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京都で最高の結婚式を執り行いました。

昨日、結婚式を執り行いました。挙式をして本当に良かったという感情で満たされ、昨日妻が寝る前に「この日の感情をずっと忘れないでね」と言ってたので、感情が生きてるうちに気持ちを残しておきます。


元々、結婚式はしない派だった

私は元々結婚式しない派でした。費用も結構かかるし、お祝儀をいただいてゲストに遠くからきていただくことにも、申し訳なさのようなものがあり、金銭・心理的コストを払ってやるべきなのか、残るものは写真くらいじゃないか、と懐疑的でした。

とはいえ、結婚式をするかしないかは、妻の意向も含めて決めようと思ってました。

昨年に結婚して、妻に結婚式の開催有無を尋ねたところ、

「え?当然やるっしょ?」

という回答でした。

ここで私がNoというと、今後の長い結婚生活に影を落とすと本能的に察知した私は「そうですよね、僕もやりたいと思ってました。」と即答し、決行することになりました。

日本とタイ、どっちでやるか問題

決行することが決まった後、どこで挙式するかを決めなければいけません。最初は日本とタイ、どちらもやるという予定で進めていましたが、経済的な問題や、「2回目の結婚式はどういうテンションでいけばいいの?」という問題もあり、一度の結婚式に全力投球しようと決めました。

そして、滋賀にいる私の家族は仕事で忙しいため、遠方に行くことが難しく、またタイの家族は日本に行ったことがないということから、京都でやることにしました。

個人的にも学生時代は京都でたくさん思い出を作ったので、京都以外の選択肢は考えていませんでした。

式場選びを妥協しなくてよかった

そこから、たくさんの会場を見に行きました。当時、妻はタイにいたので、テレビ電話を繋ぎながら会場を見学していました。

最終的に選択肢は2つにまで絞り、どちらも式場の雰囲気は同じでした。式場Aは文句なしの雰囲気。また式場に行くまでの道のりを考えても、京都の良さを感じれる場所ですが、やや費用は高め。

Bは式場の雰囲気は似ていて、費用もAより安め。

AとBを比べた時に、夫婦ともに式場Aの方が絶対にいいと思っていました。

とはいえ、経済的な問題もあるので、安い方のBにする?と提案してみたところ、

「私は写真でしかみてないから細かくはわからないけど、絶対Aの方がいいと思う。でもお金の問題があるなら仕方がない。Bでいいよ。どちらでも私は満足できるよ。」

と、回答があり、ここで私がBにしよう!というと、今後の結婚生活に大きな影を落とすと本能的に察知した私は「そうですよね、僕もなんだかんだAでやりたいと思ってました。」と即答し、式場Aで決行することになりました。

でもこれが結果めちゃくちゃよかったです。数十万円の差だけで、妥協しなくてよかったなと思いました。

結婚式の準備が義務的に感じた時期もあった

さて、そこから準備が始まります。式場と契約したのは昨年12月末、開催は4月6日。残された時間は多くはありません。

一刻も早く準備を進めないといけないのですが、2人とも自営で仕事量のコントロールが難しく、2月中旬まで、ほとんど準備できていない状態でした。

また、日本人の私が基本的にフロントに立って式場の方とやりとりしていて、TODOを管理していたのですが、想像以上にやることが多くて、まるで仕事のように追われていました。

結婚式のTodoを業務管理ツールで管理して、タスクをこなしていたんですが、途中で「なんだこれ。」と言う気持ちになり、すごく義務的なものに感じられるようになりました。

そこで、妻と「なんで結婚式やるんやっけ?」と開催日の数週間前に議論して、「来てくれるゲストに感謝を伝えるため」「来てくれた人が少しでも幸せになる時間を作りたい」と夫婦共に同じ共通の目的を再確認しました。

そこから動画に込めるメッセージや両親の手紙の 内容、イベントの企画などの設計を考えました。

式前日の最後の最後まで準備に追われましたが、なんとか、自分たちの納得のいく準備ができました。

結婚式はゲストの温かさに満たされた最高の1日だった

当日の朝3時まで準備していたので、寝不足の状態で式場に向かうのですが、桜が満開になっていて、天気も良く、眠気も吹き飛びました。

結果、その日は最高の1日になりました。

チャペルでゲストの顔をみると、たくさんの方が私たち夫婦のために来てくれて、本当に良い表情で迎えてくれて、この時点で泣きそうになりました。笑

式も披露宴も2次会も、たくさんの友人や親族のおかげで楽しい、和気あいあいとした、夫婦が望んだ通りの素敵な式になりました。

本当に笑いあり、涙ありのたくさんの感情をゲストとともに共有できて、本当に幸せでした。

式の後もゲストからは嬉しいお言葉をいただいて、本当に感無量。

2次会も日本とタイのゲストでカラオケで盛り上がって最高に楽しくて、日本の友人がタイのゲストを迎え入れ、楽しませようとしてくれる様子を見て、すごい嬉しかったです。

私の妻にもたくさん話しかけてくれて、「結婚式ってこうやって自分たちが夫婦であることを認識してくれる場でもあるんだな」と感じました。

今しか作れない、一生の思い出を作る大切さ

結果、悔いのない最高の1日になり、改めてやって良かったなと思います。

こういう素敵な式も、今だからこそできたのかもしれません。

ゲストの方の中には、子どもが生まれて時間の調整が難しい中で来てくれた方もいました。時間が経過してみなさんの人生のステージが変わると、招待することも難しくなるかもしれません。

また結婚式の前に私たちの間に子どもが生まれたり、生活のために車や家を買ったりすると、結婚式のお金を出すことを躊躇うかもしれません。

金銭的に苦しくても、今やることの価値をしっかり考えることも大切だと思いました。危うく、先延ばしにしたり、やらないという選択肢をとっていた可能性もありました。

また結婚式だけでも、車一台買えるよねと見積もりを見た時に思いましたが、たくさんのゲストと素敵な思い出をつくることは費用以上の価値があります。

車はいつでも買えますが、こんな素敵な機会はもう来ないかもしれません。

改めて、「人生は思い出づくり」を大切にしている自分にとって、昨日は本当に良い思い出になりました。

来てくれた皆さま、本当にありがとうございました。

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