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なんちゃってSDGsでは無理


※部内メンバーに共有した、気になったネット記事。

7月18日(月)

本気で地球はヤバくなってきた。
と多くの人が気にするようになってきた。
のでは。


「梅雨時期は無くなると考えてよいね」「日本も亜熱帯気候になってきてるよね」
先週の月次会でのNさんの言葉です。

春と秋の季節は年々短くなっています。
残暑(猛暑)はあたりまえ、9月は秋ではなく夏と考えるべきです。
夏場の集中豪雨は常態化しました。
何十年に一度の大型台風が一年間に何度も発生してます。
もはや、これらは異常気象ではなく、通常気象と言えます。

昨年の8月に報告されたIPCC (気候変動に関する政府間パネル)のレポートの一部を紹介します。
・このままだと2050年までに世界の平均気温は1.5度上昇する
・それによって、2040年頃から、自然と人間のシステムに対して数多くのリスクをもたらす(確信度が高い)
・そして、一時的に1.5℃を超えてしまった場合、1.5℃以下に留まる場合と比べて、 多くの人間と自然のシステムが深刻なリスクに直面する(確信度が高い)

つまり、2040年までに気温上昇をおさえないと、地球が壊れていくよ。って発表されたわけです。

※  IPCCの報告書のまとめサイトはこちら ↓
https://adaptation-platform.nies.go.jp/climate_change_adapt/ipcc/index.html  


今、世界中の企業は、取り扱っている商品が環境に悪いことをしていないのか?
を答えなければならなくなってきてます。

どんなに便利なものでも、デザインがよくても、安くても、美味しくても、
「地球ぶっ壊してるじゃん!」って言われたらどうにもならない状況に立たされています。

これ、本気の本気で意識していかないと、乗り遅れた、、のレベルではなく、生き残れなくなるはずです。

そして、ポーズだけの企業への問題視は高まってます。
残念ながら、アパレル産業は「グリーンウォッシュ」ばかりという指摘の声は多いです、、。
※グリーンウォッシュ・・・環境に配慮した、またはエコなイメージを思わせる「グリーン」と、ごまかしや上辺だけという意味の「ホワイトウォッシュ」を組み合わせた造語。

なんちゃってSDGsでは無理

https://forbesjapan.com/articles/detail/45954  

URLを添付した記事は、orbital insight(オービタルインサイト)という会社の記事です。
衛星を使って、地球を丸ごとスキャンして、色々なモニタリングをしているシリコンバレーのAI企業です。

大手消費財メーカーであるユニリーバの依頼で、調達先の農園の調査をおこなった話が記載されてます。
パーム油の生産量を増やすために農園を拡大した結果、森林破壊を招いてしまった地域があった事が、モニタリング調査をした背景でした。 
ユニリーバは、自社が扱う商品に使うパーム油が環境に負担をかけていないことを確かめて、持続可能なものづくりの実現を目指しているという話でした。

きちんと本気で取り組む企業が生き残るはずです。
嘘がつけない世の中になってくるはずです。

環境改善に向けた取組みは、
現時点では具体的な施策がはっきりと進められていません。ただし、意識して、注意して、考えて、行動に繋げていきたいです。

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