他にも囲碁や将棋などの愛好家が集っています。初めてでも経験者が親切に教えてくれるそうです。麻雀などは人数がいなければできないので、これはチャンスですね!ぜひ日頃、興味はあるけどやらずにいたことに気軽にトライしてみてはいかがでしょうか。

補足
ヨガをやろうと思っている人は多いと思います。持って行くにはちょっとかさばるのがヨガマット。船内の売店でもすぐ売り切れてしまうそうで、おすすめはダイソーなどの500円マット。通常のマットより少し幅が小さいそうですが、持って行くにはコンパクトでオススメとのこと。500円なら気軽に持っていけそうですね。

社交ダンスをやる人はダンスシューズを持って行きましょう。普通の靴では膝を痛めてしまうかもしれないとのことです。発表会もあるのでちょっとした衣装もあるといいかもしれませんね。

ウォーキングで使うポール、高地にあるマチュ・ピチュでの利用について。マチュ・ピチュへの持ち込み制限は結構厳しくて、例えば傘は持ち込みできないので雨合羽が必要。ペットボトルも禁止なので水筒が必要。ポールも以前は禁止でしたが、規制緩和があり60歳以上の人には許可されているとのこと。ただしポールの先がゴム製であることが条件です。船のウォーキングで利用しているものもそのまま持っていけますし、高齢者用の杖もゴムが付いていれば大丈夫です。直近1年の持ち込み禁止品を検索しましたが、特に杖やポール禁止の記載はありませんでした。登山する人もいるので大丈夫ですね!

3 寄港地観光 ~自由行動する場合~

<現地通貨>

現地通貨が必要で、船のツアーに参加する場合は、バスの中で両替してくれることがあるようです。自由行動する場合もほとんどはドルかユーロかクレジットカードが使えますが、中国は少し特殊です。
ご存知のように中国はGoogleや私達が身近に使っているSNSなどは国内で規制がかかっているため裏技を使わないと利用できません。対策として、以下をご案内します。
買い物:
中国元を日本で利用する分だけ両替
して持っていく。または、中国版ペイペイ「Ali Pay アリペイ(支付宝)」のアプリをダウンロード、支払い方法などを登録しておいて現地で利用する。このどちらかがオススメです。特に記載は確認できませんでしたが、安全性に不安がある人は、元を持っていくのが安心です。ただし中国はキャッシュレス化が進んでいるため、元が使えない!?という店もあるかもしれませんね。複数名で行動し、その場合は持ちつ持たれつで行きましょう!

<現地で車を使って移動したい場合>

配車アプリを利用しましょう。UberとGrabは以前にご紹介しましたが他にも利用できるものがありましたのでご紹介します。
DiDi:日本で、そして中国で利用できます
Bolt:ヨーロッパを中心に利用できます
Lyft:アメリカで利用できます

配車アプリの他に、
WhatsApp ワッツアップも必要かもしれません。
日本では電話するのもメッセージを送るのもLINE利用が多いですが、ご存知のように欧米ではWhatsAppが主流です。何か現地で連絡しなければならない時のためにアプリを入れておきましょう。

因みに海外では、日本で使っている電話番号を使った通話はしないように、と過去の配信でお伝えしましたが、それは電話回線を使うためで、受け取り側に海外利用費が請求されてしまうためです。
アプリを使った通信は、インターネット回線を使うのでその心配がありません。LINEで日本へメッセージを送ったり通話ができるように、ワッツアップも同じ仕組みです。海外でWifiが利用できるところや、スマホであればSimを利用したり、楽天モバイルを利用している人は1ヶ月2GBは追加無しで使うことができます。
ネットやアプリについては過去の配信で色々紹介しているのでぜひ時間がある人はそちらをゆっくりご覧ください。

<当日参加のツアーについて>

寄港日が1日の場合が多く、ネット予約のツアーは船到着の遅れや集合場所の確認、連絡方法など色々越えなければならないハードルがありました。
 今回、117回で自由行動した方々の話をいくつか聞いてみましたら、
当日ターミナルで客引きや待機しているタクシー(ワゴン)に交渉して1日観光してきたという声を予想以上に聞きました。当たりハズレはありますが、これならネット予約したツアーにトラブルがあって乗れなかったというリスクは少なくとも回避できますので、改めて体験者の声を交えつつご紹介します。
 117回クルーズの場合、予定変更で地中海は通らず南アフリカ周り、アイスランドからNYを経てパナマ運河、中米からアラスカ経由のクルーズでした。港での一日観光できる車は、ロンドンとNY以外ほとんどの港で見かけたとのこと。
 ドライバーが定番コースのファイルを持っている場合もありますが、皆さんが寄港地の情報をあまり持っていない場合は、船のオプショナルツアーの冊子を見せましょう。現地の人たちですから、観光地を理解できるでしょう。 ①行きたいところを複数伝え、②帰船希望の時間を伝え、③1日いくらか交渉するという手順です。タクシーなら4人、ワゴンなら8人ほど乗れるものも待機しているようです。港に出る前に、グループでどこに行きたいのかある程度打ち合わせをしておくと、後で我慢したりストレスにならないでしょう。
値段はまちまちですが、定番コースはだいたい値段が決まっているようです。船のオプショナルツアーよりはずっと安いのでオススメします、と体験した人は皆おっしゃっていました。できれば船で多少でも英語などができる人が仲間に入ってくれるとラッキーですね。いなくても、Google翻訳など今は色々利用できますので、ぜひ寄港日までに使い方に慣れておいて、ぜひ自由旅行を存分に楽しんでください!「情報収集 上級編」の発信で交渉のノウハウはお話しましたのでそちらもぜひ参考にしてください。

4 おまけ

飛行機での旅行と違って、クルーズ船での世界旅行はイミグレーションはほぼないです。入国が厳しいアメリカはパスポートを各自持って港のイミグレーションで出国手続きをしますが、ほとんどはパスポートを持つこともなく港から街に出てしまいます。
あれ?そうです。残念なことに、パスポートに寄港した国のスタンプが押されないのです!!!行った国  をカウントしていた私も面食らいました。
それだけ日本人が入国することにWellcomeなのか、クルーズ船というものはそういうものなのか、ヨーロッパを行き来しているような感覚でしょうか。でもちょっと寂しい気もします。
仕方がないので私はパスポートに後で、行った国名を記載しています。そうでもしないと行ったことの証明がどこにもなーい!のですから。パスポートに書き込んでいても、イミグレの人になにか言われたことはないので大丈夫だと思います。
世界中を飛び回っている人にとっては、パスポートのスタンプなんて~と思うかもしれませんが、初めてこんな複数の国を世界旅行する人にとっては、ちょっとがっかりなことなので、ちょっとお話してみました。

5 さいごに

今年の4月4日に初ライブを行い、その後すぐ4月出発の117回の皆さんをお見送りし、乗船中も現地や船の様子を伝えていただきました。7月26,27日に帰国されてからもグループ内で有益なアドバイスをたくさん頂いています。今日の動画はそこで紹介された内容をご紹介しました。情報をくださった皆さんには本当に感謝しかありません。ありがとうございました。
 
少しずつですが登録者も増え、もうすぐ1,600人に届きそうです。
せっかくの帰国ほやほやの皆さんやこれから正に出発する皆さん、そしてピースボートを検討中、乗船予定の皆さん、たくさんの人がこのチャンネルに集ってくださっているので、次118回クルーズ出発前に2回目のライブ配信をしようと思います。
8月8日(木)午後8時から約1時間の予定です

疑問にお答えしたり、乗船体験も聞きたいですね。LINEグループの案内もここで改めていたします。参加をお待ちしています。

今日はここまでです。
読んでくださってありがとうございました。

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