見出し画像

用水路にセリが自生してた

散歩中、用水路にかわいい葉っぱが、はびこっているのを見かけました。

クレソンっぽいな~と思いながら、葉っぱをちぎったところ、独特のスッとした香り。



葉っぱの正体は日本原産のセリ

数少ない日本原産の野菜の一つで、芽から根に至るまで、古くから食用として知られています。

昔は水田のまわりによく植えられていたそうで、植えられたものが広がって現在ではそのまま自生しているようです。


セリはお正月に食べる七草粥の薬草の一つとしても有名


セリの香り成分や苦み成分にはカンフェン、β-ピネン、ミリスチン、カルバクロール、オイゲノールなどが含まれており、精油成分がたくさん。

胃液の分泌促進食欲増進作用があると言われ、暴飲暴食で弱った胃をいたわるのに効きそうですよね。

薬膳では血圧の低下、血流促進、鎮静や解熱作用があると言われ、高血圧やストレス解消、むくみの改善などに使われたりもします。


中国では水芹(すいきん)という生薬で、
浴湯料(薬湯にいれる入れる薬草のこと)として使われるそうです。


8月には小さくてかわいい花をたくさん咲かせる植物なので、夏にまた見に行ってみようと思いました。

ではまた。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?