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近況報告(およそ1年ぶりの更新)

 どうも皆様。ここ最近、めっきりnoteも更新しなくなったな~と思ってチラっと確認してみたら、最後の投稿が去年の5月というね 過去記事を編集したりした事はありましたが、新規の投稿がここまでストップしていたのかと、少し驚いてしまいました。

 正直、以前は、義務感にかられてnoteの記事を書いたりしていました。今となっては、そこまでする必要はないと感じています。また、自分がVRCにのめり込んでいく中で、noteの記事を書くために時間を割くのがもったいないと思えるくらいの出会いがあったのも大きいです。

 というわけで、久々の更新となった今回は、去年最後に記事を投稿したあたりから今日までの流れを、ざっと振り返ってみたいと思います。

 最後にnoteの記事を投稿したのが、去年の5月23日。「Oculus Rift Sのマイクが不調問題、ようやく解決したっぽい話」というタイトルの記事でした。いや~、懐かしい! 詳細は是非とも該当記事を読んで頂けるとありがたいのですが、あれから今日に至るまでに、幸いにもマイクの不調は現れておりません。

 これ以後、noteの記事を書く時間すらもったいないと思えるくらいに、VRCライフが充実していったという事になります。

新天地を求めて

 私は元々、clusterという文化でVRの世界に触れて、そこからVRCへ飛び込んでいった人間です。それはつまり、VRCを始めた時点で、clusterで仲良くなった人たちが既に大勢居るという状況でした。そのような環境でしたので、VRCで一から友人関係を構築していかなければいけないという意識は、他の人に比べたら希薄でした

 そんな事もあり、最初はそれ相応に満足していた私ですが、VRCで遊び始めてしばらく経った頃から、

(あれ・・・。今のこの感じ、なんか・・・面白くなくね?)

と、思うようになっていました。

 交友関係を一から構築する必要は無いとは言っても、clusterでの友人たちが常にVRCに大勢来ているわけではないですよね。むしろ、clusterの方をメインのフィールドにしており、VRCにログインするのは時々といった人も少なくありませんでした。また、仮にVRCに居たとしても、あっちこっちの界隈にそれぞれが分散している事も珍しくありません。

 私の基本意識として、仲良し大勢で寄り集まって楽しくワイワイしたいというのが根底にあります。そうなってくると、clusterからの延長上の友人関係だけでは、物足りないという事になりますよね。つまり、VRCを主なフィールドとしている人達との関係を築くため、VRCで友人を探す必要性に迫られるようになったわけです

 何事においてもよくある話ではあるのですが、自分の理想を実現するためには、自分からもっと動いていかないといけないという事実にぶち当たったのです。ようやくそれに気付いた、という言い方のほうが合っているかもしれませんね。

お母ちゃんとの出会い

 それからしばらくは、放浪の旅人のような時期を過ごしました。この時期に自分の中で、

(つまらんから、もういいや)

となってしまっていたならば、私のVRC人生はここで断ち切られていたかもしれませんでしたね。とは言え、他にVRCに取って代わるくらいの面白い何かがあったかと言われれば、そういったものは無かったのも事実でしたけど・・・。

 千里の道も一歩からという諺の通りと言いますか、いきなりドカンと大きな変化があったわけではありませんでした。clusterでの友人たちからの繋がりで出会ったフレンドさんがぽつぽつと増えていったり、また、おきゅたんbotさんというVtuberさんのファンである“おきゅみん”の皆さんとの関わりを持つようになったりして、少しずつ自分の理想に向けて進んでいっておりました。

 そうしている中、去年の5月に、私にとって大きな転換点がありました。胡椒少々塩少佐さん(通称:少佐)との出会いです。

 少佐は、割烹着を身にまとった、いかにも昭和のお母さんといった雰囲気を醸し出しているVtuberさんです。フレンドさんのTweetで、少佐がVRCにログインしている時は“少佐の家”というワールドを開けてくれていて、そこに色んな方が集まって雑談したりして過ごしているというのを知りました。

(これだよ・・・! これこそ、俺が求めていた場所ではないのか!?)

 そう思ってからの行動は早かったです。おきゅみん繋がりの集まりで少佐と出会って、すぐさまフレンド申請しました。「あなたが少佐さんですね!? 私、ずっとあなたと会ってみたかったんです。少佐さんのおうちに是非とも遊びに行きたいんです!」みたいな勢いで、グイグイとねw

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 その後、去年の5月の終わり頃から、少佐の家に通い詰めるようになりました。少佐の人柄や、多くの人がイメージするであろう田舎の実家を体現しているようなワールドの雰囲気もあって、居心地がとても良いんですよね。

 また、少佐の家は、“シルクロードのオアシス”と私はよく表現するのですが、本当に色々な方がやって来られて滞在していきます。変化に富んでいるという点でも、非常に面白い環境なのです。わたしはすっかり、少佐と少佐の家の虜になりました。

 そんな少佐の家で、ある日、私は1人の人物と出会いました。その方は、少佐が身にまとっている割烹着を作ったBUCHIPANDAさんという方でした。この時、「少佐の割烹着を作った仕立て屋さんなのですねー!」という事でフレンド申請をしました。当日は、それ以上に特別盛り上がったというわけでもありませんでしたが、この出会いが、私にとってもう1つの大きな転換点となりました。

いつメンとの初顔合わせとさっちゃさん 

 去年の7月の事でした。その日も私は、VRCにログインしていました。時間的にまだ少佐の家も開いていないし、フレンドさん達もあちこちに分散している状況でした。

 さて、どうしようかな~・・・と、VRCのホームを眺めていたところ、以前少佐の家で出会ったBUCHIPANDAさんを見付けました。この時BUCHIPANDAさんは、“細かすぎて伝わらないモノマネ選手権”を再現したワールド(と言ったらいいのかな?)に居ました。

(何ここ面白そう! マジで落下出来たりするのかな!?)

と思った私は、すぐさまBUCHIPANDAさんにjoinしました。その場に居たフレンドさんはBUCHIPANDAさんだけでしたが、同じワールドに集まっていた他の方々が、後に“いつメン”と呼べる仲間たちとなっていったのです。言ってみれば、7月27日~28日にかけてのこの夜が、いつメンとの最初の出会いとなったのでした。

 初対面の方々と挨拶を交わしていく中で、1人、酔った勢いでひたすらに笑い続けている方が居ました(それこそ、どんな些細なネタにも反応して)。この方の存在があったおかげで、私は自然とその場の空気に馴染む事が出来ました。この人物が、後にいつメンとなるSATYA_LMOさん(通称:さっちゃさん)でした。何というか、ある意味衝撃的な出会いでしたねw 

 こうして、さっちゃさんをはじめとするいつメンとの出会いを果たした私ではありましたが、実はその後、いつメンと本格的に関わるようになるまでには少し期間が空くことになります。その理由は、ある懸念が私の中に浮かんできたからでした。

マジックが無くなったら?

 いつメンの元に足を運ぶことに尻込みしているのは、少佐の家にすぐに入り浸るようになったのと比べると、明らかに様子が違いますよね。少佐の元には、あれだけグイグイと自分から突っ込んでいったのに・・・。

 というのも、少佐の家の場合は、フレンドにさえなっていればいつでもウェルカムという条件が、始めから確定していました。一方で、細かすぎて~のあのワールドでの出会いというのは、本当に偶然によるものであったのと、さっちゃさんが酔って笑い続けていたという特殊なとっかかりがあったのが大きなポイントでした。

 ある意味“さっちゃさんマジック”とも呼べるべき環境があったからこそ、その場で細かすぎてのネタをやってしまうくらいの勢いも出せました。しかし、さっちゃさん本人は酔っていておそらく私のことは絶対に覚えていないだろうし(後に聞いてみたら「ちゃんと覚えてたよー」と言ってましたが)、

(さっちゃさんマジックが存在しない時に、自分がまた堂々と輪の中に入っていってもいいものなのだろうか・・・?)

と、悩んだのです。あれは奇跡の一夜だったというだけで、次に自分がスンナリと受け入れてもらえるのだろうか・・・と、怖くなってしまったのです。話が進まなかったら気まずいですし。

 ただ、あのメンバーの雰囲気は凄く良かったので、あそこに定着出来るならば絶対に楽しいだろうな・・・とも思い続けていました。少佐の家という居場所は既に見付けられてはいたものの、他にも大勢でワイワイ出来る環境と仲間があれば素敵だな・・・とね。

 そんな感じで、あの集まりにまた顔を出してみたいけど尻込みしているという不安定な状況に、モヤモヤする事になりました。

ジラルドさん

 そこからどうやっていつメンの元に定着していったのか、実はハッキリとは覚えていませんでした。

 よくよく記憶を辿っていくと、8月に入ってから、100の人さんというフレンドさんにjoinして向かった大砲のワールドで、細かすぎて~のワールドで出会っていた方とたまたま再会したのでした。

 この時、「こないだ細かすぎてのワールドに来てましたよね?」といった感じで、声を掛けてくれたのがジラルドさんでした(この時の写真にはジラルドさんは写っていませんが・・・w)。

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 細かすぎて~のワールドを訪れた当日、そこで出会っていはいたもののフレンド申請していなかった方々というのが実は大勢居たのですが、ジラルドさんもその内の1人でした。

 さっちゃさんマジックが無い状況で自分が受け入れてもらえるのだろうかと心配していた私にとって、こうして声を掛けてもらえた事は嬉しい限りでした。

 数日後、私はフレンドになったジラルドさんにお願いして、人を集めてもらっていました。というのは、あの有名な蕎麦屋のタナベさんが主催される怪談噺の配信に参加する事になり、そのリハーサルをしておきたかったのです。

 結果的に、この時リハーサルが出来たのはとても良かったです。ジラルドさんを介して集まってもらった大勢の方々の前で怪談噺を披露した事で、どの程度緊張するのか等、得られた情報が多々ありましたからね。そして、この後から、ジラルドさんとは頻繁に会うようになったのです。

KIZUNAさん

 ジラルドさんと確固たる繋がりが築けた事もあって、この頃には、あの細かすぎて~で出会ったメンバーに本格的に合流したいなという思いが強くなっていました。そんなに思い詰めなくても、自分は受け入れてもらえるのではないか・・・と、考えが変わってきていました。

 そして、9月になりました。この時の日付はハッキリした記憶も記録もないのですが・・・。ある夜、細かすぎて~のワールドで出会っていた方々の集まりに合流してみたのです。この時、KIZUNAさんという方が、

「また来てくれたんだねー」

といったような一言を掛けてくれたのです。

 これを聞いて思いました。自分はここに居ていいんだ。ここを、少佐の家以外でもくつろげる、第二の居場所として確定しよう・・・と。

 こうして見ると、私がいつメンの元に定着するに当たっては、さっちゃさん、ジラルドさん、KIZUNAさんの存在はとても大きいものでしたねb

 KIZUNAさんに声を掛けてもらったのは、スナック大田に訪れたこの時だったかなぁ・・・? 左の写真で見切れた状態で写っているのがKIZUNAさんです(この時の写真はこれくらいしか無かった・・・w)。

見付かった居場所

 それから現在まで、少佐の家といつメンとの間を行ったり来たりしながら、楽しくVRCライフを過ごしています。最近はどちらかと言えば、いつメンの元で過ごす事が増えていますね(少佐の家が開くタイミングが合わずに私が寝てしまう事が多いので・・・w)。

 特に楽しみにしているのが、いつメンで定例開催している飲み会に参加することですb それまで特に意味もなく使っていた職場の希望休を、飲み会に合わせて使うようになったくらいですから・・・w

こちらが初めて参加した飲み会。毎度毎度楽しくて仕方がありません。

 最初の方にも書きましたが、去年の5月を最後にnoteの投稿がパッタリと止まってしまっていたのは、自分にとって居心地が良い場所が見付かって、そこで過ごすのが楽しすぎたからというのが理由です。

 いずれかは、少佐の家やいつメンとの出会いについても記事にしよう・・・と、漠然と考えてはいたのですが、結果的に丸1年経ってしまいましたw 

 今では私にとって、VRCは無くてはならない存在となっています。気の合う仲間と気軽に集まって楽しめる。こんな素敵な事は他に無いでしょう。大人になって、子供時代のような交友関係も少なくなっていた中、かけがえのない仲間たちと大勢知り合えました。私にとっての大きな財産です。

まとめ

 VRCの楽しみ方は人それぞれなので、孤独を愛する人も居れば、特定の居場所を持たずにあっちこっちへ渡り歩いている旅人も居ます。本人が楽しければ、どのような条件でも全く問題ありません。

 私が言いたいのは、私のように大勢でワイワイ過ごしたい人は、自分が腰を据えて落ち着けられる場所やそこに集う仲間をいかにして見つける事が出来るか、それにかかってくるよ・・・という事です。

 安寧の地を見付けるまでは、つまらないと感じる事も多いかもしれません。が、腐らずにそこを乗り切ってしまえば、その先にはきっと、桃源郷が広がっている事でしょう・・・b

 そんなところで、ほぼ1年ぶりの投稿となった記事を終えたいと思います。最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました!

 コロナが終息したら、是非みんなとオフ会したい~!!

ポスター

おまけの画像:VRCが楽しすぎてアホになっている黒猫の図

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