Zoomミーティングの9割無駄
この2年でZoomやSkypeなどのオンラインミーティングツールによる会議(以降総称してZoomミーティング)に参加する機会が増えた。
移動の時間を考えれば従来の対面によるミーティングよりは効率的であるんだろうが、僕はZoomミーティングの9割は無駄だと思う。
自分から「Zoomミーティングお願いします」と言ったことは一度もない。
Slack + GStuite または Teams を使ったコミュニケーションの方が何倍も生産性が高い。
Zoomと比較したSlackの優位性
参加者全員に平等に発言の機会がある
同時に発言ができる
打ち合わせ内容が文字データとして残り検索ができる
ファイルやリンクを添付できる
コミュニケーションが非同期的なので時間を拘束しない/されない
Zoomミーティングの弊害は電話以上
電話も相手の時間を拘束するが1時間以上話をするケースは少ない。
一方Zoomミーティングとなると、ミーティングということで初めから1時間の確保が前提となっている。
その手軽さから「今日の13時からお願いします」と簡単にセッティングされ時間を奪っていくのである。
そして、参加人数が多ければ多いほど、発言者一人当たりの発言密度が低くなり、時間だけ立って何も決まらないを繰り返すのだ。
それでもZoomミーティングを行う場面
画面の操作説明
コードレヴューなど一人の話者が基本的に話すケース
知識レベルが同程度の2〜3人での打ち合わせ
2〜3人での意思決定を伴わない砕けた会話
どうすれば解決できるか?
とは言えZoomミーティングには参加は免れない。
しかし以下の工夫でだいぶ効率化できる
事前に打ち合わせの目的と内容をテキストで送ってもらう
30分以内と時間を決める
諦めて参加中は他の領収書の整理など頭を使わなくていい作業をする
ツールや習慣ありきではなく、コンテキストや目的からツールや行動を選択すべきである。
決してZoomミーティングをで生産性が上がるなどと思い込んではいけない。
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