【SDGs事例から学ぶ】タラブックス
めちゃめちゃサボってしまった。
反省してます。ごぶりんです。
ちょっとApexの新シーズンやFF14の新パッチが来てゲームばかりしてしまっていました。
いやーどちらもやり始めると止まらないですね、麻薬です、麻薬。
そろそろまた考える習慣を取り戻そうと思うので気が向いたら更新していこう。そうしよう。
ということで早速ですが、今興味があるSDGsに関して、特に良いなと思った事例を気分で紹介していこうと思います。
SDGsについて
SDGsはSustainable Development Goals(=持続可能な開発目標)という意味で、2030年までに世界中(国、団体問わず)で協力してより良い未来を使おうという17個の目標(その下に169個の細かいターゲットがある)です。
今回のテーマ:目標8.働きがいも 経済成長も
包摂的かつ持続可能な経済成長及び全ての人々の完全かつ精算的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する
引用:Think the Earth
事例紹介:タラブックス
【タラブックスとは】
インド・チェンナイにある独立系出版社。1994年にギータ・ウォルフが設立し、現在は設立当初からタラブックスに関わってきたV・ギータがともに代表を務める。ハンドメイド本やビジュアルブックを中心に児童文学や教育、社会問題など幅広いジャンルの本を出版。ハンドメイド本の代表作『夜の木』が2008年ボローニャ国際絵本原画展でラガッツィ賞を受賞するなど、手がけてきた本は世界でも高い評価を受けている。
引用:好書好日
インドの少数民族の民族画家と協働し、それぞれの伝統や歴史として受け継がれてきた芸術を取り入れた絵本を全て手作りで制作しており、一種の芸術品として世界中で高く評価される作品を生み出しています。
【GOODポイント】
インドならではの少数民族の文化という多様性と向き合って世界の評価を獲得したという点も素晴らしいポイントです。
一方で、「目標8.働きがいも 経済成長も」という観点で評価すべきポイントは、小さな組織であり続けていることです。
世界的に評価されたのであれば、ビジネスとして会社の規模を大きくして製造量を増やす方向にシフトするのが普通ですが、タラブックスは小さな組織を維持し続けています。
以下の代表の言葉に象徴されるように、自分は会社にとって不可欠な存在で、意義のある仕事をしているという矜持を社員一人ひとりが持つことが、「働きがい」、結果として質の高い仕事に繋がっているのではないでしょうか。
「やる気というのは当事者感覚があるかどうかで決まります。ここは私たちの場所なんだと感じてもらうんです。何か大きなものの一員であり、大きなものに貢献しているんだと感じてもらうこと」
引用:好書好日
【学び】
大企業だとしても、各部署、プロジェクトまで粒度を落とせば、ある種小さな組織の集合体です。
会社員として働いていると「会社に何を貢献しているのか?」ということを常に意識させられますが、結局いつも明確な答えが出ないといいますか、所詮歯車の一つであると思い、考えることをやめてしまってました。
けど、この事例を見て、自分がやるべきは小さな組織(=自分のプロジェクト)を最大限「働きがい」が感じられるようにメンバーのモチベーションコントロールをすることだと思いました。できることはたくさんあるなと。
その結果、チームが成果をあげれば会社のためにもなりますよね!?
わりと当たり前のことですが、日々業務に追われ、漠然とした不安に包まれてると見えなくなるもんですね。僕としては良い学びでした。
それでは、アディオス!アミーゴ!
記事メイン画像出典:世界を変える美しい本 インド・タラブックスの挑戦
-----以下、余談。-----
僕はほぼ毎年ヤングカンヌに出ているのでわりとSDGsに馴染みがあるのですが、普通に生活してたら全然知らないだろうなという印象。
まぁそれが一種問題的な感じなのですが、最近は日本の企業のサイトにも参加表明?みたいな感じでロゴを載せてるとこが増えてきていますね。
(何かしら社会の役に立つ仕事がしたいという気持ちが強いので、転職するときはロゴが載っている会社にしようと思ってます。笑)
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