予想通りに不合理
ダン•アリエリーの「予想通りに不合理」という本を読んだ。
人間は、「合理的」な経済活動•行動をしている!と思っていても、実は全然「合理的」ではない。ただ、その「不合理」な行動•決断には規則性があって、何度も繰り返してしまうため、予想できる。その不合理な行動について、実験を通して解き明かしていく本である。
面白かったものを紹介
人間は全くの新製品に遭遇すると、その最初の価格をすんなり受け入れてしまい、今後もその製品に同じだけ支払う気になる(=アンカリング)
人間は無料に引きつけられやすい。無料!となると、悪い面を忘れ去る。
人間は、お金が絡むと周りのことを考えなくなる。他人の幸福を気にせず、利己追求する。
人間は、自分が持っているものを過大評価する。失うことに対して強い嫌悪がある。
人間は、あらかじめ情報をインプットされると、そのように感じる。逆に言うと、何も期待しないことの害は、それ以上何も得られずにおわること。
人間は、価格が高い方がいい!と感じる
カモにならないようにしよう。
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