歩数を記録する【ウォーキングのテクニックを考えよう】(5-07)
スマホで歩数を記録し、SNSでシェアできる時代になった。
『スマホで歩数を管理して、自動で記録する』機能は便利だけれど、軽くて安くて丈夫な歩数計も捨てがたい。
SNSでの情報発信までするのであれば、スマホ一択だ。
筆者は両方使っているが、シニアは歩数計を使う方が
「とっつきやすいのでは?」
と感じている。
どちらでも構わないのだが、記録することはモチベーションの維持に大切な役割を果たすので、ぜひ実施していただきたい。
結論:歩数計を上手に使おう
歩数を記録するメリット
住宅街の中をぐるぐる歩いているだけで、
「面白くなくなてしまった」
という人には、歩数を記録することをお勧めしたい。
歩数を記録すると、歩くことそのものが一つの目標となる。
「今日は五千歩歩こう」
とか、
「あとちょっとで目標の五千歩になる」
などだ。
これなら住宅街をぐるぐる歩いているだけでも、それなりの達成感が得られるはずだ。
また歩数計をつけていると
「意外と歩いていないものだな」
と愕然とする人も多い。
逆に筆者は
「今日は歩きすぎている。ちょっとセーブしなければ」
と思うことも多い。
要するに歩数を記録することによって、客観的に自分のウォーキングを把握することができるのだ。
毎日の歩数を『記録し続ける』メリット
歩数計をつけていると『意外に歩いていないことや、歩きすぎていること』に気づくことが多い。
5,000歩は動いていると思っていた人が、3,000歩も歩いていないことが分かり、愕然として一日のスケジュールにウォーキングを取り入れた、など。
または、気がついたら10,000歩もウォーキングしていて、
「歩いて引き返すと、膝や腰を痛めてしまう」
と思い、帰りはバスで帰った、など。
自分の感覚と実際の歩数は乖離していることが多い。
もちろん歩数計を上手に使い、記録することで自分の感覚と実際の歩数が近づいてくる。
これは歩数を記録するメリットだ。
まとめ
自分のウォーキング教室の生徒さんには、『東海道五十三次を歩く』というアクティビティに参加していただいている。
実際に歩くわけではなく、歩数から何キロ歩いたかを割り出し、日本橋を出発して京都を目指すアクティビティだ。
毎日のウォーキングの励みになるし、歩きすぎの予防にもなる。
歩数計を上手に使った好例だと思う。