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多様性ってなんだろう
・水に性的興奮を覚える男女。
・引きこもり系小学生youtuberを息子に持つ検事。
・極度の男性恐怖症の女子大生。
・自身の癖を自覚し塞ぎ込む男子大学生。
物語の主軸となる人物1人1人に、なかなか他人には理解してもらえない悩みと葛藤がある。
なのにも関わらず、世間では"多様性" "LGBT"
"ダイバーシティ"そんな言葉ばかり流行って、結局自分たちの想像できる範疇のところにしかスポットを当てない。
水にしか性的興奮を覚えない夏月は、塞ぎ込んでいた中で、唯一同じ人に巡り会えた。
そんな彼と「手を取りあう」と言う名目の元、2人は夫婦になるが....。
結局その特殊性癖が、誰にも理解されず、むしろ社会的にも"異常者"扱い。
ざっくり要約するとこんな感じの話。
じゃあここからは自分に置き換えてみよう。
Q.もし自分が水に性的興奮をする生き物だったら?
Q自分の子供が不登校なのにYouTuberとして活動していたら?
Q,もし自分の周りに、水でしか興奮しないと言ってくる人がいたら?
どの質問にも否定的になってしまうなあ..
こんな奴らにLGBTがどうとか、多様性とか語られたら、もうどんな気持ちになるんだろう。
この本を初めて読んだ時、私は滝行に行ったばっかりだったので、ん?って事は私がもし水に興奮したならば滝に打たれながら私はイクのか.....?
とか考えていたけど、寒すぎてイクどころか呼吸も出来なかった。
この作品を実写化し、ましてや主人公があの人妻ガッキーだったのには正直、驚いたぁ。
女の子の小学生YouTuberの子、「流浪の月」の幼少期の更沙と同じだね、気になるあの子。
改めて、本は自分にない感性や価値観を教えてくれる教養だと思うし、決めつけや偏見を持つ心を改めてくれる素敵なツールだなあと。
今年は100冊読むことが目標です!
(※これは去年?か一昨年に読んだ)
おしまい
原作からの映画
この流れで読み込む行為が好き
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