やっていないのは日本人だけかも。世界共通の靴の選び方

お久しぶりです
こば@kobakutsuです。

海外からの来訪者が増え、福岡の靴屋はどこも賑わっています。先日も、ららぽーとや天神辺りの靴屋に行ったのですが・・・かつての京都を彷彿とさせる光景でした。

聞こえてくるのは中国語、韓国語だけではありません。異国情緒溢れる群れに耳を傾けたら英語はもとよりスペイン語、タイ語も聞こえてきます。よく分からない言葉もありました。

異国の靴文化に耳を傾けて

ただ、言葉は異なれど、皆が同じような動作をしていることに気づきました。きっとこれが、靴を選ぶ際の世界共通の動作なのです。だってみんなお互いにこの動作を行って靴を選んでいたのだから。

アジア、欧米、南米問いませんでした

※ちなみに、わたしもよく行う動作です

世界共通の靴選びの知恵

その共通の動作とは、履いた靴のつま先を優しく摘むこと。これには理由があります。適切な靴選びには、靴を履いたときにつま先から靴の先(内側)に10-15mmの隙間があることが求められます。

靴を優しく掴むことで、この隙間があるのか?を確認するのです。

この隙間、通称「捨て寸」は、足が最大限大きくなったり、特定の動作をしたときにつま先が靴の中でぶつからないようにするための余裕です。


日本の靴文化は?

驚くべきことに、これは世界中で一般的な行動なのですが、日本人があまり行わない行動でもあります。日本人同士で行っているのはあまり見たことがありません。ちなみに、今まで靴を触って足先の余裕を見て靴を買ったことありますか?

そういうことです。

靴屋で他の国からの訪問者がお互いにこの動作を取り合っている光景を見て、大陸の靴文化の成熟度と、日本の靴文化がまだまだ進化の余地があることを感じました。

ここまで靴の知識が浸透できたら靴屋としては嬉しいです。

ジャストサイズを手に入れよう

適切な靴選びのポイントはジャストサイズ。隙間が大きすぎず小さすぎない程度の捨て寸を確保できると、歩行時の快適さや美しい歩き方につながります。異国の方たちが行うこの動作は、単なる文化の違いではなく、健康的で快適な歩行を追求する知恵なのです。

まとめ

福岡の靴屋で見た異国の靴文化は、日本の靴文化が目指すべきモデルを提供してくれたようです。どの国でも共通して大切にされている知恵を、日本でも広めていきたいですね。是非、次回の靴選びの際にはこの動作を試してみてくださいね!

いってらっしゃい! 😄✨

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