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感覚で買えって意味わからん

古物商になって独立し1年と少しになりますが未だに理解しがたい言葉があります。
『感覚で買え』
これです。
意味がわかりません。

古物商は副業であれ本業であれ事業です。
事業とは利益を出す事を目的としたビジネスであり勝つか負けるかのギャンブルでは決してありません。

事業として成立させる為には利益を出し続ける仕組み即ち勝ち続ける必要があり、その為に不安定不確定な要素は極力控え排除していく事が望ましいです。

更にこの感覚で買えという言葉は基本的に経験者→初心者に向けて使われます。

そもそもある程度の成功と失敗を積み重ねて体験を元に磨かれた経験者の感覚と足を踏み入れたばかりの初心者の感覚が同じであるはずがありません。

言葉は同じでも意味と内容が全く異なります。

現代ではスマートフォンが使えるだけで事前のリサーチが容易に可能です。
感覚なんて曖昧なものに頼る必要はないのです。

またリユース業界も世の中の動向と年間数万人の大量の新規参入者を迎え、一昔前とは違い随分と様変わりし結果を出し生き残っていく為にはしっかりとした戦略を立てていく必要性が求められています。

わざわざ大きなリスクを背負う必要なくまずは利益を積み重ねるスタンスを重要視し軍資金を確実に増やしていくのが無難です。

日本は若い頃俺も失敗したり苦労したからお前も失敗して苦労しろという悪しき風習が未だ根強いです。

これはサラリーマンであれ個人事業主であれ何処も変わらないと僕は思っています。
しかしサラリーマンはどれだけミスをしても結果が出なくても基本給に沿った一定の給料が支給されます。

個人事業主になると人の意見を鵜呑みにして失敗しても誰も責任を取ってくれません。

自分のお金を守れるのは自分だけです。
自分の身を守る為にも感覚なんて曖昧な物には頼らないでください。

いきなり感覚で買えという無理難題を押し付けようとしてくる人は全て無視です。

月利とは利益の積み重ね、成功の積み重ねによって積み上げられた結果です。
感覚で買えという言葉を安易に使う方は永劫理解できないです。

#古物商 #個人事業主 #物販 #せどり #古物市場 #ブランドオークション

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