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OLが勧めたい映画❤︎禁じられた遊び

お久しぶりです。1ヶ月ぶり以上ですね。

非常事態宣言も解除されて、仕事も今まで通りに行ってます。そのため先月より時間が無くなったため中々更新できずにいました…。まぁ本来なら、社会人としての時間はこれが通常なんですけどね。

自粛期間中に【禁じられた遊び】を見たので、その感想を書きたい!書きたい!と思って下書き止まりでした。今日こそはやっと投稿できますよ!

では、早速オススメしつつ感想を書いていきますね。

はじめに

連続でモノクロ映画感想投稿です。

フランケンシュタインを見たことで、アマプラの関連に出てきたんですよね。というか元々凄く気になってた映画なんです。

タイトルのセンスですよ。天才じゃん。

パッと見、椎名林檎の曲みたいですよね。(実際に東京事変の曲であります)

皆様も「禁じられた遊び」というタイトルは聞いたことがあるのではないでしょうか?

内容よりも曲の方が有名かもですね。あの三拍子の…。一度は聴いたことがあると思います。東京事変でもALI PROJECTの曲でもないよ。

私は、DSソフト【脳を鍛える大人のDSトレーニング】のピアノ演奏ゲームでこの曲を初めて聴きました。まさかその数十年後に映画を見る時が来るとは…。

さて、映画のあらすじはこんな感じです。

舞台は1940年6月のフランス。パリはドイツ軍に占領されていました。
ドイツ軍からの激しい攻撃から逃げる人の中には、両腕に犬を抱いた幼い少女・ポーレットと彼女の両親もいました。そんな時、ポーレットの腕から逃げ出した犬を彼女は追いかけてしまいます。犬を連れ戻すために逃げる人たちとは反対に駆け出した我が子を追いかける両親。悲しいことに両親と犬はドイツ軍からの銃弾の雨に撃たれて死んでしまいます。
しかし、幼すぎるポーレットには、両親と愛犬の死が理解できませんでした。逃げる群衆たちから離れて、ポーレットは死んだ愛犬を抱いて森へと迷い込みました。
そこでミシェルという少年に出会い、ポーレットは彼の家族の元過ごすことになります。
ポーレットはミシェルから「死んだものはお墓に埋められる」ことを教えられます。
そして亡くなった愛犬のお墓に立てる十字架を求めるポーレット。
そこから二人だけの秘密が始まるのですが・・・。

てな感じ。
秘密が始めるって別にスケベなことじゃないですからね。

一応、戦争映画とのことです。

まじめっちゃ戦争映画って感じではないです。ところどころ戦争を感じる程度です。

個人的に無理なシーンはちょいちょいあったんですけどね←

それは一番最後に書きます。

オススメ:ミシェルとポーレットの純粋で綺麗な関係

二人の関係は言葉にされていませんが、確実に何かが存在していました。

幼い二人の間にあったものはなんだったのでしょう。

恋愛感情?友情?家族愛?

ミシェルからポーレットへの感情は、恋愛感情が入っていたのではないのかなと思います。

そう思ったのは、ポーレットが寝る前にミシェルへキスをするシーン。

ミシェルは、「父親から殴られた頬にもキス」をしてとポーレットへせがみます。

は〜〜甘えてるなぁ。何より他の人よりも優越感が欲しかったのかも。自分はポーレットから、他の家族よりも多くキスを貰ったって。

ポーレットと出会ったばかりのミシェルは、身なりが綺麗で都会な彼女への憧れがあったんだと思います。

というか物珍しさですかね。珍しい綺麗なものは気になりますよね。

そして一緒に過ごしていくうちに、幼いポーレットへの家族愛…が、徐々に恋愛感情へと発展していったのではないのかなと推測。

でも、ミシェルは本当に純粋にポーレットが好きなんです。ただずっと一緒にいたい、という綺麗な気持ちしかないんです。

いや〜、二人というかミシェルの純粋さが見ていて心臓に響くのなんの。
純粋に「好き」って気持ちだけで、相手を好きでいられた小中学生の頃の気持ち。覚えていますか?それを思い出す。

ポーレットが好きだから。ポーレットにただ喜んでもらいたいから。大人に怒られるかもしれないリスクを負いながらも十字架盗みを頑張るミシェル。

っか〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜やってることは泥棒だけど、いい男だな。

大人になると見返りを求めてしまったり、恋愛に至っては綺麗な感情だけでなく、汚い感情も混ざってきてしまうから辛いですね。

ところでポーレットは?

ポーレットは両親の死を理解できないほど幼すぎて、恋愛感情なんてものもよくわかってないのではないでしょうか。

だから、ミシェルは恋愛感情は抱いていなかったと思います。

でもミシェルのことを信頼していて特別に思っていたことは、見ていて確かに分かりました。

というのも1番最後のシーンです。

色々あって(何があったかは映画を見てね)ミシェルと別れてしまったポーレット。

そしてミシェルの名前を叫びながら、ミシェルを探して走り出すシーン。

その時のポーレットが求めたのは、死んだ両親でも愛犬でもミシェルの家族でもなく、ミシェル自身でした。

ポーレットの中には、誰よりもミシェルがいたんですね。

思わず泣きそうになりました。

ポーレットにとって、ミシェルはお兄さん的存在だったのか。はたまた…。

個人的には、10年後とかに二人が再開ってなったら、間違いなく恋愛に発展すると思う。

映画と趣向が異なるとは思うけど、それはそれでいいじゃない。

というか原作ぶち壊しで制作すればいいのにね。

終わりに

オススメポイント一つだけかーいとツッコミたくなる今回。

全体的に面白かったんですけど、どこをオススメすればいいのか分からんかったので…。

禁じられた遊びを勧めるとしたら、やっぱこの二人の関係性がイイよ!って勧めるしかないかなって。

逆にこの映画に出てくる大人はすっごく醜い。
というかミシェルの父親が本当にクズ。クズ!!!

最後のシーンは絶望してしまいますよ。

最後のシーンで思い出したけど、小説と映画はラストが違うみたいです。

小説を読んでないのですが、映画のがまだ救いあるかも…。それこそ、その後を想像出来る余地があるし。

小説はその後を想像出来る余地もない感じのラストみたいです。

小説もちゃんと読みたいね、ハム太郎。

せやせや、個人的に無理なシーンですね。

えーーーとね、虫出てきます。しかもG!!!あれは本物だったんだろうか…。(ミシェルがペン?でGをぶっ刺すんですがガチ鳥肌)

あとハエとかも飛んでたりしてて、ミシェルの住んでる家の衛生面が個人的に無理でした。戦争中だし貧しいお家設定だろうから仕方がないんだろうけども。
牛乳だったかをポーレットにあげるためにグラス注ぐシーンも、汚くて無理でした。ポーレットも拒否ってたし。まぁ汚くて拒否ったってことではないと思うけど。

衛生面へのディスりがすごいな。潔癖だから許して。

それでも良い映画なので、人生で一度は見てみる価値があります。

以上です。

さてさて、次はなんの映画を見て感想書こうかな。

モノクロ映画もいいものですね。

それでは、また!



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