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群馬県道・埼玉県道23号 藤岡本庄線

2020/02/12
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群馬県藤岡市

旧・緑野郡小野村

起点は前橋長瀞線(r13)の森交差点。八高線北藤岡駅の近くにある。藤岡市内でのこの県道は13号と平行するようなルートをとっているが、街外れのバイパスとしての役割の強い13号と駅寄りで地域に密着した23号の風景は対照的である。
鉄道を越えるための陸橋を降り、市街地へ向かう。
上越新幹線が横切る。因みにこの県道は2度上越新幹線の下を通っている。
続いて上信越自動車道の下を潜る。藤岡ICがすぐ隣にある。この県道は新幹線同様に高速も2回潜るのだが、2回目は関越自動車道である。
周りは田園のため、遥かに続く新幹線を見通すことができる。
1枚目が公立藤岡総合病院。こういう場所に建っていると威圧感がある。
2、3枚目は神明橋と温井川。利根川から分かれ鮎川の手前で尽きる短い川。
下栗須馬庭停車場線(r174)と中栗須交差点で交差。馬庭駅は上信電鉄の駅。車社会の幹線道路らしく沿道には駐車場の広いお店が並ぶ。

旧・藤岡町

市役所前交差点を右に曲がると藤岡市役所がある。割と小さめ。
「中栗須藤岡境」交差点は文字通り藤岡市中栗須と藤岡市藤岡の境にあたる場所だが、こういう名前の交差点は他に見たことがない。
七丁目交差点(こちらはかなりシンプルな名前の交差点)では西が上日野藤岡線(r175)、南と東は藤岡大胡線(r40)と合流。この県道はここを東に進み、しばしの間r40と重複する。
四丁目交差点で40号は左へ曲がり北上、この県道は右に曲がり再びこの県道の単独区間となる。
一丁目交差点を左折、市街地を外れ神流川方面へ向かっていく。
JR八高線を渡る踏切。電線がないため広々としている。北側のすぐ向こうに群馬藤岡駅が見える。南側の駅は神流川の向こうにある丹荘駅である。
草の伸びた笹川を沢田橋で渡る。
小林交差点で国道254号と重複、埼玉県へ向かう。
神流川を渡るのは藤武橋。歩道は左側のみ。
神流川は水量少なめ。

埼玉県児玉郡神川町

旧・賀美郡丹荘村

まもなく、児玉郡神川町へ。神川町区間はとても短い。国道254号自体はこの後神川町方面へ南下するが、この県道は北上するため、神川町区間はこの短く、重複した区間が唯一となる。

上里町

旧・長幡村

橋の途中で上里町に入る。
長浜交差点を左折し、国道254号と分かれ埼玉県内最初の単独区間へ。
単独区間になってしばらくの区間は堤防と田畑、工場に挟まれており、歩道すら存在しない。
民家は疎らで、田畑、小工場などが多い。

旧・七本木村

三町西交差点で上里鬼石線(r22)と重複。上里(旧・七本木村)の市街地(と言っても沿道の店などは小規模)を横切る。
三町交差点は児玉新町線(r131)との交差点。
22号重複区間。先月に通ったばかり。民家の他に小規模な企業や店舗が見られる程度。
本郷交差点で22号と分離し、再び単独区間へ。本庄市まで七本木の集落を渡る。
2度目の上越新幹線。
続いて関越自動車道の下を行く。南側には本庄児玉IC、北側には上里SAがある。
地域の中心となるショッピングセンター、ウニクス上里。スーパーやフードコーナー、映画館もあるようだ。ウニクスの店舗は他に川越、秩父、高崎等にある。
古新田交差点で右折、一時的に市街から離れる。

本庄市

旧・児玉郡北泉村

それらしい標識は無いが3枚目の写真の看板辺りで本庄市に入る。この県道は児玉町との合併で南北に長くなった現本庄市のうち、従来の本庄市にあたる北部の、本庄駅を中心に栄える市街地の南部を抜ける。
西富田(南)交差点。国道462号と交差する。国道だけあって片側2車線のしっかりした道路。

旧・本庄町

本庄市街の南端をなぞるように進んでいく。沿道は多くの店舗で賑わう。
国道17号から南下してきた本庄寄居線(r31)とけやき2丁目交差点で交差。交差点の向こうでも店の看板が目立つ。
南大通り陸橋でJR高崎線を越える。南に岡部駅、北に本庄駅がある。「南大通り」はこの一帯におけるこの県道の別名。
花園本庄線(r86)と交差。地理院地図と違い左側の道は県道としての案内が消されている。そうであるならr86はこの県道と重複することになるが、詳細はr86を踏破する際に追って調べる。
終点、寿三丁目交差点で国道17号とぶつかる。直進すると本庄妻沼線(r45)となり、熊谷市北部の国道407号交点まで、さらに行くと羽生妻沼線(r59)に入り羽生市の国道122号まで行くことができる。つまりこの3県道で県北横断道路という訳である。

GPSログ

群馬県内では市街地の幹線道路に、埼玉県内では国道17号が北側を支える上里本庄市街の南部を支える道路となっていることが分かる。


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