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FF7Rの感想を美容師視点で書いてみた(ルードのヘアスタイルはレノが担当…?)

初めまして、横浜から少し外れた場所で美容師をしている

さっきーと申します!

自己紹介記事は後日改めて書くとし、

今回はFF7Rのことについて書きたいと思います。


※ここから先はFINAL FANTASY 7 REMAKEのネタバレを多少含みます。


1997年にプレイステーションにて発売されたFF7のリメイク作品ですが

僕はプレイステーションのFF7はプレイしたことがありません。

発売当時はまだ子供すぎたこともありますが(赤子)、FF作品自体、現在プレイ中のFF14がほぼ初めてのプレイです。(友人に借りてDSのFFのなにかとPSPのクライシスコアをやったことはあったのですが、元々ゲームが苦手でクリアできずに返してました笑)

今回はFF7Rをプレイするにあたり、クライシスコアをネットで購入し、クリアしてからFF7Rに臨みました。

まずその映像クオリティに驚きを隠せないのがFF7R、映画のような美麗なムービーからシームレスにゲーム画面につながってくるので、プレイしている時の世界への没入が心地よいです。

そして僕自身が美容師であることも関係するのですが、やはりゲームやアニメを見るときのポイントの一つに、登場人物の髪型というものがあります。

このキャラクターの髪の毛はどのようにしてできているのか、どこをどう引き出して切っているのか、実際に再現可能であるのか、こういったところにどうしても注目してしまうのですが、7Rにでてくるキャラクターは髪型もとても魅力的です。

なので当然の流れのようにキャラクターのヘアスタイルの話をしたいと思います。

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クラウドが一番特徴的な髪型ですね。再現不可能ではないです、街中にいたらかなり目立ちますけどね!あのツンツンした髪の毛も良いですが、バックの髪の毛の短さも個人的には好きです。子供時代は後ろ髪が長くその姿も良いですよね。ソルジャーに憧れ、ニブルヘイムを出たときに切ったのでしょうか?おそらく一つの区切りだったのでしょう。

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ティファの髪、良いですよね…。この黒くて長い髪の毛、戦闘スタイルが格闘なので、毛先がなびかないようにしているのだと思いますが、毛先で一つ結ぶことによって少したぽっと膨らむシルエット。そして髪質改善トリートメントをしたかのようなツヤ感。もう最高です。これでスタイル抜群の幼馴染属性ですから、嫌いになれる人の方が逆に尊敬します。嫌いな人いるんですか…?毛先の髪留めを硬い物にしたらそれで攻撃もできそうですよね(笑)


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エアリスの巻き髪もいいですよね、ティファのストレートな髪の毛とはまた違った女性らしさを感じる空気感、ほどよい茶髪。エアリスの戦闘スタイルは魔法。激しく動くこともほぼないので下ろした巻き髪でありますが、後ろ髪もロープ編みでおろしているので、機動性も良いと思います。そしてロープ編みをするとかなり長さが短くなるので、実際の髪の長さはさらに長いです。普段の生活なども髪型から見てとれるのが良いですね。そしてあざとい。大人の女性のはずなのに少し子供っぽい感じで、個人的にはエアリスが一番好きなキャラクターです。

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ジェシー、ジェシーの髪型はいわゆるポニーテールですね、おろすと結構長さがありますが、やはり高い位置でのポニーテールにすることにより、戦闘中に髪の毛が邪魔になってしまうことは避けられますよね。ティファほど激しくは動かないにしても、やはり動きやすさは大切です。そして首筋が見えるというのがポニーテールの良いポイントです。ジェシーは少しひょうきんというか、あのテンションは本人の不安と覚悟の現れだと思うのですが、バイクに一緒に乗ってから、もうジェシーも大好きです。


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ビッグスはハチマキで全体的に髪の毛が上がっていますが、おろしたら意外と長そうですね。サイドは少し短いと思うので、ジェットモヒカンに近いスタイルかと思います。黒髪でクラウドとは対照的な少しオトナな雰囲気といいますか、言動や雰囲気からも兄貴感を感じられて好きです。


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ウェッジの髪型に関しては髪の部分はあまり見えませんが、ひとつ言えるのは前髪の流れ方からして、意外と髪の毛は長いことと、左耳の前にある髪に若干のうねりが見えるので、くせっ毛なのかもしれない。ということです。(二つでしたね…w)バンダナキャラっていいですよね。バンダナをとった時の髪型も気になりますが、ウェッジに関しては、なによりもそのお腹に詰まっている夢と希望に温もりを感じます。


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バレットの髪型は刈り上げと、トップの部分が少し分かれていて、お父さん!という感じのスタイルですね、今現実世界の美容室にバレットが行くと、確実にフェード カットをお勧めされると思います(笑)バレット自身の猛々しさと相まって、この刈り上げスタイルはバレットにはやはりどハマりです。マリンに見せる優しさと戦闘中のギャップがイイ…!!


タークスの皆さんもとても魅力的なヘアスタイルなのですが、(ルードは髪の毛ないんですけどね、多分剃ってますよね)ツォンに関してはクライシスコアの時代から大分髪の毛が伸びており、一ヶ月に伸びる髪の毛は1〜1センチ強が平均なのですが、そう考えるとおそらくツォンはこの数年あまり髪の毛の長さそのものは切らずにいたのではないでしょうか、毛量が気になって軽くする、傷んだ毛先だけを少し切り落とす、そんなことをしながら日々過ごしていたのかなと感じます。

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7年前から大きく髪型が変化しているキャラクターはいなく、ツォンだけが大きな変化があります。この何故髪の毛が伸びたのかを考える時に、(※1)製作者の「キャラクターデザインとしてカッコイイから伸ばそう」なのか例えば「ザックスとクラウドが実験体として捉えられ、ザックスが目覚めてからミッドガルへ向う途中、助けることができなかったことにより、その時から自責の念を忘れないために伸ばしている」なのか「純粋にタークス主任としての仕事があまりにも忙しすぎて美容室にいけない」などその髪の毛が伸びた背景を妄想するととても楽しいです。個人的にはツォンの長髪が大好きです。

(※1)心優しいフレンドさんが元々原作でツォンは髪の毛長かったんだよ!と教えてくれました!(そうか…元から長いのが本当のツォンなんですね、それはカッコよくて好きになりますね…)そこを踏まえるとクライシスコアの時に短い設定にしたのにはどういった意図があったのか、(僕にとっては)逆の方向で考えることができるので、また楽しいです。


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レノの赤髪は言わずもがなのかっこよさですよね、ゲームに出てくる赤髪のキャラクターってなんでかわからないですがずるいですよね。かっこいいんですもん。個人的に赤い髪色が好きなのと、実際に人間の髪の毛でカラーリングする際も赤髪は綺麗に出やすいです。ブリーチは2~3回くらいはしたほうがいいぞ、と。それとえり足の髪の毛がかなり長くそこも良いです。実際にやるとなると少し毛量に問題が出るかもしれませんがエクステなどの方法もあります。

そして、レノの声大好きなんです。藤原啓治さんが先日亡くなられ、とても寂しい気持ちになりましたが、こうして作品の中でその声が生きていることに感謝をし、これからも藤原さんが出演されていたゲームやアニメを楽しみたいと思います。藤原啓治さんのご冥福をお祈りいたします。


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ルードはもし髪の毛が生えてこないのではなく、自らスキンヘッドにしているのだとしたら、何日おきに剃っているのか、自分で剃っているのか誰かにお願いしているのか、想像すると面白いですね。おそらくですが、カットシーンを見ている限り少し頭皮に青さがあるので剃っていると思います。毛根に髪の毛が残っていなければ青くはならないはずなので。それこそレノが剃ってあげたりしていたら、なんだかかわいいですよね(笑)体術で戦闘するルードにとって、「髪の毛は邪魔である。」という極論に至ったのかもしれません。髪の毛は女性の命ですが、男性であるルードにとっては邪魔でしかないのかもしれません。スキンヘッドに至るまでにどれほどの修行を積んだのか、ラノベが一本書けても不思議ではないですね。


このように、髪型などから生活や思想を想像したり妄想したりするのも、一つの楽しみだと僕は感じています。


ゲームの内容としては現在僕はノーマルモードをクリアしハードモードに挑戦中です。ノーマルモードではレノとの戦いで初めて死にました。それまでカウンターを使ったこともなくやってきたので、攻撃が当たらないどうしよう、回復が追いつかない…。わー!!!となって死にまくったのですが、カウンター…そういえば…と気づいてからは割とすんなりいけました。FF14のフレンドに話したところ「え!カウンター?私脳筋だからカウンターなんてわからなくて魔法で押し切った!」と。違うんです、僕もまた別の脳筋なので魔法で攻撃するという発想が全然なかったんです。

それぞれのキャラクターのスクリーンショットなのですが、エアリスとティファしか一周目では撮っていなかったので、2周目の現在撮れる人から撮り、いや!これではいつになるかわからない!と思い、急いでハードモードを一度止めて、チャプターを行ったり来たりしながら良いシーンを探しました(笑)


話は戻り、物語を進めていき個人的に一番迷ったシーンはコルネオの館の地下に落とされた後、ティファとエアリス、どちらに声をかけるかのシーンですね。

僕はエアリスに声をかけたのですが、ティファにも声をかけられるのかと思っていたら、そのままティファは自分で起き上がってきたので、「え!ティファには声かけられないのね!」と画面の前で声をだしました。最近クリアしてから7R関連のyoutubeを見ている際に、そこのポイントでのストーリー分岐があることを知り、現在プレイしているハードモードではティファを選ぼうと思います。

エアリスが好きな僕ですが、ティファの可愛さにも物語を通し気づきました。衣装の分岐に関しては最初は大人っぽいのを選び、今は格闘家を選んでいます。異国風もしっかり見たいので、3周は必至ですね!

どうやら僕の未来視によるとティファのルートを追えば、ティファとエアリスどっちももう選べない状態になるようで、これはもう確定した未来であり覆る気がしません。かわいいは正義です。先人はイイことを言いました。

レノとの戦いでこそ敗北を喫しましたが、バハムートの召喚マテリアをゲットするために、魔法マテリアを成長させようとチャプター14あたりで地下闘技場を周回していたところ、レベルも結構上がったため終盤は死ぬこともほぼなく終えることができました。(バハムート戦はかなり死にましたが…)


ティファとエアリスがかわいいことしか熱弁していない僕ですが、全編を通し一番印象的だったシーンは、チャプター2の神羅兵との戦闘シーンで、クラウドの背負うバスターソードについて言及されるシーンです。もしやお前!カンセルなのか!と思った途端に戦闘に入るので、なにも確かめられないのですが、その後、物語終盤で神羅ビルに侵入した際に、クラウドの元同僚と思わしき人物たちがカンセルを呼んでこようとするので、やはりあれはカンセルだったのでしょうか?ザックスをずっと案じ続けていたカンセル、元気でいてほしいです。

そして個人的なFF7R1周目でのベストSSはこちらです。エアリスの魅力がここに詰まっていると僕は思っています。

かわいいは正義です。綺麗も正義です。

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原作をプレイしていないので、昔からのファンの方が感じる違和感。今後のストーリー展開などはわからないのですが、とても満足する内容でした。ハードモードではたくさん死んでいます!!やはりゲーム得意じゃないんだな!と痛感しますが、自分なりにどうしたら良いのかを模索し、少しずつですが先に進んでいくことにやり甲斐を感じています。


普段プレイしているFF14でも自分はどちらかというとライト勢なのですが、オンラインゲームであるFF14ではどこかで躓くと、全員で話し合いクリアを目指します。オフラインゲームであるFF7Rは攻略を見ない限り自分一人で考えます。オンラインゲームにはオンラインゲームの面白さがありますが、オフラインゲームにはオフラインゲームの面白さがあり、一人で攻略に頭を抱えることが久しぶりだったため、とても楽しく有意義な時間でした。

続編の発売がいつになるかはわからないのですがそれまでに、よりFF7Rへの愛を深めていきたいと思います。原作をプレイするかは迷っているところです。ツォンの髪型のことであったり、やはり原作をプレイしているからこそわかるモノというのは数知れずあると思います。

もし未プレイの方でここまで読んでくださった方がいましたら、是非体験版からプレイしてみてください。

お読みくださりありがとうございました。


エアリスとの報酬デートは代わって欲しい。切実に


ヘアスタイルを載せているInstagramアカウントです。


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CHARACTER DESIGN: TETSUYA NOMURA / ROBERTO FERRARI
LOGO ILLUSTRATION:©1997 YOSHITAKA AMANO






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