Global Villegeとはなんぞや
Global Villege 略してGV。
今回はこれについて簡単に話します。
自分が参加した活動なのでそこで見た、聞いたことをなんとなく知ってもらいたい。
実際行った体験記は明日以降に話していこうと思うのでぜひ。
まず、Habitat for Humanity という組織があります。これは、一言で言うとこうです。
「誰もがきちんとした場所で暮らせる世界」の実現を目指し、世界70ヵ国以上で住まいの問題に取り組む国際NGO
アメリカ発足で、日本ではあまり認知度は高くないですが、アメリカでの認知度は高いらしいですね。ある程度活動がみんなに認められているのでしょう。
この活動が自分の身の周りの人に認められていると思うかと聞かれたら、自信を持ってはいとは言えません。
様々な日本の大学にこのハビタットの学生支部があり、そのうちの1つに自分が参加しているサークルがあります。
日本での発足は2001年らしいです。
この団体のビジョンは先程言った
誰もがきちんとした場所で暮らせる世界。
活動指針として、住まいに重点を置いています。
これを実現するためにどんなことをやっているのか。
様々あるのですが、ここでは今日のテーマであるGVに絞って話そうと思います。
簡単に言うと、貧しい国へ行きそこで家を建てるボランティアプログラムです。
安心して暮らせる住まいは健全で豊かな暮らしを営む基盤となり、貧困の連鎖を解消することができるという考えのもとで行なっている活動です。
日本では、主に大学の夏休み、春休みに東南アジアを中心に行きます。
これを派遣と呼びます。派遣は12人〜30人程度のチームを作って行います。
現地へ着くと、実際に家を建てていく作業と現地の文化を知るための観光を分けて行います。
この比率は行く国によって違います。
家を建てると言っても大学生にそんなことができるのか?と思うかもしれませんが、自分達の作る家は、伝統的な家や簡易的な家のような物で作業自体は簡単です。レンガを積む、穴を掘る、砂を運ぶ、気を切るなど。耐震などを考えて作業はしていないので、誰にでもできる作業を行います。もちろん、現地の方の指示に従って動いています。
このプログラムの特徴は何なのか。
☆汗をかいて世界を知る
現地の人々と力を合わせて家を建てます。汗をかきながら、現地の生活、文化、貧困を知ることで、“健全な住まい”は全ての人が持つべき基本的人権であることを学びます。
☆家を建て、 しあわせを建てる
参加者が建てるのは「家」以上のものです。健全な住まいは健康、子育て、教育、仕事への活力、家を手にする家族(ホームオーナー)にとって、健全で豊かな暮らしを営むための基盤です。
☆ 学び成長する
建築活動やホームオーナー、住民との交流を通して、参加者は差し出した以上のことを学びます。
☆ みんなが変わり、自分も変わる
ボランティアや地域住民が建築活動に参加することで、助け合いの精神をコミュニティ全体に育みます。またボランティアも自分が行動することの価値を知り、新しい一歩を踏み出していきます。
ハビタットのホームページにはこう書いてあります。
参加し、現状を体験することによって、自分の学びにつながることが書かれています。
これは、ボランティアでもあり、学びのプログラムでもあります。
このプログラムに参加する事で、ハビタットのビジョン
"誰もがきちんとした場所で暮らせる世界"
に近づけていこうとしています。
問題の本質を知ってもらい、行動または、理解している人を増やそうとするプログラムだと思います。
こういった現状があり、それに対してこんな行動をしている人たちがいる。これを知ってもらいたい。
自分はたまたま活動を知る機会があり、たまたま参加した。見て、聞いて、肌で体感した。そして、それをまだ知らない人たちへ自分が伝えていくことが、参加した人の役割だと思い、GVについて話しています。
今日は、みんなが共有できるようなことだけを言いました。明日以降はこれに個人的な考え、思いも含めて掘り下げていきながら話そうと思います。
2020/4/19
こばちゃん
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