恋歴#1 受験勉強に恋愛は相性が良くない
当時の私
私は大学に行くまで1浪しており、勉強に対してやる気もないし、周りに比べてまーーじで勉強ができない人でした。
ほんとにこの世の中で私が1番バカだと心の底から信じてたくらいには。
そんな18歳から19歳の時のお話です。
よくありがちな学校のように授業がある浪人生用の予備校ではなく、苦手な科目の授業だけを現役生も通ってるいくつかの予備校で習って、他の時間は家で母と自学自習。
宅浪と予備校のハイブリッド?みたいな方式で勉強してました。
浪人時代に通ってた予備校(仮にV塾とします)では、生徒同士がすごい仲良くて一緒に高めあうみたいな空気感があるところでした。
一緒に土日に自習室に行き一日中勉強したり、授業後にも質問して23時半くらいになったり、難しい宿題を一緒に解いてその後お互いに教えあったり、、、、
周りにはほぼ現役生しかいなかったのでみんな学校に行きながらバリバリ勉強をしてる姿をみて私もモチベーションあげたりして、めちゃ楽しかった思い出があります。
いつも一緒に勉強していたのは、男1人女4人の5人グループ。
私はこの人達に当たり前のように、浪人生なんだよねーと公表して楽しく過ごしてました。
登場人物
A君:いつメンの唯一の男子。
B君:A君の友達。(いつメンではない)
Cちゃん:A君と1番長い付き合い。おもろい。
Dちゃん:Cちゃんと私と趣味があって話が合う。勉強できる。女子校。
Eちゃん:Dちゃんと同じ学校。女子校。
B君との出会い
ある日、仲が良いA君が
〇〇さんとおんなじ浪人生の B君がV塾にいてさ、今度話したいって言ってるんだけど、会ってくれない?
と言われて、浪人生ならではの何かがあるのかな?と思った私はA君とA君の友達のB君と一緒に勉強することに。
A君B君と一緒にたくさん勉強をして、分からないところを教え合ったりしながら、その日は終わり。
帰り道が同じ方向だったので、浪人生あるあるみたいな話をしながら電車で帰りました。
B君への謎
B君とは偶然会えば一緒に勉強をするような関係になりつつあった時、V塾でB君を見かけた私はめちゃくちゃに違和感を覚えました。
学ラン着てる…
なんで?
浪人生って嘘だったのかな??
浪人生で、こんな事に感情持ってかれる事自体めんどくさいので、私に関係ないし、次会った時に聞いてみよーっと思い、一旦忘れる事に。
ちなみに私はこの頃の連絡手段としては、
帰りの連絡をするための妹と共有のキッズ携帯と、家族共有のiPad(母しかパスワードを知らない)でLINEをやっていたくらいでした。
自習室でしか会わないB君よりも先に同じ授業を毎週受けてるA君と会ったので聞いてみると、
B君浪人生ってこと隠してるからじゃない?
という意味わからん回答。
いや、隠すにしても高校私服のところもあるじゃん?わざわざ学ラン着る必要ある?ってかそもそも隠すとは?なぜ?
後々B君にも聞いてみると、
浪人生ってバレたくないからたまに去年まで着てた学ラン着て来てるんだよねー
〇〇ちゃんも制服着てきてよー見てみたいかも!
と。え、キモくないですか?口が悪くなりました。申し訳ありません。そもそもそれだとコスプレだしなー、、、学校に迷惑かけるかもしれないし、、、という気持ちはしまって、
そうなんだー。
B君が浪人生ってこと、周りには言わないようにするねー
という私も私でよく分からないニュアンスの発言をしたような気がします。
思考回路はとても気持ち悪いものはあったけど、勉強することや友達としては全く何も支障は無かったのでそこそこ仲良くしてました。
他の人の恋愛
ちょっと話は逸れますが、この頃くらいにA君からDちゃん(いつメンのうちの1人)のことが好きなんだよねという謎の相談をされます。
私のアドバイスとしては、
今告白されたら、迷惑だから大学受験が終わった2月とか3月とかに言ったらどうにかなるかもよ?
と言った気がします。
B君への違和感
こんな事があった後、私が受けている授業が終わるのを待っていたかのようなタイミングで現れたB君と一緒に帰りました。(ちなみに23時から23時半くらい)
ちなみにB君との帰りの電車は私にとってめちゃくちゃ疲れる出来事でした。
1時間くらい一緒なのですが、あっちが私の話をニコニコしながら、次の話題に繋がらないような相槌をして聞いてるだけ。
無理矢理話さないと、こっちを見てニコニコしてるだけで居心地が悪くて必死に話題探してた覚えがあります。
話題がなくなりすぎて、この間聞いた恋愛話思い出し、受験控えてる時に恋愛って個人的には嫌なんだよねーという世間話をしたりしました。
そんなB君とは私はどんどん疎遠になりたくて、離れて行こうとする。
B君は浪人生という共通点に親近感を覚えたのか近づいてくる。
あとでA君から聞いたのですが、B君はこの頃くらいから私に好意があったそうですねー
逃走
次の週もその次の週も(たぶん)偶然を装って、授業が終わるとB君が現れるので、こんな遅い時間まで何をしてるか聞くと、自習室で勉強をこの時間までしてるとのこと。
23時までは自習室開いてないはずなんだけどな、、、と思い、来週は自習室閉まるタイミングで帰りなね〜!と言って、電車でお別れ。
その次の週はあそこまで言ったんだから流石にもう待ってたりしないだろうと思ったら、
休憩時間に隣の自習室でB君を発見。
声をかけて、今日は前回よりも遅くなると思うから、一緒に帰れないと思う。と声をかけて授業へ戻る。
授業が終わって、いよいよ帰ろうと教室を出ると
遅くまでお疲れ様〜
と現れました。もう怖い。
あ、お疲れ様。急いでるから先帰るね。
と早口で言って、駅まで全速力ダッシュ。
帰る方向一緒なのに全力ダッシュして、駅へ。
お願い電車に乗ってこないで。
と願いながら、B君と同じ方向の電車に飛び乗るとすぐに発車。
乗り換えでも素早く乗り換えて、B君をまくことに成功。
家に帰って即LINEをブロック。
これが人生初のブロックになりました。
その後、B君をV塾で見かけたことはありませんでした。悪い事したかなー?
ま、仕方ないか。
今ではここまでする必要はなかった気がするけどね笑
この時は好きという感情を向けられる事自体に嫌悪を抱いてしまう時期だったかと思います。
この頃のB君には好いてくれてありがとうという感情を素直に抱けないのが正直なところ。
みんな幸せになってるかな?
そう言えばA君から連絡が来て、今何やってるー?と連絡きました。会社員だよーと言ったら、無職かと思っただってさ。
どういう事やねん。
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