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"転職なき移住"ができない会社は会社にも個人にもリスクがある理由

※この記事は、こばだんな ( @iju_kobayashike ) が運営する「田舎移住ドキュメンタリーラジオ」の台本です。
本編が気になる方は、下記のラジオをご視聴ください。
>>田舎移住ドキュメンタリーラジオ

こんにちわ!
東京から淡路島に家族で移住して
ブロガーをしたり古民家を直したりしているこばだんなです!

この番組は
地方移住や島暮らしの経験談と田舎でできる仕事や稼ぎ方について
試した結果をシェアする田舎移住ドキュメンタリーラジオです

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パーソル総合研究所の発表した「地方移住に関する実態調査」が面白い!

引用元のデータはこちら

PDF103枚の超ボリュームがある調査結果を受けて、今回はパーソル総合研究所の提言の内容について所感を述べたいと思います。

前回までのデータの考察・所感はこちら


どこで働くかを選択できる権利は、これから当たり前になる

従来より、私生活と職業生活の充実は相互に影響しあい、ウェルビーイングを向上させることにつながることが知られている(クロスオーバー効果*¹)。主体的により良く働くためにも、私生活の安定・充実は本来的に不可分である。本調査では、さらに、「地域への愛着」が地域生活における主観的な幸福状態の予測因となることが示唆された。
このことから、「働き方」の選択とともに生活地域も含めた「暮らし方」の選択が、個人の主観的ウェルビーイングの向上には重要となることが仮定される。愛着を抱ける地域に“暮らす”と“はたらく”を自己決定することで、個人の人生がより豊かなものとなれば、雇用組織にも好ましいパフォーマンスが期待できると考える。

出典:パーソル総合研究所 「地方移住に関する実態調査」(Phase1)

働き方の選択と暮らす場所の選択が個人の幸せにつながっている。

そんな価値観が浸透して、周りに好きな場所で働いて幸せそうに暮らしている人を見ると、それが当たり前になっていくかもしれないですね。


どこでも働いていいよと言えない会社のリスク(企業のリスク)

■テレワークや遠隔勤務といった選択肢が用意できないことは、タレントマネジメント上のリスク

2020年以降、多くの学生はオンラインツールを駆使した学習経験を有する。ITリテラシーを培った優秀な学生らは、テレワーク環境が整備されている企業をより魅力的と感じることは必然であろう。また、地方圏移住を検討している従業員も少なくないと推察される。個々人が抱える家庭の事情なども加味すれば、優秀人材のリテンションの観点からもテレワーク環境の物理的・制度的整備は無視できない。従業員の移住支援は、優秀人材の獲得とリテンション施策として検討すべきと考える。

出典:パーソル総合研究所 「地方移住に関する実態調査」(Phase1)

ようは、採用活動においてもテレワークができる会社に人が集まるし、今いる社員もテレワークができる会社に転職してしまう傾向が強まる。すなわち優秀な人材が集まらない会社になってしまうよということ。

実際にわたし自身、IT企業にいたものの居住エリアが関東→関西と大きく移動するに伴って退職しました。

わたし自身が会社にとって優秀かはおいておいて、これまで投資をして、経験を積んだ社員が離れていくことは会社にとっては痛手ですよね。

今後のこのような傾向は強まると、個人的にも思います。

これから会社を選ぶなら、自分も間違いなくテレワークができる会社を選びますもんね!


どこで働くかを選択できない"会社にいること"のリスク(個人のリスク)

では、わたしたち個人がテレワークができない会社にいることのリスクはなんでしょう。

わたしは「人生の選択肢が狭まること」だと思います。

特に暮らし方の幅。

趣味や日頃触れる環境(教育環境や経験できる環境)が選べないのは、リスクだと感じています。

"暮らし方を選ぶ自由が当たり前になる"時代、移住できない会社を選ぶことは、人生の選択肢を狭めてしまうのかなぁ…と実際に会社を辞めたわたしは強く思いますね。


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