パパがパパになるために何をしたらいいんだろう
つわりにより日に日に妻の体調が悪くなっているみたいで心配な日々です。
さて、今日はパパがパパとしての自覚を持つようになるためにどうしたらいいんだろうと考えたことを書いていきます。自覚を持たなきゃいけないプレパパや、旦那に自覚を持って欲しいプレママのお役に立てれば幸いです。
ママは妊娠すると脳が変化するらしい
海外のとある研究によると、ママは妊娠をすると脳の「灰白質」というところが変化するらしいです。
妊娠すると女性の脳の構造は変化し、赤ちゃんに対してより共感できるように適応している可能性がある、という研究結果が発表された。
これは、妊娠前と妊娠後の女性の脳の構造に着目した初めての臨床研究で、女性の脳のさまざまな変化を計5年以上にわたって観察したものだ。バルセロナ自治大学のオスカー・ヴィリャローヤ率いる研究チームは、女性の脳を調べ、前頭皮質中央と後部皮質の灰白質、および前頭前皮質と側頭皮質の一部が小さくなっていることを確認した。これらの部位は、脳のなかで社会的認知や共感を感じる領域と重なる。母親が自分の赤ちゃんの画像を見るときに活性化される部分だ。 引用元
「社会的認知や共感を感じる領域」が変化することで、子供に対して共感する脳に切り替わっているかもしれない、ということらしい。
ママは自分の体の中で子どもを育てるだけでなく、脳の変化によっても母として自覚が作られていく、ということらしいです。
パパは自覚する機会がない
ママたちを怒らせてしまうかもしれないですが、現実的にパパには身体的変化もなければ、おそらく脳の物理的変化も起こらないでしょう。自覚がないと言われても反論する術はないし、むしろ僕と同じように自覚しづらいという事実を全パパが悩んでくれていると信じたい。
しかし、パパがパパの自覚がないままなのかというともちろんそんなことはなくて、別の研究によるとパパは子育ての中でパパであるという自覚を育んでいるらしい。
パパは子育てをする中で「父が折り合いをつける」と「父として自覚する」2つの大きな概念が育つと言われています。
<「父が折り合いをつける」の例>
・母のやり方(子育てや家事)を尊重するようになる
・家族や子どもが優先と切り替える
・母の大変さを汲み取る
<「父として自覚する」の例>
・家族のリーダーとしてまとめ役となる
・父として子供を叱る
・子どもから頼られていると感じる
なので、妊娠中に理解してくれないと悩むママもとりあえずは心配しなくて良さそうなんですが、やっぱり妊娠中の今から自覚を持って欲しいですよね。わかります。
妊娠中にパパができそうなこと
妊婦検診には極力ついていく
自分も仕事が調整できる限りは、毎回妊婦検診に付き添いたいと思っていますが、毎回エコーで大きくなっていく我が子を見るとそれだけで可愛いと感じるもの。一生懸命育つ我が子と、一生懸命育てるママを見ていれば自然と自覚も芽生えてくるはず。
ママとコミュニケーションをとる
出産後ももちろん大切なんですが、この時期からママといろんなことを話し、ときには意見がぶつかり父としていろいろ考える期間にしたい。
そして毎日お腹をさすってあげて、日に日に大きくなるお腹や張りの調子など、触って実感するのが良さそう。
食事など同じだけ我慢する
妊婦のママはお酒が飲めなかったり、生モノを控えたりと制限が多くなるもの。合わせすぎてパパが病んでしまってはだめだけど、ママの大変さを理解するために少し我慢をしてみると良さそう。
子ども用品を一緒に見にいく
ママが外出する余裕があるときは、一緒に子ども用品を見にいくのが良さそう。これ買っておこう、こっちのがいいかなと悩むのがパパの自覚につながる(と信じる)。
妊婦ママが喜んでくれそうなものを買ってくる
こんなのいらないと怒られちゃうかもしれないしれないけど、相手が何がつらくて何を欲しているかを考えるのが大事。(わかんないときは素直に「何か欲しいものある?」と聞くようにしましょう)
将来計画を立てる
ママは体を守るのに精一杯で頭を使う余裕がないかもしれない。なので、将来計画をひっそりでも考える時間を持ちたい。一家の大黒柱にもなる自覚を持ちたい。
さいごに
パパがやることって、ママのお怒りを買ったり無駄に作業を増やしてしまったりするかもしれないけど、ママも余裕があったら許してあげてください。体の変化がない分いつもより頭を使って、パパになろうとしています。
ホルモンの変化でつらいこともあるかと思いますが、ママもパパもたくさん頑張ってお互いを思いやって元気な子を出産しましょう。我が家もがんばります。
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