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平日の職場感と休日の祭事感

 2月4日(木)
 朝のラジオで気象情報を伝える女性が、今日は東京地方で春一番が吹くかもしれないと伝えていた。つい数日前まで冬の顔していた空気が一気に春をちらつかせてきている。4つの季節はどこかグラデーションのような変化だと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。

 今日は講座が少し早く終わったので、楽々服の代名詞「パーカー」を買いにUNIQLOへ行った。昨今、オシャニストの方々にもパーカーが流行っていて、あらゆるブランドからパーカーが出ている。しかしあれは間違いなく楽チン服の筆頭と言い切れる。
 すでに2着持っているが、家で過ごす毎日の中で楽チンさを再認識したため、もう1着増やしちゃおうという算段である。

 予想通り、平日のUNIQLOは空いていた。

 店員さんは接客の間に棚の修繕やマネキンの着せ替え、試着室の掃除など様々な業務を行なっていた。慣れない光景だ。いつも来ていた休日では、棚からゾンビのように這い出てきている服を畳み直すのに忙しそうな姿しか見たことがない。
 こちらも悠々と試着室を使い、悠々と棚の間で立ち止まった。服を持ったまま通路を横断して鏡の前へ行き、また棚に戻り、また鏡へ向かい、を繰り返した。いつもなら店を見てまわるだけで疲れて「もう帰ろう」となるが、いつも以上にいろいろな服を見て試すことができた。

 満足。今までの生活では叶わなかった状況。なんて満足度の高いUNIQLO。ありがとうUNIQLO。

 ……

 それはそうと。

 昨夜は朝方までパソコンに向かって課題をしていたんだった。一昨日に出た課題がデカ盛り大ボリュームで、それなのにその夜は豆まきに興じていたから…………

 急激に眠たくなってきた。

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