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学習の5段階①~できないことができるようになるまで~

こんにちは。
突然ですが「できないことができるようになる」ってとってもわくわくしませんか?
できないことができるようになることが嬉しい気持ちって、小さな子供から大人まで一緒だと思うんですね。

実はできないことができるようになるまでには5つの段階があるんです。
今日はその5段階、『学習の5段階』という考え方を紹介します。できないことができるようになり自分の身になるまでの5 stepです。
そして次回以降でそのポイントを理解すれば、日々の生活に応用できるよ、という話をします。
私は、特に新しい環境に飛び込んで学ぶことの多かった社会人1年目の頃、これを強く意識していました。(理論を知ったのは最近ですが、、、)

まずは『学習の5段階』について。
① 無意識無能
第1段階はわからないことやできないことを知らないし、わからない、できないという状態。
学習の初期フェーズで新しいことを始める時、特に新社会人のみなさんはこの時期、このモードにはまりがちではないでしょうか。
(私は社会人1年目の今の時期、完全にこのモードにはまっておりました。笑)
ただし、心配しなくて大丈夫です。だって当たり前のことですから。落ち着いて②以降のstepに進んでいきましょう。

② 意識無能
第2段階はわかっている・知っているけれど、やったことがない・できないという状態。
授業やセミナー、研修、本などで、とりあえず知識をインプットしたというのがこのフェーズ。
もう少し仕事に近づけると、知識はインプットしたけど行動に移せていない、みたいな状態。研修を聞いてもうできた気になっているが、実際は行動に移せていない・・・というのはあるあるです。

③ 意識有能
第3段階は意識していればできる、意識していないと忘れてしまっているという状態。たとえば研修で聞いた知識を実務に生かすべく、意識をして行動をしているフェーズです。
ここから「有能=できる」というフェーズに入ってきて、意識してやっているので疲れるけれど、なんか充実感があって楽しいという気持ちがわいてきます。

④ 無意識有能
第4段階は意識しなくてもできるという状態。
仕事をはじめて慣れてくると、息を吸うようにできることが増えてきますよね。最初はできなかったのに今は当たり前にやっているようなことがこのフェーズです。

⑤ 無意識有能かつ意識有能
第5段階は意識しなくてもできていることを他人に説明し伝わるという状態。
個人的にはこのフェーズにはいくつかレベルがあると思っていますが、最強のレベルはどんな人に対してもそれができ、伝えられた人もできるようになるという状態だと思います。

以上が学習の5段階です。今回はここまで。

なんとなくできないことができるようになるまでの過程を感じていただけたでしょうか?

次回は、ポイントがどこか?それはなぜか?という話をしたいと思います。
ちなみにみなさんはどのフェーズがポイントだと思いますか?またそれはなぜですか?
答えは次回へ。


こばやし

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