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「友達が理系だから理系」という地獄の選択

こんにちは!現役国立大学生電気電子ブロガーのコブサラダです!

友達が理系だから自分も理系に行こう!と思ってそのまま理系に進学する人が直面する問題についてまとめていきます。

これを知らないとかなりひどい目に遭うことになるので文理選択をする際にぜひ参考にしてください。

学費的に私立の選択は難しい

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まず受験の段階で問題がありましてその中の一つが学費です。

基本的に私立大学の理系はアホほどお金がかかります。以下の記事を参考にさせていただくと平均で年130万くらいです。

国立大学に比べると2倍以上で私立文系に比べても1.5倍を超えます。

さらに医療系に関しては合計で1千万を有に超えることがあり今の時代の平均的な家庭の収入や貯蓄ではかなり厳しいです。

ということもあり国立大学しか選択肢がない状況になる可能性が文系に進む方よりも非常に高くなります。

よく考えずに理系を選択すると意図せずに国立を目指さざるを得ない状況になるので大変です。

理系の方が受験での負担は大きい傾向にある

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まず知っていただきたいのは基本的に理系の方が受験でも進学後も負担が大きい傾向にあるという考え方です。

その理由を大きく分けると以下のようになります

・私立大学に通う選択肢が現実的でない

・5教科7科目を避けられない

・科目の負担が全体的に多め

それぞれについて解説していきます。

・私立大学に通う選択肢が現実的でない

まず先ほども言いましたが理系私立大学はお金が非常にかかります。

そのため家庭の事情も考えると私立大学に行くことは現実的でない環境ということも十分にありうるでしょう。

・5教科7科目選択を避けられない

先ほどの事情もあり、国立大学に目を向ける方が多くなると考えられます。

しかしここでもまた問題が発生するのですが、理系の国立大学には文系に比べ3科目で入れる大学が少ないです。

上の記事に一覧があげられてるのですが、ここであげられているのはほぼ難関よりの大学の後期日程。

つまり極めて限られた人のみしか勝ち残れない道でありこれに該当する方は少ないでしょう。

つまり5教科7科目を捨てる選択は文系に比べると一般的でなく受験の負担はまあまあ大きくなるわけです。

・科目の負担が全体的に多め

理系と文系では国立型の受験では受験科目が変わってきます。国語と英語と数1A・2Bはだいたいベースとしてありますが、ほかは変わってきます。

まず文系特有の科目は理科基礎と社会2つです(理科基礎はその科目の負担の半分もないと考えられます)

そして理系特有の科目はは理科が2つ、そして社会科が1科目、その上学部によりますが数Ⅲも追加されます。

ここで曲者なのが理科基礎と社会科です。

理科基礎2科目でいいのですが、どう考えても理科基礎は理科の半分も内容がありません。

せいぜい1/3くらいでしょう。そう考えると文系の理科に対する負担はかなり低いです。

対する理系はガッツリ1科目社会科を受けなければなりません。社会基礎がありませんからね。

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つまり文系は理科の負担は理系に比べ1/3ほどだと思いますが理系の社会の負担は半分となり結構ガッツリやることになります。

その上数3も余計に加算されるので範囲だけで見ると普通に理系のカリキュラムのほうが多い感じがあるんですよね。

完全に割りに合っていません。

その分文系の方が高い習熟度を求められるという可能性はありますが一般論としては同じ点数を取るのは理系のほうが難しいとされます。

進学後も基本的に大変な傾向にある。

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とりあえず受験が運良く終わったとします。しかし残念ながらここからも理系は大変です。

あくまで傾向なのですが理系は進学後も学業がきつめです。

文系の方にもゼミがあるそうですが基本的にはそんな忙しくありません。

バイトやサークルをアホみたいにしなければまず地獄の徹夜になることはほとんどないでしょう。

ただ理系の場合はそんなわけにいきません。

卒業研究や実験、さらに医療系では実習があり多くの時間を学業に捧げることになります。

実験レポートが終わった後なんてもうアバターくらい青い顔してる人がザラにいます。

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私自身は経験がありませんが研究室に入れば学士、修士論文提出前は地獄が待っているようです。

なんとなく友達が行ってたからという理由で興味もないのに行ったら明らかに割りを食いますね。

文理選択はちゃんと自分で選ぶようにしよう!

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基本的に理系は興味無しで行くとひどい目に合います。

自分の責任で選択すること、深く自分の将来を考えて文理選択をすることってすごく大変だと思います。

でも友達がそうだからみたいな決め方をすると後でひどい目に遭うことも容易に考えられます。

このnoteを読んでいただいた皆さんには辛いとしてもぜひちゃんと自分で考えて選択していただきたいと思います。





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