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はじめてのガンダム。

先日オタク美容師さっきーは人生で初めてガンダムに触れました。

理由は、高校2年生の時から来てくれてる女の子が先日成人式を迎え、初めてお会いした時くらいから伸ばし始めた腰まである髪の毛をバッサリ切り、そのなりたいスタイルが、ガンダムSEEDに出てくる、[ナタル・バジルール]のヘアスタイルでした。

その女の子はいつも好きなアニメのキャラの髪色をインナーカラーに入れており

今までにキルラキルの纏流子の赤髪、コードギアスのCCの緑色、ポケモンのルリナの水色、などをしてきました。

そんな女の子が、インナーカラー を全て無くし、更には襟足を刈り上げたいと言い、ハンサムショートにしたいと思うほど魅力的な女性が出てくるならば、これは担当美容師として、見ずにはいられない。

そして僕はガンダムSEEDを見始めました。

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こちらがポケモンのルリナを意識したカラーリングです。

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そしてこちらがバッサリショートヘアにしたスタイルです

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水色ロングの時から、このショートヘアにするまでの間はほんの2週間です。とても良い最高なバッサリイメチェンでした。

女の子をここまで夢中にさせるガンダムSEED、ガンダムSEED destinyの魅力を今日は語りたいと思います。

まず初めに、ガンダムを見たことがない僕がガンダムに抱いていた最初のイメージ。それは勧善懲悪。敵となる人たちが居て、主人公がガンダムに乗ってそれを倒す。そういうアニメだと勝手に思っていました。

ですがそれはガンダムSEEDを見てからすぐに間違いだったことに気付きました。

ガンダムSEEDは遺伝子を操作し生まれてきた人間であるコーディネーターと呼ばれる人類と、遺伝子操作を行われていない、従来の、所謂普通の人間であるナチュラルと呼ばれる人類とが、対立をしている世界の話でした。

主人公であるキラ・ヤマトはコーディネーターでありながら、中立国である場所でナチュラルの友人達と学生生活を過ごしていると、ある日コーディネーターの軍隊であるザフト軍が中立であるはずの国に攻撃を仕掛けてきます。その戦火の最中、中立であるはずなのに地球軍のモビルスーツ(ガンダム)が何故かそこにある。そしてその場でコーディネーターのザフト軍服を着ている幼馴染のアスラン・ザラに再開する。

コーディネーターはプラントと呼ばれる宇宙にある地球の環境を再現した超巨大居住区の様な所に住んでいるのですが、その地に早く旅立ったアスラン、いつかプラントでまた会おうと約束したはずの2人は、この戦いの中で再開してしまいます。

地球軍のモビルスーツはその機体が持つスペックを十分に引き出せるほどのOSを積んでいなかったのが、コーディネーターであるキラはそのモビルスーツのOSを一瞬にして書き換え、手足の様に操れる様にしてしまいます。

瞬時に多くの情報を処理する能力、覚えたことを正確にこなす力、そして生まれながらにして厄介な疫病に対する抗体を持つ、生身の人間であるナチュラルからすれば所謂チート人間であるコーディネーターの間には深い溝ができてしまうことは、こういったところからも察することができます。

ではこのコーディネーターとナチュラルは何故争っているのか、それは単なるナチュラルの嫉妬心や、コーディネーターの支配欲など、そういったものではありません。

元々は地球連合軍からプラントに対しての宣戦布告から戦争が始まったようですが

戦争全面化、過激化の原因としては、ナチュラルがコーディネーターが住んでいる場所であるプラントに核攻撃をしたことに始まります。

ユニウスセブンというプラントに住む24万3721人(wiki調べ)が一瞬にして亡くなり、全面戦争になるのには十分すぎる理由でした。この事件はバレンタインデーに起きたことから、「血のバレンタイン」と呼ばれ、作品中この単語が多く出てきます。

そしてコーディネーターもその持っている頭脳などを活かして強い兵器をつくっていきます。

もうこれだけでわかりますが、このガンダムSEEDという作品はどちらかが完全なる悪でもなければ、どちらかが完全なる善でもない。どちらにも悪いところがあり、どちらにも良い面がある。あまりにも壮大なスケールの話であり深く、本当に面白い作品でした。

幼馴染であるキラとアスランが地球軍とザフト軍に分かれてしまい、お互いに銃を向け刃を交え互いに人を殺し、その中で成長する物語であり、友情についての物語でもあり、人種差別や終わらない戦争への問題提起でもあり、遺伝子操作などの観点から倫理的な問題も絡んでくる、作品でした。

大人向けすぎやしないか…?!

と見ていてとても思いました。リアルタイムで見るとしたら僕は放送当時は小学校低学年です。僕と同じ世代でこの作品の深さを感じている人が当時いたらきっとその人はもう悟りを開いているでしょう…。僕はその頃は無邪気にサッカーボールを追いかけていました。

肝心なナタルバジルールは主人公達が乗ることになるアークエンジェルという戦艦の副長なのですが、規律を重んじ少しお堅い印象で、艦長に対して良くつっかかるのですが、間違ったことは言っていないキャラでした。SEED destinyまで見るとナタルの良さはより鮮明になりました。

destinyのお話もしたいところですが、あまりそちらを話し過ぎるとSEEDをまだ見たことが無い人がこの記事を読んでくださったときにネタバレになりすぎると思うので、是非SEEDを見て欲しいです。

僕が好きなキャラクターはアスラン、ラクス、カガリなどはもちろんですがオーブ軍のトダカ一佐。彼のことは忘れません。

色々なネットの記事を見ているとガンダムSEEDは賛否両論あるようですが、初めてガンダムに触れた僕としては、ガンダムというものに対してとても興味を唆られ、ガンダムSEEDに出会えて良かったととても思いました。

ガンプラを初めて買ってみたり、

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フリーダムのマグカップを買ったり

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とてもガンダムというものを身近に感じるようになりました!

そして単純に幼馴染が敵となるという設定はそれだけで熱いですね。コードギアスのルルーシュと朱雀とかも熱いですもんね。

例によってガンダムSEEDに関しましても、著作権などがありますので、ガンダムSEED HDリマスター版サイトへのリンクを貼っておきます!

お客様のお写真はSNSなどへの掲載の許可はいただいておりますが、正面からの画像には顔を隠すスタンプを押させてもらいました!

ガンダムにまだ触れたことがない方は是非ガンダムSEEDを観てほしいです!

ガンプラはのんびりつくっていますが、ガンプラの記事も書けたら良いなと思ってます!

そして最近FF14で新しいキャラクターを制作したのですが、そのキャラクターの名前にもSEEDからもらってファミリーネームはザラ(Zala)にしました。笑

ガンダム、良いですね…

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