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30代独身(元)ひきこもり、大学院に合格しました。

季節外れのさくらさくら。
こんにちは。30代独身の私です。

タイトル通りですが、今日はご報告があります。長い道のりでしたが、ついに大学院に合格しました!!

なので(全く参考にはならないと思いますが)、ここまでの紆余曲折について書いてみたいと思います。

2022年(1年前)、入試全落ちの絶望


私は以前、2022年9月に通信制大学を卒業していまして。(→詳細はコチラの記事に。)

その後、大学院受験を目指していたのですが、当時の元彼とろくでもない別れ方をして凄まじく塞ぎ込んだり、仕事が死ぬほど忙しく疲れ切ってたり、とにかく全く勉強に身が入らない。

それでもなんとか受験はしたのですが、結果は全落ち。そんなこんなで、2022年は絶望の年でした。

全く間に合わない受験勉強、2023。


大学院の試験科目は、語学+専門科目+面接。
それに加えて書類提出(志望動機、研究計画、履歴書など)。

今年こそ受かるぞ!と気持ちを新たにし、週4日のゆるいバイトに変更しながら勉強を始めたものの、語学は中3レベル、研究計画書もどこから手をつけたらいいのかわからず、かといって予備校に行けるような金銭的余裕もない。どうしよう…。

手を差し伸べてくれた人たち


助けてくれたのは、リアルでゆるく繋がっている(元)ひきこもりの知人達。「勉強できない!わからない!どうしよう!」と相談したら、様々な知恵を授けてくれた。英語の参考書を教えてくれたり、専門書を貸してくれたり、研究計画のアドバイスをくれたり。

その中でも「もう間に合わないなら日和見するな!本当の自分を(研究に)さらけ出してみろ!今のところそれしかお前に勝ち目はない!」と現実を突き付けてくれた人のことは、恩人だと思ってる。

置きにいこう、無難にやろう、と考えていたことを指摘されて、でもそれじゃ結果は出せないよな…と自分で薄々感じてたことも見透かされ。

なので、良くも悪くも自分の経験を全面に出した研究を提出し、面接でも、今までの自分の人生についてすべてを話した。

私は30代独身(元)引きこもり。毒親育ちかつ筋金入りのメン☓ラです。完治しているけれど過去には長い闘病生活があり、複雑性PTSDでした。

スタート地点は超マイナスで、やっとこさこの歳で周回遅れでスタート地点に立てた程度。

履歴書に書けるまともな経歴が無い。
だから、いつも嘲笑われてきました。

「えっ?それでアナタ今まで何してたの?(笑)」って。

…だから今回もきっといつもと同じでしょう。私なんかが報われることなんて、万に一つも・・・。

30代引きこもり、大学院生になる


入試当日は語学が壊滅的で、選択肢だけは埋められたものの、記述が全然できなくて。うわあ終わった、と思いました。

全く期待せずに発表を見たら、まさかの「 合 格 」の2文字が。まあどうせ夢だろう、と思ってたら入学書類一式が届いて。やっと合格を実感しました。

この人生は無意味じゃなかった。マイナスを、マイナスから立ち直った経緯を、生まれて初めて評価された。大げさかもしれないけど…生まれてきたことを祝福されたような気持ちでいっぱいだった。

思い返せば、30歳になった歳に初めて、自分の人生を自分で選ぼうと決めた。あのとき、「これから通信制大学に行く」と決めたとき、誰一人背中を押してはくれなかったけど、不思議と迷いはなかった。

…こんな私でも、これから何者かになれる日がくるのかな。なんだかやけに、今日の空は綺麗に見える。

人生\(^o^)/コレカラハジマル!



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