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2022年できたこと:物語を書けた

本当に久しぶりに物語(と呼ぶのもおこがましいけれど)を書き上げることができた。


きっかけは、投稿サイトのコンテストだった。
条件や制限がゆるくて気軽に応募できるもので、なんとなく思いついたものを書き始めてみたら思いの外、筆が進んだ。

書き上げたときはすごいものをかけた!という感動でいっぱいだったけれど、一夜明ければ駄作もいいところ、としか思えない。

文章にもなっていないし誤字脱字が多すぎるし話のつなぎもおかしいくて手直しして、一夜明けて見てやっぱり気に入らなくて…を繰り返したら期限ギリギリになってしまった。
 
手直ししすぎてよくわからないものになってしまったが「ええい!ままよ!!」と叩きつけるように投稿し、応募した。


ひどいものだったけれど、短いものだけれども、終わり方は無理矢理にだけれども、それでもわたしは確かに物語を書き上げられた。

書くことができた。

創作することが、偉いわけではないと分かっている。
何かを創る、創り上げることは立派なことだと思う。それでも、創作が偉いこと。すごいことだと思うのは危険なことだと感じる。

創作活動にすべてを捧げることを否定するわけではないけれど。

創作活動でしか自分を肯定できなくなるのは、スランプに陥ったとき、自分のすべてを否定することになるから。

挫折がそのまま、人生の、自己の否定になり得るから。

でも、それでも、私は自分によくやったと言いたい。
創作活動は私の中ではすでに人生の一部になっているから。


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