見出し画像

Studyplusが2018年度グッドデザイン賞を受賞したこと、その意味

所属するスタディプラス株式会社が運営するサービス「Studyplus」が2018年度グッドデザイン賞を受賞した。
http://www.g-mark.org/award/describe/48141?token=xoPEPHjtgb
気分がいいので、その喜びと、その意味、なぜ受賞できたのかなどについて書いてみる。

うれしい!

とにかく嬉しい。
まず、自分がその可能性を信じてジョインし、3年以上関わっているサービスが認められたこと。そして、日本で最もメジャーなデザインの賞を受賞するサービスに、自分がデザイナーとしてクレジットされていること。
シンプルに喜ばしい。

グッドデザイン賞の意味

グッドデザイン賞が何かというコトについては、公式サイトを見ていただければいいと思う。その上で、今回受賞できたコトの意味を改めて考えた。

まず、受賞はそこそこの難関だということ。審査対象数4,789件中、1,353件受賞ということで、受賞できるのは約28%。それぞれに自信を持って、予算をかけてエントリーした中の3割に選ばれたコトはとても誇らしいことだと思っている。

また、業界のトップランナーである著名な審査員達に評価され、認められたというコトが、いちデザイナーとしてとてもうれしい(過酷な審査、おつかれさまでした)。

そして、サービスとしてGマークをつけるコトでより多くの人の信頼を得て、利用してもらうことを期待できること。

・グッドデザイン賞の認知率は87.7%
・58.5%の生活者がGマーク商品を「魅力ある商品」として影響を受けている
Gマークについて

自らのサービスに自信や誇りを持ち、より多くの人の信頼を得られる。すぐにビジネスやサービスのクオリティにインパクトの出ることではないけど、サービスを運営していく上で大きなモチベーションとアドバンテージになると思う。

Studyplusはなぜ受賞できたのか?

受賞にあたり、審査委員からいただいた評価は以下の通り

受験勉強には参考書は必須なのに、学校教育は教科書偏重で、参考書の使い方を教えてくれない。本アプリでは、受験勉強のやり方を情報共有することで、自分が志望する大学の合格者がどの参考書をどれくらいの時間使って勉強していたかといった情報を参考にしたり、参考書のレビューを読むなどして、自分に合った勉強計画が立てられる。スマホを勉強の敵とせず、むしろスマホを使って情報共有する受験勉強の新しい形を創出している点は高く評価できる。使用者も多く実績共々評価した。
グッドデザイン賞 : アプリ[Studyplus]

スマホを利用して学習の記録をつけそれを学習者が集まるSNSで共有するというサービスコンセプトと、いままでの実績が評価された。

では、それは誰の手柄なのか?

デザインの賞をもらったのだから、それはデザイナーの手柄なのか?

確かに、日々サービスの様々なデザインを行い、エントリーにあたっては「デザイナーの想い」というテキストを書き、審査会の展示の為の準備をし、二次審査では審査員の方々に向けて(ガタガタと緊張しながら)サービスの説明をした。そして、受賞のページにもデザイナーとしてクレジットされている。正直、美味しいところはいただいた。

とはいえ、評価されたのは前述の通り「サービスコンセプト」そして「実績」である。だから、これはデザイナーだけではなく、Studyplusの開発・運営に関わった全てのメンバーの手柄だ

サービスコンセプトを生み出してからもまさに七転び八起きしながら諦めずに続けてきた代表の廣瀬。
ユーザーの期待に応えたくさんの機能を実装してきた開発メンバー。
安心できるSNS空間を守り続けるカスタマーサポート。
広告を受注しサービス運営を支えている広告営業。
それぞれのメンバーが活躍できるよう会社自体を機能させている管理部。
より多くの人に知ってもらう為と奔走する広報。
次々と素敵なメンバーを集めてくる人事。
他も含めて全ての職種のメンバー。

そして忘れてはいけないのが、今は別の場所で活躍する、かつてStudyplusに関わってくれたメンバー達。

多くの人の思いとその貢献によって、今のサービスはできあがっている。受賞の喜びは社内では共有したけれど、できることならば今まで少しでもこのサービスに関わった人々にも一緒に喜んでほしい!
おめでとう!ありがとう!

そしてこれから

学ぶ喜びをすべての人へ
これが、スタディプラス株式会社のミッション。学びに喜びを感じられるサービスづくり、そしてそれをすべての人へと届ける、それらを実現するためにまさにダッシュで成長している。

メンバーは続々と増え、春に新しく設定したバリューはいい感じで浸透し、社内制度がどんどん整備され、12月にはオフィス移転も控えている。目標は高く、やることも多いが、控えめに言ってもワクワクしている。

今回いただいた賞をモチベーションとアドバンテージに、より人の成長にポジティブな影響を与えられるサービスを笑顔で胸を張って作っていきたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?