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「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで

今回はサイバーエージェントの創業者である藤田晋さんの書かれた「渋谷ではたらく社長の告白」を読んでの感想を書いていこうと思います。 まずこの本は、全てのチャレンジする人にオススメします。 自堕落な生活を送っていた藤田氏が一念発起してビジネスを起こして幾度となく立ちはだかる困難に対して、自分の信念を曲げず、そして多くのものを犠牲にして成功を成し遂げたストーリーが描かれています。 一番好きなシーンは、大学時代に営業のアルバイトを行っていたときの藤田さんの心情を描いたシーンです。

    • 趣味について

      最近始めた趣味 最近、1年ほど前からゴルフをやるようになりました。きっかけは友人にやらないかと誘われて打ちっ放しに行くようになったのですが、いざやってみると結構楽しかったります。ゴルフは会社内外の付き合いとしてやる事が多いイメージでしたので、最初はあまり良いイメージを持っていなかったです。ゴルフ用具は高いし、ゴルフ場へまでは遠いし、拘束時間は長いし。 強制されないのであれば、若い人は誰もやらないだろうと思ってすらいました。しかし、いざやってみると奥が深いスポーツだとわかります

      • 1歩踏み出す心理学と言葉

        ロミオとジュリエット効果 ロミオとジュリエット効果とは、何かの目的を達成しようとするときに困難や障害があったほうが熱量が上がる心理作用です。ロミオとジュリエットが誰も賛成してくれない恋愛だったからこそ燃え上ってしまったという、あの有名なお話が名前の由来です。 希少性の原理 希少性の原理とは、希少性が高いほどその物の価値も高く感じるという心理効果です。そもそも、日用品は別として、服や家電などはいつでも手に入る物であれば、今すぐに買おうとはなかなか思えません。ですので、ある程度

        • 子育ての心理学

          アンダーマイニング効果 アンダーマイニング効果とは、自らやろう、達成しようと思っていた「内発的動機づけ」に対し、外部から口出しされる、報酬を与えられるなどの「外発的動機づけ」が行われることによって、モチベーションが下がってしまう心理現象を指しています。 子供が漫画が読み終わったら宿題をやろうと思っていたのに、親から「宿題やりなさい」と口を出されたことによってやる気を失ってしまう現象です。 また、普段から自発的に勉強をしている子供の成績をもっと伸ばそうと成績に応じたお小遣い制

        「渋谷ではたらく社長の告白」を読んで

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        • わたしのすゝめ
          2本
        • 本まとめ
          3本

        記事

          マネジメントに使える心理学

          ピグマリオン効果 ピグマリオン効果とは、人に褒められたり期待されると、その分成果を出すことができる現象のことです。教育心理学における用語であり、「教師期待効果」とも呼ばれています。褒められることでモチベーションが上がったり、やる気を持ち直した経験は誰しもあると思います。 ビジネスでは教師やインストラクターの職についている方はもちろん、部下や後輩の教育においても応用できる効果です。期待した分だけ成果がきちんと出るので、教育する側もされる側にもメリットのある方法なのです。 部

          マネジメントに使える心理学

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ10

          今回も営業シーンで使える心理学を2つに絞って紹介します。 今回で10回もやってきていますこの心理学紹介シリーズですが、次回からはさらにシーンごとに厳選して紹介していきますので、お楽しみに! プラシーボ効果 プラシーボ効果とは、ある特定の効果があると思い込ませることで、それを実際に感じてしまう心理的な錯覚のことです。例えば、何の成分も含まれていない錠剤であったとしても、「安眠作用がある」と思い込むことでよく眠れてしまったりするのです。 この効果を実際に商品プロデュースなどで

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ10

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ9

          今回も営業シーンで使える心理学を2つに絞って紹介します。 イエス・バット法 イエス・バット法とは相手の意見を一度受け入れてから、否定するトークスキルです。頭から否定を述べてしまうと、攻撃的という印象を与えかねないので、一度受け入れる姿勢を見せるのです。 例えば「これは時間がすごくかかりますよね?」という否定的な疑問に対し、「確かにそうですね。しかし、その時間がかかるからこそのクオリティと満足感をお約束します。」といった具合に肯定のワンクッションを挟みます。すると、受け入れ

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ9

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ8

          メラビアンの法則 メラビアンの法則とは、話し手が聞き手に与える印象は、話し手の外見や身振り手振りで半分以上決まるという法則です。 実際のパーセンテージは ・話す内容(言語情報)…7% ・声色、話し方(聴覚情報)…38% ・外見、身振り手振り(視覚情報)…55%です。 営業においても、まず自分の身だしなみや姿勢をよくすることを心がけていきましょう。靴はきちんと磨いていきましょう! セルフマニピュレーション セルフマニピュレーションとは、自分自身をコントロールすることで、

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ8

          孫子の兵法 第五弾

          第十二章:火攻篇 ここでは「火攻め」について書かれています。ビジネスに置き換えれば、手に負えないほどの戦術をやってくる競合の存在や、テクノロジーの変化のようなものでしょう。 怒りによって行動してはいけない。利益があれば行動し、不利であれば撤退することである」と孫子はいっています。 ビジネスで言えば、どれだけ思いがあったとして、不利になれば事業撤退も考えるべきであるということですね。 第十三章:用間篇 最後の章です。尊師の兵法で最も重要とされるのがこの章。「スパイ」のことで

          孫子の兵法 第五弾

          孫子の兵法 第四弾

          第九章:行軍篇 この章ではより主に危険回避の考え方や、人材育成など、具体的な戦い方の話になるので現代に活用できる部分を抜粋していきます。 ここでは敵の観察方法を言っています。 「敵が近くにいるのに攻めてこないのは攻めるのが難しい場所だからである。敵が遠くにいるのに攻めてくるのは、こちらを誘い出しているからである。敵がそこに居るのは有利な場所だからである」と孫子はいっています。 多くは「見るだけ」で「観察」しようとしません。何事も理由があってそうなっているのです。常に優位でい

          孫子の兵法 第四弾

          孫子の兵法 第三弾

          第六章:虚実篇 この章では前章で軍の勢いを生み出すために重要とする4つの条件の中の1つ「虚実」について記述されています。 「先に戦場についたものは余裕を持って戦うことができ、遅れて戦場についたものは戦いに苦労するであろう。つまり、名将とは、人を左右する側であって、人に左右される側であってはいけない。」と言っています。つまり「主導権を握れ」ということです。 さらに、「手厚い場所を避けて、守りの弱い部分を攻めよ。水に形がないのと同じく、戦い方にも決まった形はないのである」と言

          孫子の兵法 第三弾

          孫子の兵法 第二弾

          第四章:軍形篇 戦うことになった場合の、理想の勝ち方を示した章です。 先に守りを固めて、敵の隙を狙うこと」と言っています。つまり、守りが頑丈で負けさえしなければ勝つチャンスはあるということ。守りが肝心だということ。 野球で言えば「ポテンヒット」があるよと。こちらが点を取られなければ、相手のエラーをついて攻撃できるよということ。ビジネスで言えば、固定費など経費を最小限に抑えて、損益分岐点を最小限にしてあり、それを上回る継続収入、安定収益さえあれば潰れはしない。潰れなければ、ど

          孫子の兵法 第二弾

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ7

          今回は営業シーンで使える心理学を相対する2つに絞って紹介します。 両面提示の法則 両面提示の法則とは、勧めたい製品やサービスのメリットとデメリットの両面を提示することで、信頼してもらうテクニックです。 例えば、家電量販店などで、販売員にメリットばかり伝えられても「売りたいんだな」と思ってしまいます。しかし、そこであえてデメリットも提示されると「自分のことをちゃんと考えてくれている」と感じ、販売員に信頼感が生まれメリットも素直に受け入れやすくなります。結果的に実績に繋がりや

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ7

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ6

          今回も営業シーンで使える心理学を2つに絞って紹介します。 カリギュラ効果 カリギュラ効果とは、禁止されている事項ほどやりたくなってしまう心理作用です。やってはいけないと思うと気になってしまい、行動に移してしまいます。「絶対に誰にも言わないでね」と前置されて聞いた秘密は、つい誰かに話したくなってしまうものです。 ビジネスでは実際にマーケティングにおいて活用されています。CMやWEB広告で【面白すぎるので、開かないでください】といったゲームや漫画などの宣伝文句を見たことがある

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ6

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ5

          今回は営業シーンで使える心理学を2つに絞って紹介します。 ホット・リーディング ホット・リーディングとは、相手の情報を事前に調べておき、営業などのビジネストークにその情報を活用させて場を暖める手法のことです。 例えば、相手のFacebookやTwitterを見てボルダリングを最近始めたという情報を得たとします。それを商談前の雑談で「実は最近ボルダリングに興味がありまして……」とトークに取り入れると、「私も最近興味を持って始めたばかりなんです!」と自分と同じ要素があることに

          営業シーンで使える心理学の紹介 シリーズ5

          悪習脱却について

          私は以前までタバコを吸っていたことがありました。今日はどうやってタバコを辞めることができたのか書いていきます。今日紹介するのは実践していたことの一部です。ぜひ色々やって失敗しながら(私も2回失敗しました)覚悟ができたら禁煙マラソンをスタートさせましょう。 代替行動 タバコがどうしても吸いたくなったときは、ニコチン・タールともにゼロのニコレスという擬似タバコを吸っていました。一見、意味がなさそうに感じました。ですがこれが意外と効果を発揮しました。確かにニコチン切れにはなるので

          悪習脱却について