見出し画像

オンライン授業を開始するための作業(ToDo)リスト

Facebookにオンライン授業を開始した旨を投稿したら反響が大きかったので開始までの流れを記しておきたいと思います。

1.目的を決める

-つながり or 教育の質 or その他
(ここがぶれると教員の一体感が生まれないので注意)

2.方針を決める(運用ルール、ツールの選定)

2.1.運用ルール
- オンラインで行うこと(朝礼のみ、朝礼+授業 など)
- オフラインで共有すること(プリント教材、授業動画 など)
- (外部リソースを利用する場合)利用する範囲 授業動画など
- (上記を踏まえての)時間割作成など教務的な動き

2.2.ツールの選定、環境調査
- オンラインの調査(Zoom、Meet、Team、Webexなど)をして選択
- オフラインの調査(Google Classroom、Classiなど)をして選択
(先行事例など調査し最適な組み合わせを選択 (今回はZoom+Google Classroomの場合))
- 家庭にデバイス、ネット環境の調査を行う(Google Formなど)
- 教員にデバイス、ネット環境の調査を行う(Google Formなど)

2.3.方針の報告(上記目的をしっかり伝えること)
- 教員への報告
- 生徒・保護者への報告

3.準備を行う(生徒・保護者、教員、ICT担当者)

3.1生徒・保護者
- 学校から依頼されたデバイス、ネット環境の調査に答える
(整っていない場合、家庭に用意してもらうか、学校が貸し出すかどちらか)
- 学校から配布されたGoogleアカウントが届き次第、各種環境設定

3.2教員
-学校から配布されたGoogleアカウント(以下Googleアカウント)のパスワードを変更する(初期パスワードから変更していない人)

(研修ができればベターだが、研修できない場合はマニュアルで確認)
-Googleアカウントでメール、Classroomを自宅から見れるようにする
-Classroomのストリームへの投稿の仕方を確認する(練習クラスで)
-Classroomのストリームの課題の出し方を確認する(練習クラスで)

(ICT担当がClasroomにクラス、メンバー登録確認後)
-Classroomで自分が担当するHRクラス、教科クラスがあることの確認

-ZoomのアカウントをGoogleアカウントで登録する
-Zoomの初期設定を行う
-Zoomのアプリをインストールする
-(担任)Zoomの参加者(生徒)を試してみる
-(担任)Zoomのホスト役(教員)を試してみる 
-(教科)Zoomの参加者(生徒)を試してみる
-(教科)Zoomのホスト役(教員)を試してみる
-Zoomを使った朝礼・授業を準備する(共同ホストとの連携確認)

3.3 ICT担当の作業
- 生徒アカウント作成
- 生徒クラスルーム作成
- 各種マニュアル作成
- 各種研修準備
- ZoomのパーソナルID、パスワードを一元管理
- Zoomの初期設定項目決定
- Zoomの有償アカウントが必要かどうかを確認し、(100人以上、授業動画を事前に作成したい、共有ホストを設定したい)契約する
- 各種情報整理

4.オンライン授業開始

- 生徒接続確認
- ヘルプデスクの設置(Zoomで対応)

画像1

- 日々改善を続けていく…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?