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ジムでは巨大なマッチョが多く自分が細く感じる統計的な理由

ジムでは巨大なマッチョが多く自分が細く感じる統計的な理由を説明します。例えばこのジム(画像)には3人のマッチョがいて、持ち上げきれるバーベルの重さが各々60Kg。優劣の差はありません。そこに3倍もの重量を持ち上げるハイレスポンダーが入室すると平均値は大きく歪み90Kgまで上昇する。このように小さな集団(ジム環境)で強烈な印象を与える天才の存在は我々の基準を狂わせやすい。理由はマッチョな人ほどより足しげくジムやコンテストに参加している可能性が高く接触頻度が高くなる。バーベル60Kgは世間の平均45Kgより明らかに筋肉質で立派なのですが普通の人たちはバーベルを握らないため結果的にジムの平均(歪んだ平均値)をベースとし、自分のボディが著しく劣って見えてくる。このサンプリングバイアス(認知の歪み)は注目を集める天才を除いた8割の立派な人たちに作用する。認識できるものばかり分析せず、目には見えない隠れ値を想像することで現実的な視野を保てます。

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