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野球の奥深さを学んだ高校野球 習志野高校時代

皆さんこんばんは!尾形 康平です。

先日から書き始めている、野球人生の振り返りですが、今回は習志野高校時代を振り返りたいと思います!
今回は自分たちの代が始まる「高校2年夏」まで書いていき前編とさせていただきます。

前回の記事はこちらになりますので、最初から目を通して頂けたら、もっと楽しんで読んでもらえるかもしれません!

さて、早速書いて行こうと思ったのですが、その前に少し目を通していただきたいものがあります。

読んでいただくについて

偉そうに申し訳ありません。

ありがたいことにこのnoteは多くの方に読んでもらっています。
皆さん高校野球の経験はありますでしょうか?

もし経験のある方でしたらいろいろな思い出があると思います。
嬉しい思い出や辛かった思い出、思い出したくもない思い出、、、
つまりなにが言いたいかというと、、、

どこまで書いていいのか判断が難しい

といったところです。
もうこの時点でお察しという方もいるかもしれませんが、あくまでこれは僕が現役時代のお話です!

現在YouTuberをやっている元強豪校の方達も上下関係や体罰に触れる時に
「僕らが現役の頃は」
といっています。まさにそれです!

まあ特別何かあったわけではないんですけども。笑

習志野高校が2019年、春の選抜甲子園に準優勝した代のインタビューで上下関係を撤廃したといっていましたからね。

あと一つは戦術面ですね。
これは先に言っておきます。

今回は一切触れません!

約2週間後には夏の大会が控えてますからね。
母校が甲子園に行ってくれたら嬉しいことですから、その迷惑にならないよう最大限配慮した内容にさせていただきます。

長くなりましたが、ここから僕の野球人生を振り返っていきます!

上級生に圧倒される 高校1年春

誰でも通る道なのかもしれませんが、入学後すぐに先輩達の体の大きさ、プレーのスピードやパワーに圧倒されます。
中学時代の成績から正直天狗になっていた僕はすぐにベンチに入れるのではないかと思っていました。

しかし、現実は全くそんなことなく、Aチームの練習に参加させてもらえる時が少しある程度。
その練習でも、元々フィールディングには自信を持っていたのですが、一人だけ別の世界でやっているようで確実に先輩達に合わせてもらっていました。

そんな中B戦で結果を出すことに成功し、5月末ごろAチームの遠征に帯同することができました!

遠征先は埼玉県の強豪私立、初めての遠征で初先発をさせていただけることになりました!
しかし結果は本塁打2本を含む3回5失点
降板後ベンチで小林監督から「まだ早かったね」と言われたのを覚えています。笑

そして次の週から夏までの間は、もうAに呼んでもらえることも無くなってしまいベンチ入りの目標もかなわず、、、

夏の大会での思い出といえば、成田戦が強く印象に残っています。
試合が終わってすぐに荷物を運び出さなければいけない為、ベンチ横から最終回以降の攻撃を見ていました!

敬遠球をわざと空振りして勝負を誘う4番松山さん、代打で出たキャプテン佐野司さんの同点タイムリー。まるで漫画のような試合でしたね!

賛否両論ありますが僕個人の意見としてはこういうの大好きです。笑
第三者として見れたら楽しくて仕方なかったはず。笑

サイドスロー転向!? 高校1年秋

夏の大会の結果は千葉県大会準優勝。夏が終わり新チームが始まります。

まず秋の大会の予選にベンチ入りするために練習試合で抑えなくてはいけません。
ピッチャーのベンチ入りは4人か5人程、野手を兼任している先輩も合わせベンチ入りがほとんど確定している先輩は3人。

そして同い年で練習試合に出ているピッチャーは4人。
残りの2枠を争います

しかし、登板機会は与えて貰えるものの、パッとした結果を出すことができません。
他のピッチャーが抑えている中で、自分だけぽこぽこ打たれていき、不安を覚えます。

そしてベンチ入り発表の日を迎えましたが、名前は呼ばれずベンチ外となってしまいました。
今のままでは県大会もベンチに入ることができないと思った僕は、大きな決断をします!

それは「サイドスローに転向すること」です

抑えることよりも、チームにいないタイプになってベンチにいるだけでも意味のある存在になる。
横から投げても抑えれば信頼は得られるだろうし、そこからなんとなくオーバースローに戻していけばいいや。

そう思った僕は次の日、小林監督に印象付けるためにあえて練習前に、サイドスローに転向すること、チームにいないタイプだということを強調して話しました!
それがうまく行ったのかどうかは分かりませんが、、、笑

バッティングピッチャーを行なっていると、ストレートがシュートしていくのでバッターは打ちづらそうにしています。
めちゃくちゃ舌打ちされてましたね。笑

その後、地区予選から県大会の間の練習試合でも、特別いい結果を残したわけではありません。
しかし県大会では背番号19としてベンチ入りすることができました!

ただ投げている姿を改めて見直すとダサくてダサくて、、、笑

サイドスロー

(高校野球ドットコムより引用)

そして公式戦でも初登板を果たし、チームも県大会優勝、そして関東大会への出場が決まりました!

しかし、関東大会はベンチ入り人数が2人減り、18人になります。
背番号19だった僕はここでベンチを外れます。

ベンチ入りを経験することができた秋となりましたが、同時に自分の力の無さを痛感しました。

そしてシーズンも終わったので勝手にオーバースローに戻しました。笑

強豪と渡り合える自信がついた 高校2年春〜高校2年夏

冬が明け、シーズンが始まります。
春こそはオーバースローでベンチ入りしようと意気込んでいました。

春休みの練習試合でも他県の強豪校相手にもある程度結果を出し、ベンチ入りの手応えを感じていたところに、新入生が入ってきます。
当時は、「よし新入生と協力して頑張ろう!」となるような環境ではありませんでしたので2年生にピリついた雰囲気が流れます。笑

そしてピリついた結果色々ありまして春はベンチ入りすることができませんでした。笑
色々はいろいろです、、、笑

春のお話はこれでおしまいですね。笑

さて夏の話に移ります!
5月、6月と遠征続きで練習試合の相手も強くなってきます。
そんな中、僕はなんとかAチームに喰らい付いて帯同していました。

しかし6月前半ごろだったか、遠征先で先発すると四死球を10個近く出してしまった日がありました。
この試合が僕の夏に向けての意識が変わった日になります。

この時期になると練習試合とはいえ、負けることはほとんど許されないような雰囲気になっています。
この試合は結局味方に打ってもらって、守ってもらって引き分けに持ち込むことができました。

本当に負けなくてよかった
これが公式戦じゃなくてよかった

そう思った僕は次の試合以降、それまで以上に1試合を大事にして臨みました。

そしてついに夏の大会が始まります。
僕は無事に背番号11をもらうことができベンチ入り。
秋とは違い、戦力としてカウントしてもらっていました。

ちなみにこの夏の応援曲は「お前を離さない」でした!

僕の出番が回ってきたのは4回戦、千葉南高校戦でした。

その日の球場はQVCマリン、しかも日曜日ということもありかなり大勢のお客さんが来てくださっていました。
この夏初登板の僕はもう緊張で真っ青です。笑

そんな僕を見てキャプテンだった國吉さんを初め、他の先輩方が気を使っていろんな言葉をかけてくれました!
相手に失礼かもしれませんし國吉さんも覚えてくれているかわかりません。

「普通に考えてこの試合で負けることある?ないっしょ、なんで緊張してんの?やばくなったら緊張すればいいよ」

ただこの言葉でいけるなって思えたのは事実です。
なんで先輩ってこんなに頼もしいんだろうか、、、

と言いつつ、初回はヒットと四球で満塁まで行きます。笑
守備に助けてもらってその回を無失点で切り抜け、その後はスイスイと6回まで投げ抜きお役御免。
6回無失点で公式戦初先発を終えました!
試合が終わって体重計に乗ると暑さとプレッシャーで3kg近く落ちていましたね。

そして次の東海大浦安戦へ臨みます。
現鷺宮製作所 平川投手、信越クラブ 百目鬼選手を擁してこの年の東海大浦安はかなりの強さでした!


そして試合もその強さに押され8回、ビハインドの場面で僕の出番がきてしまいました。
緊張どころじゃないです。ふわふわして体に力が入りません。

ワイルドピッチをキャッチャーの先輩が止めて、飛び出したランナーをアウトにしてくれなかったら8回は終わらなかったかもしれません、、、

そして9回、先頭バッターがバントをした打球を処理したときに動いたことで緊張がほぐれていきます。
その結果、二者三振に抑えることに成功しました!

しかし試合は負けてしまい、高校2年の夏も終わってしまいます。

この時のピッチングを振り返ると、本当に無我夢中でした。
社会人野球の時は変化球では考えられないことですが、ただ力一杯腕を振っていただけです。
ですが後編で書く秋の大会以降のことに通ずるのですが、この試合で僕は急成長することができたと思っています。

どこが成長したのかと聞かれるとはっきりとは答えられませんが、おそらくメンタルだと思っています。
一つの成功経験がこんなに意識を変えるのかとびっくりしましたね。

最後に  後編に向けて

ここまでが自分たちの代になるまでの習志野高校での生活です!
どこまで書いていいんだろうかと思いながら書いていたら、あまり内容の濃くない文章になってしまったような、、、

後編ではもう少しだけ突っ込んで行こうかなと思っています!笑

練習試合のことは詳しく書けないのですが、公式戦に出場することが増えた秋以降は試合についてもう少し書いていけると思います。

そして本文の中にも書いたのですが本当に先輩たちのプレーは凄かったですね。
2つ年上にはプロも注目していた松山さん。
1つ年上にも硬式野球や軟式野球で現在もプレーしている先輩たちがいます。

特に1つ上の先輩たちにはたくさん勉強させていただきましたね。
いろいろと、、、笑

ということで次回は6月中を目処に書き上げていく予定です!
是非次も見ていただけたら幸いです!













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