修理、作り替えで真珠に新しい価値を吹き込む【2021・22年度参加企業の「その後」】

　3月6日に2021年度・22年度参加企業の有志メンバーが集まり、ミライ経営塾Wonders卒業後の「現在」の状況について共有会をしました。明日24年3月29日、神戸新聞の朝刊でも有馬芳香堂、安福又四郎商店、日米珈琲の取り組み発信いたしますのでぜひご一読ください。

　このnoteではまず大洋真珠さんのおとりくみから紹介します。

　大洋真珠さんはもともと、高品質な真珠をメンテナンスしながら使い続けるために、修理や作り替えで新しい価値を生み出す「パールクリニック」ブランドを20年前から展開してきた。このブランドを掘り下げて、真珠製品を購入するならパールクリニックがある大洋真珠で、と選んでいただけるようになりたいと考えている。

　譲り受けたパールについて相談する方は本物かどうかの確認で終わってしまいがちで、とりあえず保管しておくケースも多いと予想。本物ゆえ処分する選択肢は無いなら、“ジュエリーは、特にパールジュエリーは案外簡単に作り替えることが出来るので、そのままの形は好みじゃないなら自分に合う形に作り替えて活用する”いう選択肢があることを知っていただきたいと考え
ている。

　そして、パールジュエリー発展のために、付け慣れていない若い世代にもっとパールに慣れ親しんでもらいたい希望を込めて、作り替えが出来るデザインに繊細な雰囲気のベビーパールを使用した商品を開発。

　パールは世代を超えて受け継ぐこともできるジュエリーであることを知らしめ、モノを大切にする文化がこれまで以上に深く根付くであろう未来に少しでも貢献し、パールクリニックがあることで真珠会社として唯一無二の存在を目指したい。

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