見出し画像

会社が成長する社長、伸び悩む社長

おはようございます。こなつです。

私は仕事がら、多くの社長に会います。なぜって小さな規模の会社とお取引が多いこと、社長と話した方がコトが早く進むこと、社長と話した方が学べるし、ポジティブだから。
※類似のお話は、以下社員の視点、社長の視点よりご覧ください。
https://note.com/knt_mm/n/n0db1a6aab2d3

もうすぐ営業15年目に突入しますが、思うことは「いつまでも同じステージにいる社長と、どんどん規模が大きくなりできることが増えている社長の差。」

別に同じステージにいることが悪いわけではありません。中には、あまり規模を拡大したくない、上場は目指していない、そんな社長もいます。とはいえ、現状維持でとどまれるほど優しい社会ではないですが。やり続けられる規模を大きくする、トップシェアになる、上場を掲げる、そういう会社の中でも「あれ、従業員がどんどん辞めていく。」「サービスはずっと同じものを提供している。」そんなずっと創業期のサイクルから抜け出せない会社もあります。

会社が伸びる社長と伸びない社長、何が違うのか、ちょっと感じることを書いてみました。※私が個人的に感じることだと思ってご覧ください。

■“社長がトップセールスマン”は、下が育たない。

これは不動産会社など会社や商品でなく営業という”人”に差別化があるケースに多かったです。どこかでトップセールスマンだった人が独立。しかし、ずっと社長がトップ営業マンでいるため、中々、次世代の営業が育たない。育たないと社長のいう通りの業務しかしなくなる。そうすると指示待ちになり、社長から多くの指示が飛ぶ。評価されていないと思い、離職。だから、また中途採用をする。その繰り返し。

社長が高望みをしているのか、募集要項が求めるレベルより低いか・・・・でも最近思うんですよね。社長より優秀な人材は採用できない。そしておそらく社長も採用しないと。人が差別化となるビジネスモデルでの爆発的な急成長は難しい。サービス、組織、システムで何か差別化を図るべきだと思っています。

■”社長がロマン”だけでは、社員はついてこない。

よく、ビジネスでは「ロマン(夢やビジョン)とそろばん(儲けられるか)」と言いますが、そろばんがなくロマンだけの社長は、夢から覚めた時しんどいだけです。正直いって、どんなに素敵なロマンでも、ロマンだけでは食えない。社長がいかにそのビジョンを戦略として落とし、それを言語化して社員に語り、社員が納得しみんなでスクラム組めるか。これは10年以上たって思いましたが、どうやって成長したらいいかの船頭に社長が立ち、明確な道を示せないと、会社という船は沈みます。それを新卒や若手社員はキャリアが浅い人は見抜けないよね…

■社長が自分の考えを社員に伝えている。

社長は孤独です。なぜなら社長は会社の長であり、悩みは社員には話せない。一方で社員も社長となると、縮こまる方も多いのではないでしょうか。

そんな中で、社長が社員のことを思って、話せる場を設ける、ちょっとした時に話しかける、評価制度や人事制度を社員のために再考する。表彰しねぎらう。そんなことを行いながら、日々メッセージを伝える社長は成長しているな、と感じます。

サイボウズの青野さんは大きくなっても、個人の発信、会社としての発信はSNSを使って多く行っていますよね。規模は関係ない。

話すことに社員が呼応すれば、社員は「この人(会社)の考えが好き。頑張ろう。」と思います。それが、会社を良くしようと働き、個の社員が頑張り、組織としてよい結果を生み出すと思います。

すごく偉そうなことを書きました。入社14年多くの会社を見てきたので、まあ、そこまで的はずれてないと思います。

もうちょっと私が頭が良ければ、これを科学してスッキリするのですが。

今日も頑張りましょう。

では、また。

こなつ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?