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Joshua Cooper / ジョシュア クーパー 今知って欲しい生産者
初めに
私の記事を見て頂き誠にありがとうございます。
少し日を空けての掲載となってしまい申し訳ございません。
今回はオーストラリア、私が今一番オススメする生産者をご紹介させて頂きます。
では今回もどうぞよろしくお願い致します!
オーストラリアの若き醸造家について
近年世界的に注目を集めている醸造家 Joshua Cooper / ジョシュア クーパー
・オーストラリア
・ヴィクトリア州、マセドン・レーンジズ
一般的に冷涼な気候を備え個性的なブティックワイナリーが集うこの地で一際輝く若き醸造家と呼ばれているクーパー。
マセドン・レーンジズの地でバイオダイナミック農法を続けてきたワイナリーCobaw Ridge / コバー・リッジに生まれ後継者として現在も家族でワイン醸造も行なっている。
個性的なラベルデザインと、極少量のSO2以外の添加物を用いない醸造を採用、極めてエレガントかつクリーン、そしてフィネスを備えた味わいは紛れもなくグランヴァンに通じるものがある。
ジョシュア・クーパーの名前で出すワインはマセドン・レーンジズを中心に全て有機栽培されたブドウを信頼できる農家から購入し(ブルゴーニュのマイクロネゴシアンに近い考え方)、ボトリング前の極少量のSO2以外は何も添加せずに造られます。単一畑で、しっかりとテロワールを語り、オフ・フレーヴァーの類は一切ありません。
☆ジュシュア クーパーのPoint
・テロワールをしっかりと語れる高品質なブドウを用い、
・ごく少量の酸化防止剤以外の添加物を用いないナチュラルなアプローチで造る、
・信頼できる畑のブドウを購入してワイン造りを行っている。
・長期熟成にも耐えうるポテンシャルを有します。
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テイスティングコメント
セントラルハイランズ&レンジズ・ロゼ NV
タイプ ロゼワイン / 辛口
生産地 オーストラリア / ビクトリア州
造り手 ジョシュア・クーパー【Joshua Cooper】
品種 シャルドネ、ピノ・ノワール
生産年 2019年
醸造 発酵:野生酵母使用 / 熟成:ステンレスタンク、オーク樽
シャルドネに僅かにピノ・ノーワルをブレンド。極少量の酸化防止剤のみ使用、無濾過で瓶詰して造る、自然味溢れる味わいが魅力のロゼです。
外観・淡いサーモンピンクの色調。鮮やかで春の色合いを感じる美しいロゼ。粘性は中程度。
香り・赤系果実のチャーミングな香りにバラのような華やかな香りがグラスいっぱいに広がる。アセロアなど他のワインにはない特徴的な香りも広がっている。
味わい・ボリュームもありながら酸味とのバランスが非常に整っていて飲みやすいワイン。
果実味と共に心地よい酸が広がりフルーティな余韻も楽しめる。オーストラリア特有の青っぽい味わいも楽しめるワイン。
ペアリング
○サフランとのマリアージュ
・パエリア
黄色が鮮やかなパエリアとロゼワインの色調がピッタリ。ピノノワールの果実味とパエリアのトマトベースの酸味が同調するような味わい。
ミネラル、塩味に関してもバランスが取れている。米と合わせる際重すぎづ軽すぎないワインを選ぶことで喉越しも良く米との味わいも楽しめる。
・サフランの出汁を使ったスープ仕立てのポワソン
出汁と合わせる。
出汁とのペアリングの際に重要なのは酸味とアルコール度数のバランス。重すぎると出汁の良い要素が消えます。軽すぎると出汁の要素だけが尖ってしまいワインの良い要素を感じ取れません。
料理との一体感を考えるのがポイントです。そこで酸味、塩味、ミネラルとバランスが取れているクーパーのロゼを選びました。
オーストラリア特有の青っぽい味わい、香りには付け合わせで菜の花など旬の苦味のある食材を合わせるのもペアリングの要素しても楽しめます。
最後に
今回はオーストラリアの生産者ジョシア・クーパーをご紹介致しました。生産量と日本への輸入量も少なく貴重ではありますが皆様出会った際は堪能して頂ければと思います!
最後までご覧頂き誠に有難うございます!
次回も是非よろしくお願い致します。
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