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東大志望のスーパーエリート女子大生がカンボジアに来るまでの半生を追った

今回は、キリロム工科大学に通う現役女子大学生ゆうみちゃんの壮大な過去を紐解きました!
彼女の考え方、過去の経歴、今している事に素直にインスピレーションを受けました!
写真左の可愛い子です!!(僕の顔は無視してください笑)

カンボジアの大学に来たまさかの理由!?

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ゆうみちゃんは、現在キリロム工科大学のホスピタリティ学科に通う女子大生だ。
さて、タイトルにもあるように、なぜ彼女はカンボジアの大学に通っているのだろうか。

現役時代は東京大学を志望していた彼女。浪人時代は東京の予備校の寮に入り勉強漬けの毎日を送っていた。
東大に絶対受かる気持ちでいた彼女だったが、結果はまさかの不合格だった。
「本当にその時は人生終わった〜って感じでした」と彼女は言っている。

その時に、
「大学 全落ち」とgoogleで調べて出てきたのがキリロム工科大学だったと言う。。え、まさかのそれが理由!?!
キリロム工科大学が出て来るあたりが面白い笑

でも、そのタイミングで普通の人だったらはカンボジアの大学には行かないんじゃないの?って思いますよね。

彼女自身、自分が行きたくない大学に行くよりも海外の出来たばかりの大学に挑戦する事を選んだのだ。
なんで?って思うよね。

モノではなく、ヒトに対しての投資をする
これが彼女のご家族の考え方だったらしく、普通の大学生では経験出来ない事を経験するために、敢えて、このキリロム工科大学に進学する事を決意したそうだ。


こんな理由からカンボジアのキリロム工科大学に来た彼女だが、現在はとてもイキイキとした大学生活を送っている。
持ち前の英語力を活かして、カンボジア人学生やインド人の先生方ともとても仲が良い。また、キリロム工科大学でのインターンシップにも主体的に参加して、まさに大学を自分が変えようと動いている。

しかし、「なぜ、そこまで振り切って活動できるのか」と僕は思った。

置かれた場所で咲きなさい

答えはこれだった。
確かに、受験戦争と言われる日本の大学入試での勝者は一握りだと思う。
もし、仮に偏差値を評価基準として置いたら、東大の医学部医学科学生が勇逸の勝者という事になるだろう。
無論、僕も敗者になってしまう。

だからと言って、いつまでも落ち込んでいてもしょうがない。
まさに、ゆうみちゃんの心の中にあるエンジンは「置かれた場所で咲きなさい」という言葉だった。
本当に素晴らしい考え方で、全員が自分の満足のいく環境に身をおくことなんて出来ない。
自分の置かれた環境の中で最大限頑張って花を咲かす。
自分の今の環境を理由にするのではなく、自らで環境を変えようとする。
そんな心意気を彼女からは強く感じた。

そんな彼女の考えはブログによって拡散されている。是非、皆さんも一読して頂くとより詳しく彼女について分かるだろう。


そんな彼女のブログは!?

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①自分の思考を残す事
②自分の思考を共有する事
この2点の理由と、最初はお母さんがブログをしていたから始めたという理由だった。
しかし、現在は専用Webサイトもあり、かなり本格的に運用している。
彼女自身、自らの思考を共有する事により、少しでも読み手にインスピレーションを与えていく事が出来れば嬉しいと言っていた。

まさに僕自身のこのCambodia Interview project と似通っているものがある。(名前はこの前勝手に決めました。笑)

彼女から話を聞いていると、「無知の知」という訳の分からない言葉が出て来た。調べるとプラトンの哲学的思考だそうです。

彼女はその「無知の知」という考え方がとても気に入ってるそうだ。
「自分は何も知らないという事を認識している状態」だそうだ。
そういえば、就活をしていたときに、人事の方が「無限の興味がある人が強い」って言ってて、どこか通じるものがあるなと感じた。

「何でも良いから楽しい事がしたい!」

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今後のキャリアプランを尋ねたら、元気良く言ってくれた。
彼女は、あと3年半キリロム工科大学に在籍しているが、ほとんどはキリロム工科大学の提携しているホテルにて、インターンシップとして活動するそうだ。
彼女のマインドがあればどこに行っても活躍できるのではと思っている。

卒業後は、自分なりの面白いホテルの経営がしたいと言っていた。
有名ブランドのホテルではなく、自分が面白い・楽しいと思えるホテルの経営をしたいと。

日本のみんなに向けて

彼女は、「みんな一回は日本を出てみるべきだ」と語る。
別に、海外で生活する事、働く事が全てにおいて是になる訳ではないが、視野を広げるためにも一度海外に行くべきだと。

最近、旅行で東南アジアに来る人たちは増えているが、有名な観光地だけを訪れて、現地の生の生活を知らないのは勿体無いと言う。

「教科書で読んだ知識と実際に現地で経験して得る知識は全く違う」と彼女は言っていた。
確かに、「東南アジアの治安」という事に対しても、教科書で読んだだけの人と住んでいた人の知識には、雲泥の差があるはずだ。
百聞は一見にしかずという言葉がまさにそうだ。

また、この記事を読んでくれている人に向けては、自身の経験から

「女の子でカンボジアに行くと言うと、周りはとても心配されて行かない方がいいんじゃないかと言われた。しかし、それはその人の価値観で判断してる訳であって、実際に来てみたらそんな危ない事もないし、私はカンボジアという国が大好きです。」と言っていた。
なんか、ここまで素直に言えるのが素晴らしい!!

最後に彼女の経歴をざっと載せておきますね。
ゆうみちゃんありがとうございましたーーーー!!

彼女の経歴

1999年9月 岡山県で生まれる
小学校3年〜5年 父の仕事の関係でアメリカのオハイオ州で過ごす
岡山県の中高一貫校に通う、女子サッカーをしていた
浪人時期、東京の予備校にて寮生活
キリロム工科大学に入学、現在

この記事をきっかけに少しでも行動に移す人が増えたらと思っています。
もっとたくさんの人に彼女たちの事を知って欲しいです!!
もちろん、彼女の話をもっと聞きたい人がいれば僕にご連絡ください。


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