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日本最北のワイナリー     森臥~shinga~  2021 Aria

初めに

 皆様私の記事をご覧になって頂き誠にありがとうございます。有難い事に読書様も増えており光栄でございます。今後も皆様に良い記事を勉強しながら書かせて頂きます。
 では今回もよろしくお願い致します。本日も珍しいワインを頂きましたので!
北海道テイスティング 第2弾を皆様に。
そろそろ有名所、「ドメーヌタカヒコ」さん「アツシスズキ」さん「農楽蔵」さんなども徐々に道外の皆様に紹介しようと思いましたが、、、
 飲んでびっくりワインがありましたのでご紹介致します。

 

森臥~shinga~

 北海道名寄市
自然豊かな地区で沢山の美味しい食材が手に入る地区でもございます。
旬を迎えると百合根やアスパラガス、赤肉メロンなど特産物も多く揃える素晴らしい場所でございます。
日本最北のワイナリーです。
 
 気候;
  夏は快適で、湿度が高く、冬は長く、凍えそうに寒く、降雪が多く、1 年を通して、気温は -11°Cから 26°Cに変化しますが、-16°C 未満または 30°C を超えることは滅多にありません。 寒さに強いブドウ品種の特徴を活かして寒気を乗り越え強いブドウを作っています。
 2011年に葡萄栽培を始め、2014年の初収穫から 5年にわたり
委託醸造を10Rワイナリー様にお願いし 研修。
 2019年9月
ワイナリーを設立、初仕込みを行う

 

テイスティングコメント


森臥~shinga~ 2021 Aria
3,500円 税込(生産者HP価格)

※小公子 85% 試験品種15%をブレンドしています。
2021年収穫後すぐに圧縮、その後約2ヶ月かけてゆっくりと発酵しました。瓶内で二次発酵させています。Ariaは音楽用語で旋律的な独唱を意味します。ラズベリー、ワイルドローズなどの野生の赤をイメージさせる味わい

日本葡萄愛好会(澤登晴雄先生)作出の山葡萄交配品種。
濃い赤紫色で甘みと酸味のバランスはとてもエレガントで「小公子」の名前にぴったりです。
1粒の大きさは1~1.2cm、収穫時期は8月中旬で収穫のトップバッターです。

 香り
王冠抜栓直後から赤系果実の甘さが際立つ。
華やかな香りにほんのりとスパイシーな香り、小公子の特徴でもあるスパイシーさを香りからしっかりと表現できています。

 味わい
開けたてはしっかりとした泡を感じ、ファンタグレープのような飲みやすいペティアン。最初にブドウの甘みが強く感じられ徐々にドライな印象が表れてきます。甘味と酸味のバランスが凄く良いワインです。 山ブドウが多く含む酸と小公子自身の甘味がバランス良く口の中で弾けるのを楽しめます。
時間が経つとスパイシーでドライな一面も現れて二度楽しめるワインです。
 
 温度
やや低め、クーラーで冷やしておくのがベスト。グラスはリースリンググラスでアタックを楽しむか 丸みがあるグラスでまろやかさを楽しむのも選択肢があって面白いです。
 ペアリング
タレなど甘味と旨味がある味付けなら前菜でもメインでも一つのプランとしておもしろいかもしれません。生ハム、焼き鳥たれ、
 お魚の煮付けに苦味がある山菜や野菜を付け合わせで選ぶ
小公子の甘みと煮付けの甘みと旨味  
付け合わせで味わいを変える。スパイシーな一面もある小公子、苦味と相性が良いので是非オススメです。 
 まとめ
個人的に凄く好きなワインでした。
北海道らしさもあり開けたてからクオリティの高いワインです。
瓶内熟成でどう変化するのか楽しみです。

 今回も最後までご覧頂き誠にありがとうございます。
北海道を連日ご紹介させて頂きました。次回は違う国のオススメワインとペアリングをご紹介致します。
是非ご覧ください。

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