マルモのおきてってなんだろう
小学生の頃マルマルモリモリという曲が流行った。この曲は「マルモのおきて」というテレビドラマの主題歌らしい。小学生の頃見ていたチャンネルは基本的にNHK総合・教育、東京MXくらいだったので、恥ずかしながらマルモのおきては未視聴だ。そこでこのドラマがどのようなものだったのか断片的な情報を元に妄想したい。
題名にある「マルモのおきて」とはどのような決まりなのでろうか。そしてマルモとは何か?「マルモ」おそらく「守る」からきている。つまり自衛官の子息なのだろう。彼に課された掟がマルモのおきてだと考えられる。もちろん掟とは任務上の決まり。つまり少年に偽装したスパイ、マルモ君の掟を描いたドラマなのである。
私が唯一知っているのはマルマルモリモリ、その歌詞だけだ。歌詞の冒頭、「マルマルモリモリみんな食べるよ」はおそらく一国を食おうとする姿勢を表している。スパイとしてそれは当然である。次の「つるつるてかてか」は国土がまっ更になることを示している。問題はその直後。「明日も晴れるかな」である。晴れというのは勝利のことであることは容易く想像できる。ここで全てが繋がる。この曲は、スパイ活動によって敵国を乗っ取ることを夢見た曲なのである。ああ恐ろしいこと!!!!
「ダバデュアダバダバ」という謎の言葉がある。これも恐らく暗号に違いない。全てを知ってしまった私は無敵である。全てお見通しだ。
「大きくなったらお空に声が届くかな」これは諜報活動を拡大させ、最終的には放送局を乗っ取りプロパガンダを成功させよというメッセージである。
次に続くのがこのメッセージ。「いつまででも一緒だよ」これはいつでもお前を見張っているということだ。一緒などという一見優しい言葉だが、いつ切り捨てられてもおかしくないスパイに対して非常に残酷な言葉である。
「お星様綺麗だね」これは君主に対する賛辞の言葉であろう。幕僚長か防衛相か首相かは知らないが忠誠を誓えというお達しだ。
さらにだ。「手を繋いで願い事」と歌われる。これは命が惜しければ逆らうな君主を拝めということだ。ああなんてひどい酷いんだ...
「そんな時〇〇のかな。みんなにあいたいな」(注)歌詞がわからない
これは家族を思って任務を遂行しろ。さもなければ一族の命はないということだろう。恐ろしい。
「マルマルモリモリおまじないだよ
ツルツルツルテカテカゴシゴシブラシ」
この歌詞は端的に洗脳を表している。おまじないで脳みそをゴシゴシブラシするのだ。戦法までを指南してくれる良曲である。
続いて「1234でごま塩さん」である。何を意味するのかは謎である。恐らく暗号である。1234でカウントダウンをしているように見せかけるという手口に違いない。「たくさんだと美味しいね」はそのままだ。たくさんだとおいしいのだ。
歌詞の最後に「よくできました」という突然自由律の言葉が出てくる。これは恐らく最後の父親の言葉なのだと思う。
同じ日本の中でこのような苦しい思いをしている人がいることを考えると胸が痛い。今日も大学頑張ります。
大学行く電車にて。
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