小説モデルと火種の話

別サイトのエブで連載してた小説、どうにか完結しました。書けば書くほど、自分の技術のなさにへこみますが、書きたいことを好きにかけて心は軽いです。

あとがき的なことをここで書いとこう!


今回のヒーローはモデルがいました。

設定は変えているので、お話のように、高校で出会った好きな男子、というわけではないですが……。

言動など性格も変えてます。言動は私の好みを詰め込みました。笑

そのモデルは本気の趣味で踊っている方で、その人と趣味とは別の場で出会ったのですが、ある日踊っているところの動画を見せてもらいました。

そのときの動画で踊っているときの顔が、普段の表情と全く違うのが驚きで、心に残っていて。それを書いてみたいなぁと思ったのです。

もう何年も前のことでいまは付き合いもない方ですが、強い印象を受けたのを覚えています。そのときの動画、題名など忘れてしまったので検索しまくりました。笑

また、学生時代の部活でも同じようなことがありました。部活の先輩がとても楽器がうまい人で、神かのようにものすごく尊敬してたのですが。

ある日学内で見かけたとき、先輩も普通の女の子だなぁとふと思ったんです。はたからみたら、そんなすごい人って分からないよなぁと。みんな! この人すごいんだよ!? と教えてまわりたい気分になって。

そんな思い出を掛け合わせて、恋と青春にしてみました。他の言いたいこともでてきてごちゃごちゃしちゃいましたが、なんとか終わらせることができました。笑

私は、こういう気持ちが書きたい! という小さーーな思い出のかけらみたいなものから、いつもスタートします。

それに上記のような、心に残っていることを足していく感じで。

だから、テーマとか舞台とかは違っても、わりと同じ、こういう気持ち! な、小さい思い出の断片から話を作ってます。ちょっとそこは細かすぎるし、個人的すぎるので具体的にはうまく言えないけど。そう、言えないから小説にしてるのかも。

今回の火種になった、こういう気持ち! では、数えてみるともう四作作ってました。どんだけこの気持ちがくすぶってたんだろう。今回書いてだいぶ浄化した気がするけど、どうかなぁ。

ちなみにその四作は今作と、noteにも置いている「同期でいたい」、「瀬戸内ドライブ」、エブの「季節はずれのスピカたち」というお話です。私以外に共通点はわからない……はず。笑

結構同じ火種から書いていて、もうひとつある、こういう気持ち! の火種からは三作くらいかな?

どんなことも、話のモトになると思ったらかけがえのない経験です。

が、そういう思い入れがないほうが、いい具合にまとまったりもします。むずかしいですね。

でも好きで書いているので、いまは出したいことを出したい形で書けたらいいのかなと思っています。もちろん努力はしつつも……。

その先に、伝わりやすいとか、人からみても価値があるものを書くフェーズがあるのかなぁと、なんとなく思いつつ。

書ききれなかったものをスピンオフにしたいなーとか、同じ公募に違う作品もつくって出したいなーとか、珍しく書きたい気持ちがわいてます!

この勢いにのって、書けたらいいな!

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