![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96079340/rectangle_large_type_2_5a4202a009975199d7eaaea43936a452.jpeg?width=1200)
フリーエンジニア 案件斡旋会社のハナシ その2
案件斡旋会社を探す時
この記事はこれからフリーランスになりたい、もしくは別の案件会社を探しているフリーランス向けの記事である。
前に少し案件斡旋会社について書いたので軽く読んでもらった後だと内容が入りやすいかもしれない。
エンジニア採用を採用側から考える
最近、リファラル採用なんてワードを目にすることが多くなってきた。このリファラル採用ってなんじゃらほい、ってハナシを少ししよう。
平たく言うと縁故採用を横文字にしただけの言葉で、求人媒体を使って新しくヒトを入れるより社員の友人知人を入れた方が色々といいよね?という仕組みになる。
求人媒体を使って正社員を採用しようとすると、思ってる以上にカネがかかるんだよな。これは会社で人員計画を立てて採用担当なんてコトをやったことがある人間なら痛感する。求人票を求人媒体に出してもびっくりするぐらいエンジニアが集まらない。いや、マジで。
ようやく応募が入って来た、と思うとスキルアンマッチだったり、会社の方針と違っているヒトが来たりと能力とは関係ないトコで社員採用ができなかったりして、本当に大変なのです。
個人的な体感(零細ITヒト売り企業)だと正社員1人採用するのに50万ぐらいのカネはかかるんじゃないかな。求人媒体に出しても1人も応募がないなんてコトもザラだったり。これは出す求人媒体が悪かった、という原因が見つかったので改善の手を打てたんだけれど、それでもやっぱりなかなかにヒトは集まらない。それぐらいエンジニアを採用するのが大変。
そうなってくると、自社にいる社員の友達を採用して貰おうという流れになるのは当たり前だよなぁと思う。
オッサンも在籍していた零細ITヒト売り企業にこのリファラル採用という仕組みが導入され、実際、オッサンも少なくない数の知り合いを自分の会社に入れた。1人入れると20万ぐらい貰えたんだよな。
その昔は6次請けや7次請けのクソみたいな待遇しか出さないヒト売りの企業が多かったからな。3次請けや4次請けの給料を提示すると喜んで移籍してきた。みなし残業を悪用している会社とか腐るほどあったしな。みなし残業を適法に運用する仕組みを整えている会社もあってこれがまたタチが悪いので、個人的にはみなし残業をエンジニアに適用している会社は選ばない方がいいと思う。ヒトによって基本給が違うはずなので残業代が一律固定になるハズがないから、固定残業代となっているトコは色々とお察しするレベルなので見送った方がいいけれど。
極まれにすごくいい会社が存在していて、みなし残業がついていても定時で帰れるトコもある。こういう会社はなぜか口コミで広がらないので探すのに非常に苦労すると思う。
そもそも知り合いを自分の会社に入れるということは、入れてもいいヒトであったり会社であったりという前提があって成立する仕組みなんだよな。
リファラル採用にどれだけカネを積んでも、その会社がアレで知り合いを紹介したくないということであれば無駄なんだけれどな。知り合いを地獄に引きずり込むようなマネは常人には出来ないし。
案件斡旋会社もリファラルをやっている
検索エンジンをかけてると色々な案件斡旋会社が出てくるんだけれど、この会社もほとんどのところでリファラル採用をやっている。
自分で検索をかけて斡旋会社に所属し案件を貰ってもイイコトがないのに、知り合いに紹介してもらって所属して案件を貰うようになるとイイコトが起こる。不思議。
オッサンの経験からすると、紹介した側もされた側も現金が貰えたり、大手ECのギフト券がもらえたりと双方が得をする仕組みになっている。
リファラル採用の場合、紹介した側だけが貰えるコトが多い。でも、知り合いを紹介して自分だけ潤うなんて仕組みは気分があまりよくないんだよな。オッサンは紹介した時の報奨金の半額を入社祝いにしてくれと交渉し、実際に仕組みが変わってリファラルで採用されるケースが増えた。自分も相手も得をするという仕組みであれば声をかけやすいし、相手が入社した後にその仕組みを知って何か思うなんて気も使わなくて済むし。
オッサンが今所属している案件斡旋会社は、オッサンも紹介する人も案件が決まれば貰える。当然、案件が決まらなければ貰えない。
正社員を採用するわけではないので、全く知らないヒトを紹介しても案件が決まれば、オッサンも紹介した人も貰える。
つまり、これからフリーランスになって案件を探そう、または、他の案件斡旋会社を探そう、なんてヒトは、既にフリーランスになっているヒトに紹介をして貰って斡旋会社を探した方が得をする。
ちなみに、オッサンも紹介するだけならやぶさかではないので、声をかけて貰えれば紹介だけはする。案件の保証は全くないが。
2023年1月現在だと、名古屋の運用設計のハナシがどうにもならなくて発注主も元請け会社もうちの斡旋会社も困っているので即採用になるんじゃねぇかな。数年は同じ案件の仕事があることが分かってる。
月1本近くは貰えるが、常駐なのよな。
誰かいねぇのかな、本当に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?