決まらない「治療」

生検検査の結果が出るのに通常は10日ほどだったが、コロナが蔓延し、健康診断を受けれず、がんが見つかる方が急増し、3週間から4週間もかかると言われた。

僕もそのうちの1人だった。
毎年健康診断は受けてた。肺癌検査という項目でレントゲンも受けてた。

だが、

肺癌はレントゲンでは見つからないのだ。
見つかることはあるがそれはかなり進行した癌なのだ。
僕は何を受けてたんだろ？
その後何度も健康診断の担当者から電話があり健康診断受けろと催促。
電話でブチ切れて、
「見つけも出来ん健康診断、だれがうけるねん！！」って怒鳴ったらかかってくる事は無くなった笑笑。

話をもどすが、笑笑

生検検査の結果を待つしかなかった。
その結果で色々と治療の「道」ができ、スタートしていく。

そんななか、新たな病院の主治医は頭を抱えて相談してきた。

生検検査の結果を待ちたいが、レントゲンを見る限り(白いモヤがある)病気が進行して入り可能性がある。
早く治療したいのだが、結果が出る前に抗がん剤を先にしようと考えてるがどうですか？と。

なるほど、なかなか悩む相談だ。
こちらの病院の主治医はものすごく優しく病気の疑問はビシっと答えてくれる物凄い信頼できる先生。「S先生」。

しかし、抗がん剤は、やはり怖いのは副作用。
髪の毛は抜けるのは気にしないが吐き気、口内炎、食欲不振などなど不安材料がいっぱい。
悩んでると奥さん即答で、
「宜しくお願い致します」と笑笑。

そりゃ心配だわな。周りの方が。
そんな気持ちも考えず、どーしよとか甘い考えだったと笑笑。

こうしてファーストアタックは抗がん剤となった。
生検検査の結果みてまたかんがようと。

その後、入院手続きして帰りました。