学習の5段階②~ポイントはどこでしょうか?~

こんにちは。前回は『学習の5段階』を紹介しました。

前回の記事:
https://note.mu/kobax/n/nb3609ee4960c

※簡単におさらい※
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<学習の5段階>
① 無意識無能
② 意識無能
③ 意識有能
④ 無意識有能
⑤ 無意識有能かつ意識有能
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前回を踏まえ、今回はポイントがどこか?それはなぜか?という話をします。

これが正解!という訳ではないですが、(前回クイズを出しておいてすみません。。。)
私がこの『学習の5段階』において最も重要だと思うポイントは、ずばり②⇒③、つまり「意識無能」から「意識有能」への移行です。
そして次に重要なのが④⇒⑤、「無意識有能」から「無意識有能かつ意識有能」への移行です。
この2ポイントが躓きやすい点なので、ここに注意すれば問題ないのです!

ここからは上記のように考える理由を書いていきますね。

まずは②「意識無能」⇒③「意識有能」への移行について。
この移行が最も重要だと思う理由を簡単に言うと、
『エネルギー』を使うので、それをコントロールするために『考えること』が必要になるからです。
①⇒②は無能フェーズ内の移行となり、自分に必要なことであれば自然とインプットする機会が身の回りにあることが多いので楽に移行していきます。
③⇒④も有能フェーズ内の移行で反復練習や場数を踏むだけなので機会を作ることを意識すれば移行していきます。
一方で②⇒③は無能から有能への移行となり、ここにはそれ相応の『エネルギー』が必要となります。
残念ながら②のフェーズで止まってしまう人が多い理由は、この『エネルギー』をうまくコントロールできないところにあります。
ただ、この『エネルギー』を自分で『考えて』コントロールする術を身につければ、できないことができるようになることは難しいことではないのです。
※この『エネルギー』のコントロール方法は次回書きます。

次に④「無意識有能」⇒⑤「無意識有能かつ意識有能」への移行について。
この移行にはある欠かせないものがあります。それは・・・・
『言語化』です。
自分自身が無意識にできていることを『言語化』し、他人に伝えなければならないのです。
一流プレーヤーが管理職や指導職になって苦労する理由がこれです。よく『いいプレーヤーがいい指導者ではない』と言われたりしますよね。
でも、これは学習の5段階、特に②⇒③を意識してstepを踏んでいる人は簡単にクリアできてしまうのです。ここでも②⇒③が重要になるんですね~

と、ますます②⇒③の移行が重要な気がしてきたところで今回は終了です。
(長くなってしまい恐縮です。。。)
次回は②「意識無能」から③「意識有能」への移行に使う『エネルギー』のコントロール方法、考え方をお伝えします。

こばやし

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