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【物販戦略】安定、その先へ

安定という言葉をnoteの記事でも多用します。

僕は個人事業主になってから安定性を重視した中古品転売ビジネスを目標にし組み立てて来ました。

【安定している状態】

ヤフオクやメルカリなどのプラットフォームを利用したネット物販の一連のサイクルです。

仕入れ→仕分け→出品→発送

この作業をサイクル的に行う事がネット物販の仕組みですが、事業として成功するためにはもう一手必要になります。

仕入れ→仕分け→出品→発送→利益の確保

つまり仕入れをして出品をした商品が売れて利益を確保し続ける循環ができている状態を安定していると定義します。

中古相場は売り買い共に相場が変動しやすく、瞬間的なジャッジが要求される為、全ての仕入れで勝ちに行くという事は不可能に近いです。

それでも出来るだけそうなりうる形に持っていく努力をすることはできます。

一か八か、勝った負けたを繰り返してその場の利益で食いつなぐスタイルは僕は好ましくないと思っており「長期的に安定して利益が出ている」状態を最大の目標にしています。

安定して利益が出ているという事は大きな損失を出すような仕事はしない事、たまたま拾い上げた爆益商材で利益の誤魔化しをしない事です。

あれやこれやとテクニックや自分手法を語る人がいますが古物市場を活用した中古品転売は元々が利益率の高い成功しやすいビジネスです。

尖らせれば尖らせるほどメリットデメリットが顕著に表れ、結果として脆さを帯びていきますから一定ラインの回りに見切りをつける事で安定性を求めて適度に丸さを持たせておくことも大事です。

尖ったスタンスなど取らずとも「安く仕入れて高く売る」を繰り返す形さえ出来ていれば大なり小なり必然的に利益は出るはずです。

物販ビジネスは仕入れた商品を売ること以外に利益の出せないビジネスです。

基礎基本がしっかりしていれば利益が出る訳ですから、再現性の高さに徹し極力余計な事はせずに丸く安定したスタイルを取れば自ずと結果は出せます。

【安定とは消極的な姿勢ではない】

安定とは「消極的な事」「妥当と思われる事」のような停滞的イメージを持たれるかもしれません。

そうした手なりのようなアクションの一つ一つは決して間違いではなく問題なのは問題視をしないケースです。

その手のアクションは大方「安定志向」に寄せられたもので、中間的な立ち回りが多く、言わば無難の一言です。

僕が思うにこの「間違いではない」が成長を妨げています。

時々に応じた最善を求めるべきで、妥当な打ち手一辺倒に頼るのは一種の甘えです。

その選択を取るにしても一つ一つに明確な理由と動機付けを求めるべきです。

攻める時は攻め、守るときは守る。状況に応じてバランス良く対応することも安定の一つの意味合いに含まれています。

安定とは無理な攻めは絶対にしないという消極的な姿勢ではありません。

損をしない事に徹するのでなく利益を出し続ける事で利益の積み重ねを意識的に行うのは寧ろ攻めの姿勢であると言えるでしょう。

【安定、その先へ】

仕事が安定しているというのは立場や角度を変えることで捉え方が変わってきます。

会社員と事業主でもその意味合いは大きく変わってくるはずです。

会社員の安定とは毎月決まった社会的信用が有り固定給が有り福利厚生が有り決まった休みが有ることです。

会社員が使う「安定している」とは上記は一種のあるべき当たり前でありその先にあるのではないでしょうか。

勤続年数に応じて毎年昇給する・ボーナスがあるという事さえも当人は知らずの内に当たり前に含まれているかもしれません。

職場の人時が安定している
残業が少なく安定している
人間関係が安定している

ある程度の仕事を自分でコントロールする事が可能で有り、プライベートとの両立が少なくともある程度はできている状態である。

僕が会社員であった頃はこの様に考えていたと思います。

【事業主の安定】

事業主の安定とは打って変わって「大なり小なり事業が成長していること」の1点ではないでしょうか。
所得が毎月必要分あるから自由な時間があるというのは僕の中では不安定な事であり危険信号です。
勿論会社員より自由であることは事業主の大きな魅力の一つですが同じことの繰り返しで所得を半永続的にキープし続ける事は不可能です。
社会のニーズや情報、ライバル企業の参入など様々な要因が相まって特に自分は悪い方向に動いていなくとも環境は常に動き続けています。
同じ事をしているだけではやがて古い手法に成り下がってしまい安定とは真逆の位置になってしまうでしょう。
情報化社会の現代で停滞とは悪手に他なりません。

常日頃からアンテナを高く張り、新しい情報に目を向けて上手く行っているものはより良い方法はないかを探り、上手く行っていないものは販売方法を変えるのか、売上構成比を下げるのか、死筋としてカットするのかなどの対策を考慮し問題解決に務めます。
これを日常的に行うことで修正の習慣化をすれば突如慌てるなどという事態になることは早々ないはずです。

【勝って勝って勝ちたい】

最後に物販で成功するという事は勝って勝って勝ち続ける商売をするということです。
5個仕入れて全部利益が出たとしてもそれでは売上金額の分母が足りません。僕は100個仕入れて100個全て利益が出る商売がしたいんです。
単発の結果は望んでいません。長期的に結果を出し続ける為に安定性を求めた仕事をしています。
また安定した土台があるからこそ挑戦する事ができます。故に僕は安定性を第一とし特に重視しているのです。
働き方も自由ですからその時々の最大限の最善と満足できる結果を追いかけたいですね。

#物販 #せどり #転売 #古物商 #個人事業主 #フリーランス  

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