お仕事チャレンジ中
突然、転職することになりました。
色々ありましたが、もう人生後半生もいいところ。
辞めた仕事の失敗でボロボロの心境になった夜、
自宅玄関の上り口に座り込み、手の中のスマホで
ブルーハーツの『リンダリンダ』のMVを観ました。
まるで、凍えきった心を暖かなウールのセーターで
包み込まれたような感じがして、
そうだ、私はもう本来の自分に戻ろう、
本来の自分が好きだったもの、
大切にしたいものを大切にしよう、
そう思ったのです。
やりたいことは、いくらでもあります。
やれるチャンスがあると感じたら、
とにかく、やつてみることにします。
以前から地元の朗読ボランティアに参加し、
声と言葉で表現するということが、
私の本当に好きなことの一つだということは
常々、実感していました。
今回、それでお仕事をさせていただけないかと思い、
チャレンジしてみたところ、
音声サンプルを提示してくださいと返信をいただき、
中高年、大わらわです！
しまいこんでいたICレコーダーを引っ張り出し、
ああかこうかと自問しながら、
サンプルファイルを作ってみました。
本当は、先日、ボランティアサークルで録音した
時代小説のコミカルな一節を使いたかったのですが、
著作権の関係がありますので、
織田作之助の「木の都」の出だし部分にしました。
たとえこれがうまくいかなくても、
こうしてやりたいこと、大好きなことをやれる時間が、
本当に楽しいし、愛おしいと思えます。
これから、こういうチャレンジを、いくつもいくつも
積み重ねていこう。
決意表明のブログでした。
※朗読ボランティアでは、一般機関などで正式に音声作品が制作されていないものに限り、新しい作品についても独自の録音制作を認められています。
私が参加しているグループは公設の図書館と連携して、主に視覚障碍者向けのコンテンツとして録音作品の制作などを行っています。
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