【論文要約】日本発、歩行リハビリテーションの未来への一歩 パーキンソン病に新たな光明を分かりやすく要約
お久しぶりです
こば@kobakutsuです。
今回はこちらの論文を要約します。
日本発、歩行リハビリテーションの未来への一歩 パーキンソン病に新たな光明
https://research-er.jp/articles/view/123330
ざっくり言うと、
名古屋市立大学の研究グループが、パーキンソン病の患者さんの歩き方を良くする新しいリハビリ方法を開発しました。これは、「頭に少しの電流を流して脳の動きを整えることで歩行を改善する方法」です。
パーキンソン病の主な症状
これまでは電気刺激を休んでいる時にしか使っていませんでしたが、この新しい方法は患者さんが歩くリズムに合わせて電流を流すことができます。
このような道具で電流を流す
このリハビリは5週間にわたって、週2回行われました。
結果として、
歩くスピードが速くなり
歩き方が均等になり
足がすくむことが少なくなった
このような患者さんが多かったそうです。
この治療法は、薬を使わずに安全に行えるため、将来的に様々な病気の人たちにも使えるかもしれません。高齢になっても自立して生活できるように、歩行のリハビリが重要になるため、社会にとっても有益です。
この研究は、いろいろな研究費によって支えられていて、結果は「Journal of Neurology, Neurosurgery, Psychiatry」という専門雑誌に発表されました。
パーキンソン病に悩むお客様は、今まで多くいらっしゃいました。
歩きはじめの一歩目が出しにくい方
歩くと前のめりになり止まるのが難しい方
バランスを崩しやすく方向転換時に転びやすい方
対症療法的にそれぞれのお身体の特徴やお悩みに合わせ、靴・インソールのご提案をしてきました。また、70歳以上から有病率が急増し、高齢者に多いことも特徴のひとつです。
たかが靴屋ですので、対応できることに限界はあるのですが、されど靴屋だからできる対策もあります。いつでもしっかり対応できるよう準備はしておきたいものです。
こういうときこそ、
脳単が分かりやすくて役に立つ
もうちょっと詳しく知るときは
医学生・研修医のための脳神経内科
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