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いいぞ屋久島 すごいぞ屋久島

土産にガジュマルを買えばよかった。
台風の影響で帰る日を前倒し、バタバタしていたとは言えども。

自宅についてホッとする。
ただ徐々に、帰宅した「安心感」よりも、
屋久島から離れた「虚無感」が上回ってしまった。

 車で遠出するにしても、海外旅行行くにしても、
身も心もどっしりと腰を落とせる自分の家に着くと
「向こうもよかったがわが家が1番」と思うタイプのはずが、
今回は違ったのか。
*そもそも新居に引っ越したばかりのため、まだ自宅感がないだけかも。

屋久島にまた行きたい。俺はまた屋久島に行きたい。

4泊5日のスケジュール(*もとは5泊6日)。
雨が多いということで細かい予定は決めず、
島についてから色々決めようと思う。
とりあえず「縄文杉を見る」と、「宮之浦岳に登る」を頭に入れながら。



■1日目

成田→鹿児島空港着。そこからバスで港まで移動。
高速船で無事夕方前には屋久島到着。
天気予報ではずっと雨マークだったのに、青空見えて感動。
そびえたつ山々にも思わず「ぬおお」と声が出る。
宿について小休止。夜は焼肉。お手頃価格、何より美味しかった、、、。
「きっとここはいろんな人に愛されてる店だ」と勝手に感じていた。

やくしま
到着時の快晴 *写ルンです
あれはなにやまだろう *写ルンです

■2日目

いざ縄文杉へ。
バスを2つ乗り継いで登山口まで。好きなバス停の名前は「Aコープ前」。朝4時前に宿を出て、6時頃に荒川登山口着。
天気は曇り7割、雨3割ほど。

「縄文杉まで9~10時間」と記載。
「そんなにかからんやろー」と思ったが、結果的にそれくらいかかった。
雨脚強いとき、山歩き不慣れだとトロッコ道に出るまでちょっと大変かも。ただ雨、霧っぽい中で見る縄文杉は幻想的。
縄文杉に辿り着くまでにも立派な杉たちがお出迎え。

夜ご飯は海鮮お店へ。トビウオの天ぷら感動。アジノオサシミ最高、、、。
この時、「出てくるものもの、すべてがうまい」ことに気づく。
地元に帰ってきてなじみのところで食べるようなやすらぎごはん。
(※あくまで筆者感想)。 

突如現れた縄文杉 雨で霧っぽくなったのがまた良き
縄文杉途中でも壮大な景色が。

■3日目

レンタカーで島を巡る。朝はパン。
早い時間から営業していたパン屋を発見。
いくつかのお総菜パンとシュークリーム、コーヒーを購入。
近くの海水浴場で黄昏朝ごはん。

ここが天国と思わせるような幸せをパンと一緒にほおばっていたところ、
突然のスコール。
桃源郷へ向かう最中のコマが、雨がふらせた賽によって我に返る。
腹ごしらえの後、レンタカーにて島をゆっくり1周きめる。
西側にはおさる、しかがたくさん。滝が圧巻。
産卵期のウミガメは地元の人に事前に相談しないと見学ができないそう。
海はとってもきれい。
夜は町中華。美味、、、。

いなか浜

■4日目

天候が良ければ彼女も一緒に宮之浦岳へと思ったが台風影響で不安定。
車で登山口まで送ってもらい、ソロ+なるべく急ぎで山頂を目指す。
風は思ったほどじゃないが雨で、ところどころ沢登しているみたいな状況。
降ったりやんだりを繰り返す山行も屋久島ならではと思い、いい感じ。
もちろん山頂景色は霧。
11時頃下山。お昼にとびうおひつまぶしを食らう。やさしい味、、、。
夜ご飯はお宿ご夫婦おすすめ居酒屋へ。おいしかった、、、食べ過ぎた。 

夜の山々 ボケてしまった

■5日目

いよいよ台風で交通機関が止まるかもというアナウンスが入り、
1日早めて帰ることに。
3日目にお邪魔したパン屋をアゲイン。
降ったり晴れたりの天気に驚かなくなる。「傘、もういっか」の感じ。
※高速船が動かない予想で飛行機を確保。お金が、、、、


 離島に行ってみたいなと思っている中、意を決して屋久島じぇ。
初めてのはずなのに、あのジメっとした暑さだったり、ごはんだったり、
住んでいる人のやさしさだったり、すべて心地よかった。
5日じゃ足りない。より深い屋久島に触れるためにまた必ず行こうと思う。
ああ、、、屋久島行きたい、、、。

鹿児島の港にて *写ルンです

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