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天然のアミノ酸『5-ALA』が新型コロナウイルスの増殖を強力に抑制する[後遺症にも効果]

今月4/8のYahooニュースで、「天然のアミノ酸『5-ALA』が新型コロナウイルスの増殖を細胞レベルで強力に抑制すること、オミクロン株を含む変異株でも5-ALAの濃度に応じ、増殖抑制効果を確認したこと、コロナ感染の後遺症にも効果があるとの長崎大学・北潔教授らの知見をNBC長崎放送がTV報道した」と紹介しました。

リンク先が消されてしまったのでYahooニュースの要約をどうぞ ↓

https://www.instagram.com/p/CcXasushUUo/?utm_source=ig_web_copy_link


2021/01/13に日本バイオインダストリー協会(JBA)が主催した北教授の講演によると、5-ALAを材料として体内で作られる物質「ポルフィリン環」やその代謝産物には、「新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が細胞表面の大切な受容体のACE2に結合して侵入するのを防ぐ」、「スパイクタンパク質の毒性の一つである酸化ストレスから細胞を保護する」、「ミトコンドリアを元気にする」などの作用があるそうです。
https://www.jba.or.jp/web_file/210113_seminar_report.pdf

5-ALAが集まってできた「ポルフィリン環」が、コロナウイルスがACE2に結合するのを阻止 (  -∀-)ドヤッ
細胞表面のACE2受容体に新型コロナウイルスのスパイクタンパク質が結合して侵入するのを
ポルフィリン環が防ぐ模式図

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2095927320307283 より引用。
海外で活躍する生物学者・しろの博士がnoteでわかりやすく紹介されています。
https://note.com/shironoy/n/neb4b8c20b122

昨夏には長崎大学・北教授らが東京大学の研究者とともに全国9つの大病院で実際にコロナウイルスに感染した入院患者さんたちに5-ALAを投与する臨床治験を行い、よい成績を収めつつある、と長崎放送が報道していました(残念ながら現在はその放送も今ではネット上では見られなくなっています)。

幸い、岐阜県の中山理研という精密機器を製作する会社の社長さんが上記報道に関する記事 を上げて下さっていますので、紹介させていただきます。
”中山理研 社長メッセージ”(2021.8.3)
https://nakayamariken.co.jp/2021/08/03/202108/


5-ALAから体内で作られるポルフィリン環の代表である「ヘム」には以下のような働きがあります。
1.細胞内のミトコンドリアの中でエネルギーを産生する
2.血液の成分として酸素を運ぶ「ヘモグロビン」として働く
3.解毒作用を担う体内の酵素の中心的物質である
そのため、「ヘムの原料である5-ALAは、生命活動の根幹を成し、しかもからだにとって安全な成分」と北教授もおっしゃっています。

こういう自然で生理的な物質が新型コロナウイルスやその変異株を防いでくれるというのは本当に心強いですね。人間では17歳をピークとして自ら体内で5−ALAを作っているそうです。やはり自然は生き物を外敵から守っているのだと、その神秘的な働きに感嘆します。

5−ALAや5−ALAを材料として作られるポルフィリン環は、麹、味噌、納豆などの日本古来の発酵食品に多く含まれます。また、バイオ技術の進歩のおかげで5−ALAが光合成細菌によって大量生産されるようになり、ネット通販などで健康サプリとして販売されています。
WITHコロナ時代にあっては、上手にこれらの食品やサプリを利用してゆきたいものです。

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