- 運営しているクリエイター
2014年11月の記事一覧
白いごはんはお皿のかわり。
台湾映画における食事シーン。
純粋に食べるのが好きなひとはきっと「台湾」が好きだと思う。
ひとの生きる強いエネルギーと、どこか怠惰でも許してくれる、
そんな大らかさを感じる国の食べ物は、
やっぱり力強く、やさしくて、そしてシンプルに「美味しい」。
夜市や街の料理店、それに駅弁さえも日常の延長で、
本当に単純に食べること=生きること=幸福という図式を
示してくれるように思う。
台湾映画を見ている
ココナッツサブレケーキ。
いとしの「ココナッツサブレ」
トランプみたいな長方形。
端の部分はピンキングばさみでカットしたような
半円がつながった縁取りになっている。
こんがりした優しいきつね色。
乳白っぽいパッケージを開けると、
ずらりときれいに整列している。
表面には砂糖がまぶしてあるのか、ちょっとベタベタ。
子どものときは「ココナッツの味」なんてわからなかったけれど、
優しい甘さとさくさくとした食感が大好きだった。