サムネ-01

世界いち幸せな国のストレスとの付き合い方

私たちの暮らしている地球は毎日、回っていて太陽が差し込む時間帯もあれば、暗闇に覆われる時間帯もあります。一分、一秒の狂いもなく日中は活動的で、深夜には休息をとる。
この昼夜を分ける自然のサイクルが私たちの中にも組み込まれています。明るい気持ちも暗い気持ちも感じ方にはあって、幸せを考えるうえである意味ストレスは切り離せません。そこで今回は世界1幸せな国フィンランドをお手本にストレスとの付き合い方を話していきます。

<🎥動画での解説はコチラです↓>

ストレスは環境感情から生み出されますが、その双方は自分たちの力でコントロールすることが出来ます。余計なストレスを減らすことが出来れば、余ったエネルギーを有意義な活動につぎ込むことが出来るので自然と幸せを感じる時間は増えていくはずです。例えばワークライフバランスについて、2年連続で世界1幸せな国と称されているフィンランドでは所得や休暇の数など環境に関して日本とは大きな違いがあります。

ワークライフバランスは個人的なものでどれだけ休み、どれだけ稼ぐか本来、指図を受ける範囲ではありません。特にフリーランスの仕事において終わりはありません。どこかのタイミングでパソコンを落とし、ノートを閉じて、タスクを切ります。


フィンランドでサウナは最も愛される場所として家庭の中に溶け込んでいます。サウナの中では難しいことをあれこれと考えれないので、ただただ汗を流すだけです。難しい人間関係、複雑な仕事、心配してることもこの中ではどうでも良くなってきます。この灼熱の空間が全てを溶かして毛穴から流れ出ていく感覚を楽しみながらリフレッシュしていきます。--サウナ20分--


掃除をすると気分が良くなります。週に1回しか掃除をしないので細かく散らかってるビフォー・アフターが晴れやかな充実感を与えてくれます。特に靴磨きは最近のブームです。ガラスの靴を作っている感覚になって、これを履いてシンデレラみたいに大化けしたらおとぎ話みたいで面白いです。外に出ると一見、何色か分からなくなる光沢が大好きです。--掃除週1回--

直観に従って素直に生きることは生活を楽にしてくれます。しかし、直観って何でしょう?自分の気持ちに敏感になるトレーニングの一環でメディテーション、瞑想を習慣にしています。自分の中には色々な感情が沸き上がっていて、深いものもあれば浅いものもあります。その全ての信号とうまく付き合って、受け入れていくと心が随分、軽くなっていきます。--瞑想15分--

名称未設定-1_アートボード 1


これはストレス解消の一例ですが、定期的にパーソナル・フリータイムを保つことは大切なことです。誰から何と言われようと、いくら金を積まれようとバランスを崩すような提案は受け付けません。
他人の評価や期待に応えるためだけにロボットのように働きたくはありません。金持ちになるために生きてるんじゃなく、幸せになるために生きているのですから。

フィンランドの作家であるトーベ・ヤンソンはムーミン童話にこんな想いを込めました。

counterclockwise_spin.00_03_57_22.静止画001

明るくしているほうが楽しいわね、明るい人にとっては。
けど、暗い人には疲れちゃうわよね。
だからね、楽しくするってより、楽にする。なのよ。
人の目なんか気にしないで、思うとおりに暮らしていればいい
たまには休むのもひとつの仕事じゃない?

世の中にはいくつかの理(ことわり)のようなものがあって、地球は回り続けますし、病気やケガにも襲われます。過去は過ぎ去っていますし、未来を予言することは出来ません。完璧主義の自分が過去に対する後悔や未来に対する不安をストレスに変えていきますが、楽観的に考えれば、それらは克服するためのエネルギーにもなってきます。
所詮、完璧じゃない私たちが挫折や絶望を通じて生きていることを感じることが何よりも大切なことであって、会社や学校にも行かず、やるべきことのない生活は一見、極楽浄土のようにも見えますがそこには刺激のない退屈な人生が口を開けて待っているようにしか思えません。

働くことと生きることのバランスを調整できるののは自分だけです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?