今までしてきたバイトの話

私は今まで様々なアルバイトをしてきた。一見するとバイトをすぐ辞めるクズ学生と思われがちだが、まあその通りである。アルバイトで学んだことは特にない。友だちも彼氏もほとんどできなかった。ただ「だらしない人間だな」「こんなバイトあるんだな」と思いながら読んでいただければ幸いである。

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ファミリーレストランのホール
高校２年生、人生初のアルバイト。家から近いという理由で始めた。友達が辞めてしまったので私も辞めた。１年。

ローソンの店員
店内に流れるからあげくん音頭でノイローゼになりそうだったので４ヶ月で辞めた。

抹茶カフェの店員
パフェが作りたくて始めたが「来月からパフェの作り方教えるね」と毎月言われ続け、結局ずっとレジだったので１年で辞めた。

スーパーの試食販売の人
単発のバイトだったが、気に入ったので他のバイトと掛け持ちしながら細々と続けていた。毎回違うスーパーへ行って社食を食べるのをいつも楽しみにしていた。

オフィスビルの居酒屋の店員
オフィスビルだったので、居酒屋なのに土日は休みの店だった。大きな店舗にも関わらず金曜日でさえ1,2組しかお客さんがいなかった。従業員は店長とおばさんと私だけだった。４ヶ月経ったところで店が潰れた。

カラオケ店の店員
カラオケ店でフードやドリンクを運ぶバイト。ほとんどのお客さんがファーストドリンクを頼んだきり何も頼まなかったので待機室でただ立って待つ時間がほとんどだった。嫌になって４ヶ月で辞めた。

駅のホームのジュースバーの店員
小さな店舗だったのでワンオペも多く気が楽で、レジから調理まで全部自分のペースでできて楽しかった。古株の人たちが沢山辞めて、バイトリーダーのポジションがチラついてきたので２年で逃げ出した。

パスタ屋さんのキッチン
大好きなパスタ屋さんのレシピを知りたいというスパイ的な理由で潜り込んだ。飲食店には珍しく、店長がとても素敵な人だった。店長の人柄のおかげでお店全体の人間関係もよかった。大学卒業のタイミング辞めた。

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ここまでが高校・大学時代に経験したアルバイトだ。このあと大学を卒業した私は正社員として働き始めたが、あまりしっくりこなかったので転職を決めた。次年度の４月からの入社にもかかわらずテンションが上がって12月に退職してしまったので、1〜3月の間はアルバイトで食い繋いだ。

中学時代に通ってた個別塾の講師に応募したら、学力テストでギリギリアウトだったが塾長のお情けで雇ってもらえた。塾講師で久しぶりに頭を使うことが多かったので、単発のバイトはとにかく頭を使わない仕事を探した。

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個別塾の塾講師
中学国語、中学１・２年数学、中学１年英語 という、大事な受験期間に何の役にも立たない科目で雇ってもらった。塾長には本当に感謝している。

冷凍ピラフをラップで包む仕事
頭を使わない単発バイト。レストランの厨房で、冷凍ピラフを200g計ってラップで包む仕事、５時間。きれいに包むと褒めてくれるので嬉しかった。

宅急便のコンベアから荷物を取り出す仕事
頭を使わない単発バイト２。宅急便の集荷所でコンベアから流れてくる大きな荷物の中から「Ｊ」と書かれているものを取り出す仕事。私のグループで女性は私だけで男性陣に力仕事をやってもらえたので、私はＪと書いた荷物を見つけたら「Ｊです」と言うだけの仕事だった。７時間。

以上。