見出し画像

大寒:寒さの中に潜む、春の兆し

1月20日から大寒に入りました。(1/20~2/3)
1年で最も寒い時季ですね。

大寒:初侯(七十二候)は「款冬華(ふきのはなさく)」(1/20~1/24)
款冬(かんとう)は蕗の異名。
氷を破るようにして生えることに由来するそうです。
蕗の薹が顔を出すようになると、どことなく春の気配を感じます。

寒さ厳しい1月に咲く、日本水仙

蕗の薹、見かけました?
私の住む周辺ではまだのようです。
その変わり、見つけたのが咲き始めた水仙。
雨上がりの曇り空の下、
大寒に咲き始めた水仙の写真を撮影。

上へ上へと伸びるエネルギー

寄って構えたカメラのファインダー越しに見えたのは、
無数の滴を携えた蕾や葉・・・!
春の息吹がここにある。
今を生きる水仙の生命の力に、無性の喜びを感じるのはなぜなのか。
それを知りたくて、シャッターを切る。

滴が奏でる春を待つ水仙のメロディ♪

寒さの中に潜む春の兆しを感じながら、過ぎていく1月。

寒い季節は、お味噌汁がよりおいしく感じますね。
キャベツがおいしい時季です。
薬膳の効能でいうとキャベツは脾・腎の気を補養する食材。
寒くて乾燥する冬は腎を温め、気血の循環を促すように。

シメジ・人参・玉ねぎと一緒にキャベツたっぷりのお味噌汁で
身体を温めて。
寒い。寒い。寒いけど、よしっ、今日もがんばろう。

滴をまとい、凜と佇む

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?